保育園の送迎や保護者会に行くといるのはほとんどママ、というケースがまだまだ多いのが現実。
なので、パパ友よりも作りやすいのはママ友かもしれません。
では、ママ友がいるパパって実際どのくらいいるのでしょう...!?
そもそもパパ達はママ友が欲しいのか。
もし既にいる人ならば、どういうきっかけで知り合い、どんな話をしているのか。
気になるパパ達のママ友事情を、公式LINEアカウントに登録している2,500人のパパたちに聞いてみました。
男女という関係も踏まえて、気をつけないといけないことも併せてご紹介します。
ママ友がいるパパは多数派?少数派?
パパしるべがこれまで実施してきたアンケートでは、「パパ友」について何度か聞いてきました。
子育てをする上で、同じく子育てをしている仲間がいることは、精神的にも情報的にもプラスになると思います。
そしてそれはパパ友でもママ友でも。
そこで今回は、パパに対して、ママ友がいるかどうかを聞いてみました。
リアルな実態はどうなんでしょうか??
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パパに質問!ママ友はいますか?
- いる:47.8%
- いない:52.2%
かなり拮抗した結果になりましたが、「いない」がやや多い状況です。
家事育児に積極的なパパたちが集まるパパしるべの中でこの結果。
となると、実際はもっと「いない」という人が多いように推測できそうです。
ママ友とどうやって知り合いましたか?
- 自分から話しかけた:36.4%
- 妻を通じて知り合った:27.3%
- 向こうから話しかけられた:18.2%
- その他:18.2%
これはちょっと意外な結果でした。
どうしても子育てに関する情報は妻から仕入れる男性が多い現状がある中で、自分から話しかけたというパパがトップ!
決してこちら側にやましい気持ちがないとしても、女性に話しかけると余計な誤解を生むこともあります。
その点で躊躇するパパもいると思いますが、実際はあまり気にしていない人も多いようです。
ちなみに、その他の回答にはこんなものがありました。
- 仕事や地域での役割等通じて自然と
- たまたま同級生がいた
地域や保育園や幼稚園のイベントで一緒に活動することも、確かにつながるきっかけになりますよね。
一方で、たまたま同級生というのはレアケースですが、こういう繋がり方は気が楽だと思います。
一方で、現状ママ友がいない人たちはどう思っているのでしょうか?
いない人へ質問!ママ友はほしいですか?
- はい:58.3%
- いいえ:41.7%
おおむね「6:4」でママ友がほしい人の方が多いですが、そこまで圧倒的ではないようです。
ちなみに「ほしい」と答えた人のコメントを見てみると…
- 妻の考え方とよその考え方を比較、参考にしたい(30代)
- 嫁には直接聞きにくいママの気持ちを聞きたい(40代)
- 支援センターに行っても1人であることが多い。話せる相手がいるだけで気分転換にもなる。(30代)
- 子育ての悩みや楽しさを共有したい(20代以下)
- 普段保育園に関わっているとパパとなかなか会えないので(30代)
- ママ友に限らないけど、友達はほしい。まだ保育園に行き始めたばかりなので、もう少し時間はかかるのかなぁ(20代以下)
自身の妻や家庭についてのこともありましたが、一方でパパ友がほしいもののなかなか出会えないという現実も見えます。
パパたちの姿が子育ての現場で当たり前になると、状況は変わっていくのでしょうか?
パパ達はママ友とどう付き合えば良い...?
このアンケートを実施するときに「禁断の質問」と書きましたが、先ほども触れたようにパパママという属性であっても男女であることは間違いありません。
昔から「男女の間に友情は成立するか?」という話題がやけに盛り上がるように、男女であることをちょっと過剰に意識する人も少なくありません。
そんな中で、パパたちはママ友とどう付き合っているのか?
まずはママ友とはどんな話をするのか聞いてみました。
ママ友とはどんな話をしますか?
