より大きな巨大シャボン玉を作りたい！作り方を検証するパパたちの秘密会議

この夏、いろいろなイベントに呼んでもらっている「パパしるべ」。

その一つのコンテンツが、各地の公園で磨いてきた巨大シャボン玉。

子どもたちに大人気の巨大シャボン玉をさらにグレードアップするためには、どう作ったら良いのか。

秘密の会議が水面下で実は行われているのです。

今回はそのレポートともにこの夏、パパしるべがお邪魔するイベントの情報をお届けします。

巨大シャボン玉会議は日曜早朝6時から!?

パパしるべ編集長のジョージです。

去年の秋、公園を舞台にパパがつながる実証実験として「パパのワンオペ秘密基地」をスタート。

何か盛り上げるためのアイテムはないかとたどり着いたのが、シャボン玉でした。

もともと娘たちがシャボン玉を好きだったこともあって、よく遊んでいたシャボン玉。

インターネットやパパ友からの情報を元にして、いろいろな工夫をして遊び、節約も兼ねてシャボン玉液を自作したりしてきました。

まさかその経験が生きるなんて、夢にも思っていなかったです。

今ではシャボン玉の大きさを求めるように

インンスタグラムでたまたま見つけたシャボン玉パフォーマー「シャボン玉オヤジ」さんのところに弟子入りしてからは、釣り竿を使った巨大シャボン玉作りにチャレンジしてきました。

メモ

シャボン玉オヤジさんのインスタグラムはこちら

そんなシャボン玉はどこに行っても大人気！

公園などではかなり遠くから子どもたちが駆け寄ってきてくれます。

さらに大人たちにもヒットしました！

この公園企画に多大なる協力をしてくれているNPO法人ファザーリング・ジャパン関西のメンバーたちは、かなり強く興味を持ってくれて、今後も大阪や京都で開催する実証実験企画の進化版「PAPATOパーク」でたくさん遊びたい！と言ってくれているのです。

もちろん師匠直伝のアイテムやシャボン玉液はかなり強力なのですが、パパたちの思いは当然「もっと何かできないか？」。

子どもたちが喜んでくれた姿を目の当たりにした、パパたちのあくなき探求心は止まりません。

そして、このシャボン玉をさらにグレードアップさせるためのプロジェクトが秘密裏に立ち上がったのです。

それが「シャボン玉秘密工場プロジェクト」

先日、その記念すべき第1回目の会議が行われたのですが、その時間は日曜日の早朝6時スタート。

遊ぶことには真剣！でも家族には影響しないように！

ということで、家族全員がまだ寝ているうちに実施することになったのです。

秘密会議といったらやっぱり深夜、暗い時間にやるものだと思っている人も多いと思いますが、この方たちはそうではないのです。

正直僕自身も平日は毎朝弁当作りもあるので、早起きしていてそれほど苦ではないのです。

理系パパさく裂！巨大シャボン玉の作り方を科学する

材料の成分表示ではわからないことがある

言い忘れましたがさすがに会議はオンラインでした。

寝起きのおじさん7人が集結してスタートした会議では、どんなことが話されたのか？

いったいどうやったら安定的に大きいシャボン玉を作ることができるのか？

師匠直伝のアイテムを使っているものの、師匠のようにはなかなかできません。

そこにはどんな違いがあるのか？そんな議題が持ち上がりました。

詳しい配合はイベントに参加してくれた人にしかお教えしていないのでここでは控えさせていただきますが、我々がシャボン玉液作りに使うのは「水」「食器洗い用洗剤」「洗濯のり」この3つだけです。

ネットで検索したことがある人はわかると思いますが、もっといろいろなものを使うレシピもあります。

ただ僕たちとしては、まずはこの3つで出来るところまで試してみたいのです。

文系の僕には正直よくわかりませんが、材料のポイントになる成分は洗剤の界面活性剤と洗濯のりの「PVA＝ポリビニルアルコール」であることは間違いなさそうです。

そんな時一人の理系パパがポツリ。

ただ、界面活性剤にもPVAにも種類があるだろうからねー

何気なく言ったんだと思うのですが、僕にとっては衝撃的。

成分表示を見るだけではわからないところがあるとは！さらに！

界面活性剤の割合が多くても、他に何が入っているかがポイントになるはず

うーん、よくわかりません（汗）。

と思ったら別の理系パパが詳しく教えてくれました。

そこには衝撃の言葉が！

巨大シャボン玉はガンダムのようなもの

「おそらく洗剤を作るメーカーはシャボン玉のような泡が大きくなるようなことは求めていない。

泡切れをよくするためにむしろ泡が早くなくなった方がいいわけです」

そのパパによると、つまりは界面活性剤以外のもので、泡切れを良くするようにしている可能性があるということ。

確かに食器洗いの時は洗浄力は欲しいもののいつまでもヌルヌルしているのは困るもの。

さらに・・・

「泡を大きくすることにメリットを感じている人はほとんどいないわけです。

きっとここに集まってきているような遊びたい気持ちが強い人たちだけ（笑）。

だから、シャボン玉を大きくしようという研究は見たことがない。

つまりは、今までほとんどの人たちがやってこなかったことを真剣にやろうとしているわけです。

言ってみれば、我々はガンダムを作ろうとしているのと同じようなことをしているんです」

ガンダムとは、今のパパ世代が子どこの頃に心を躍らせたロボットアニメ。

まだまだロボット技術が発展途上だった時代に、巨大ロボの存在は夢のようなこと。

「そりゃちょっと言い過ぎでしょ」とは思いつつも・・・