子育てをしている20代〜50代のパパ200人に、LINE参加型アンケートコミュティ「パパしるべ総研」で毎週アンケートを実施。パパたちのリアルな声を見てみましょう!
今や夫婦で仕事や家事育児を分担するのは当たり前の世の中。
積極的に関わっているパパもたくさんいると思いますが、「家事育児をもっとやってほしい」と言われたら、果たしてパパたちに余力はあるのでしょうか?
パパしるべ総研で集めたパパたちの回答からは、様々な心の声が聞こえてきました!
8割の夫が家事育児に余力あり!?
労働力減少に伴い必要な女性の社会進出や少子化など、いろいろな問題を解消するためにも、現在主流となっている共働き夫婦は仕事をしながらも協力して家事育児をしていくことが必要になります。
それは皆さん実感していると思いますが、「もっとパパも家事育児に参加を」という内容の記事を多くのメディアで目にするような気がします。
いろいろなデータからも、やはり男性の家事育児参画が少なかった状況があるからこそ、そういった表現になるのはわかりますが、もうすでに家事育児に参画しているパパたちからすると、「もっとやらないといけないの…」とモヤっとすることもあるでしょう。
仕事は仕事で手を抜けないし、職場の周囲からの期待もあるし、実に悩ましいところです。
ただ、もちろんそれは女性側も同じ。
では、実際に現状よりも家事育児はできるのでしょうか?
ズバリ、聞いてみた結果がコチラです。
少しなら:51.3%
まだまだできる:28.2%
もうできない:20.5%
なんと!約8割のパパは、今以上に家事育児ができる、という回答をしています!
素晴らしい積極性!
もちろん、半数は「少しなら」とそこまで余裕があるというわけではなさそうですが、それでもやる気はあるということですよね。
一方で、古い価値観かもしれませんが、「できますか?」と聞かれた時に、ちょっと無理をしてでも「できます!」と答えなければいけないようなプレッシャーもあったのかな…と想像してしまいますね。
家事育児は永遠の夫婦問題。気持ちはモヤモヤ!?
では、今の仕事と家事育児のバランスに対して、気持ちの面ではどう感じているのでしょうか?
どちらかというと満足:56.4%
どちらかというと不満:33.3%
大変満足:7.7%
大いに不満:2.6%
全体的に見ると、比較的満足に近い人が7割近く。しかし、その意見は様々です。
まずは、不満サイドのコメントはどうでしょうか?
- いろいろ家事のリクエストが飛んでくるが、すぐやらないと怒る。やり方も自分のやり方を細かく指示してくる。ある程度は任せて自分のペースでやらせて欲しい。
- なし崩し的に家事の役割が決まり、こちらが何かお願いするとブーブー言われ、向こうからの依頼には断れない状況。
- 妻が在宅勤務を理由に、ずっと家にいる。買い物には行って欲しい。
- 話し合いのうえ、炊事・洗濯・掃除などの「家事」はほぼ私の担当。育児関係は、本人の希望もあり妻に任せている部分が多い状況。妻の育児を見ていて、もう少し要領良くならないかと不満に思ってしまうことがあります。
パートナーに対してはいろいろな思いがあるようですね…。
でも、決してパートナーに寄らない不満もありますよね。
- どちらも中途半端な気分。
- 仕事の時間が長くなり、家族との時間が少ない。
- 妻が週の半分くらいは単身赴任なので、自分は早出勤務や超過勤務などの面で職場に配慮してもらっていますが、仕事と育児家事でプライベートな時間がほとんどありません。
- 夫婦それぞれの両親も遠く離れて住んでおり、毎日仕事→子育て、家事の繰り返しで家事育児から離れる余裕がなく、特にコロナ禍になってから一度も休みがないような気分。コロナ禍でファミサポも使いづらい。病児保育も子どもがよくなる風邪では頼りにできず、子どもが熱を出した瞬間に仕事の予定が崩れる。すいません、愚痴になってしまいました。
仕事の状況はもちろん、感染が拡大する世の中の状況もまた不満につながりますよね。
一方で「大変満足」と「どちらかというと満足」という人たちのコメントも見ていきましょう。
- 育児のための勤務時間の制度を活用できているため。
- 在宅勤務で平日に娘の習い事もできる。また学童にいれずに夏休みを迎えられるのでとてもよくなった。
- 残業をあまりせず、早く帰れて家事育児できているから。
やはり仕事の環境が満足度に関わっていることがうかがえます。
在宅勤務が良い影響を与えているいいケースだと感じます。
他にはこんなコメントも。
- とりあえず基本的なご飯は全部ストレスなく担当出来ていると思うので。
- 基本、自分で全部やるつもりですが、奥さんがすすんで沢山やってくれる。
- 自分の裁量でコントロール出来る立場にいるので。
パパ自身が中心的に入っていることがうかがえますよね。
主体性をもって自らがタクトを振るう立場になると、感じ方も変わるのかもしれません。
「大変満足」と答えた人からはこんなコメントが。
- 主に朝は私が家事担当。夕方は妻が担当。お互いのペースでやれていると思う。仕事が定時で上がれることが多く、家族との時間も十分に確保できる。また、月1程度で平日に休みをとることもでき、自分の自由な時間もある。
充実感がにじみ出ていますよね。素晴らしい!
しかし、満足サイドのコメントにもにじみ出るモヤモヤがありました。
- できるかできないかじゃなくて、仕事と同じで、誰かがやらないと回らない。
- まだまだ出来ると思うが、なかなか実行に移せない。
- コロナで在宅勤務の自分が平日家事全般をやるようになりましたが、子どもとの時間も増えて満足しています。もうちょっと妻にもやってほしいけど…
- 基本的にはうまく分担できていると思います。しかし、相手の仕事の都合で急きょバランスが崩れることがあります。
仕事と家事育児のバランスは子育て家庭にとって永遠のテーマ。
さらに夫婦のコミュニケーションも関わってくるので、そう簡単に全部スッキリというわけにはいかないですよね。
いろいろな状況が変化する中では、しなやかに対応しながら、家族で一体となって調整していくことを続けていきましょう!
アンケートにご協力いただきありがとうございました。
さて!
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