子どもの前で夫婦喧嘩は脳に悪影響!?止め方や話し合い方のコツとは

パートナーシップ コミュニケーション 暮らし

子どもの前で夫婦喧嘩は脳に悪影響!?止め方や話し合い方のコツとは

先日、パパしるべ総研で行ったアンケートでは、子どもの前で夫婦喧嘩をしたことがある人が7割以上、また、それを“アリ”と答えた人は4割という結果になりました。

アンケート結果はこちら

とはいっても、夫婦喧嘩があまりに多いのも考えものですよね。

そこで、夫婦喧嘩をしてしまうとしても気を付けたいポイントについて、各地で夫婦向けのセミナーを行うパートナーシップのスペシャリスト、林田香織さんにお話を伺いました。

激しすぎる夫婦喧嘩は子どもの脳に悪影響

激しすぎる夫婦喧嘩は子どもの脳に悪影響

これまで数々の夫婦の喧嘩事情を聴いてきた林田さんから見て、そもそも子どもの前で夫婦喧嘩をすることについて、どう感じているのでしょうか?

アンケートのコメントにもありましたが、夫婦は大人かもしれませんが、完ぺきではないですし、感情が昂ることもあります。

子どもに対して、取り繕ってキレイなところだけを見せるのではなく、人間らしいところ見せることも決して悪いことはないと思っています。

しかしながら、正直なところ“夫婦喧嘩は子どもの前でしていい”とは言い切れません。

“見せていいレベルのもの”と“見せてはいけないレベル”のものがあると思います。

子どもの前での夫婦喧嘩についてネガティブな方からのコメントに『面前DV』というコメントがありましたが、実際に怒鳴り声や恫喝している姿を見ることは子どもの脳に悪影響を与えるということが、科学的にもわかっているのです。

これは、直接的に子ども自身が怒鳴られたり、暴力を振るわれていなくても起こります。

つまり“見せていいレベル”というと、議論が熱くなっている状態など、あくまで対話の延長線上にあるものと考えていいでしょう。

議論している内容から逸脱した、互いの人格否定などの罵りあい、暴力を振るうといったことは言語道断。

それは“見せてはいけないレベル”です。

夫婦喧嘩がヒートアップしそうな時は「あとで話す」

夫婦喧嘩がヒートアップしそうな時は「あとで話す」

しかし、夫婦喧嘩って、だんだんと熱くなってしまうことが多いですよね。

熱くなりすぎないためにはどうしたらいいのでしょうか?

一旦、沸点を超えるまで熱くなってしまったら、そこから自分で抑えるのは非常に難しいというのもわかります。

まあ、多くの人がそうですよね。

なので、『あ、これはこのままいくとお互い熱くなりすぎるぞ』と気づいたら、一回やめるということが必要だと思います。

ポイントは、やめた方がいいと考えられるうちはまだ冷静なので、そのうちに勇気をもって言い出すことが重要です。

また、このように、熱くなりすぎてしまうと気づいた方が、先送りを提案するということを夫婦のルールとして互いに共有しておくことも必要です。

我が家でよくあるのが、どちらかが『あとで話そう』と提案して、子どもたちが寝た後などに改めて話すこと。

まあ、あとで大喧嘩になることもありますが、少しだけでも時間を経て落ち着いて話せる場合もあります。

また、すでに互いの考え方などにギャップがあって簡単には結論が出ないとわかっていることもあると思います。

その時はさらに長く時間を置く、いわゆる“塩漬け”にするという選択肢もあると思います。

時間が経つことで、状況が変わったり、考えが柔軟になったり、そもそも大したことではなくなったりすることもあるので、結論を急がない時はそういう方法も考えてみてください。

建設的な夫婦喧嘩をするための、話し合い方のポイント

建設的な夫婦喧嘩をするための、話し合い方のポイント

では、そんな林田さんが考える、夫婦喧嘩で大切にした方がいいことはどんなことでしょうか?

まず、今話すべきかどうか?と判断することです。

子どもの前でする話しかどうか、という内容の面もそうですが、互いの体調や、仕事の状況など、様々な要因のせいで冷静さを失ってしまうことがあります。

そこを判断するためにはお互いの状況を知ることが必要なので、普段からのコミュニケーションを取ることが大切ですね。

また、お互いが頭の中で整理しきれていないことは話さない方がいいと思います。

漠然としていると、議論が進まなくて、よりイライラしがちですよね。

悩んでいるポイントや、迷っている理由など、できるだけ整理してから話しましょう。

もちろん、これも片方だけが整理できている状況ではなく、両方がある程度整理されていないといけないので、急に話をはじめたりせずに、話すタイミングも事前に相談した方がいいですよね。

そして、どんな内容にしてもお互いの考えをテーブルに乗せることも大切だと思います。

話し合いという体はとっていても、伝えるのがうまい方や、情報をたくさん持っている方が、マウンティングをとるような形になってしまいがちです。

それでは、建設的に話を続けることはできないし、イライラも募り、感情的になりやすいと思います。

夫婦には少なからず考え方や価値観のギャップがあり、それをすり合わせるために夫婦喧嘩に発展してしまうことはありますよね。

でも、それをただの喧嘩にせずに、いい形で発展させるためには、喧嘩をする以前に、いかに普段からいい関係を築いているか?ここにかかっているのではないでしょうか。

自分も決して出来ているわけではないので、自戒をこめてお伝えします(苦笑)。

夫婦喧嘩はする前が大事。

ぜひ皆さんも肝に銘じておきましょう。

-パートナーシップ, コミュニケーション, 暮らし
-, , ,

© 2021 パパしるべ運営委員会