1位:お互いの子どものこと:81.8%
2位:幼稚園や保育園、学校のこと:72.7%
3位:地域のこと:45.5%
この辺りは想像通りかもしれません。
もう少し具体的に盛り上がった話についても聞いてみました。
- 子どもの習い事やイベントなどの情報交換が多いです。(40代)
- 市の子育て支援センターについての話題(30代)
- 子どもの遊びの計画や学校での様子など(40代)
- 地域の小学校の評判(30代)
- 地元情報は女性が強い!特に新しいお店の情報は早いし細かい!(30代)
やはり圧倒的に多かったのがいろいろな情報交換。
中でも親以外から見たわが子の情報は本当に貴重です。
- 息抜きはどうしているか。ママ友の旦那が知り合いだから、私の息抜きをママ友の旦那さんに教えているみたいです。(30代)
- 旦那の悪口をひたすらに聞き、多分パパはこうなんですよーと生態を解説している。(40代)
互いのパートナーに関するものもありました。
これもまた我が家以外の情報を得ることで、家庭での視野を広げてくれるものだと思います。
一方でこんな声も。
- たまたま同業他社の方だったので、仕事の裏話をしていますww(30代)
共働き時代を象徴するような回答!
実は、ママ友とどんな話をするかの第4位には「仕事の話」が入っていました。
確かに同じ地域に住んでいると、割と近い生活スタイルや通勤状況の人も多いのでこういうことは時折ありますよね。
パパ友もそうですが、ママ友もまた仕事と関係ないところで出会える面白い存在になることもありますよね。
ここまでの結果を見ると少なくともやましいことはなさそう、というか、こんなアンケートでそんなことを書く人もいないでしょうけど。
また、ママ友とつながることのメリットはこんなことを感じているようです。
- パパ同士とは違うチャネルの情報を持っている(30代)
- 現状、明らかにママの方が子ども周りの出来事や学校のスケジュールなどの情報が早い。自分の周りだけかもしれないけど…40代)
- 妻とママ友が共通の友達だから、ママ友からよく旦那を趣味に連れ出してとお願いされる。ママ友旦那と共通の趣味があるからそれは、メリット。(30代)
- 子どもに関連する情報が得られるので助かっています。(40代)
- 自分がいないところで妻が自分のことをどう話しているか聞ける(30代)
- 多様な子育てを知ることができるから(40代)
- 地域の人たちの情報は持っているパパたちが少ないと感じています。(30代)
やはり中心となるのは、先ほどの盛り上がった話同様に情報。
仕事においても、情報源は多い方が多角的な見方ができるところは大いにあると思います。
また、多様性というのもキーワードですよね。
ちなみにこんな声も。
- 特になし。パパ友と同じ存在(30代)
これもまた納得。
パパだからママだからということを意識しなければ、あまり関係ないかもしれません。
では、パパたちはどんなことに気を付けてママ友と付き合っているのでしょうか?
- 近づきすぎないこと。2人きりにならないように、子どもや妻を入れて交流すること。どこで何を言われるか分からないし、実際にパパ友ママ友での不倫があったので。(40代)
やっぱり、実際にあるんですね…でも、だからこそ余計な誤解を生まない工夫は必要ですね。
- 男女を意識しないクラスメート的な感覚(30代)
すごくわかりやすい!その感覚は大事な気がします。
- 自分の子どもの自慢をしすぎないように(30代)
なるほど。これはママ友だけでなく、パパ友に対しても大事ですね。
そして、やはり中心だったのは自身の「妻」に関わるもの。
- 妻とママ友が仲良いから、家庭の内情を話すのは気をつけています。(30代)
- 自分のママの前であまりママ友の話はしない。(40代)
- 良い意味で、妻に詳細は話さない。(30代)
なるほど、これはエチケットですよね。
仲良くなっても、踏み込みすぎないラインは大切です。
そして、もうひとつ。
- 妻に話す感覚でしゃべるとセクハラと思われそうなので、そこは気を付けています(30代)
確かにこれもエチケット(笑)。
家庭内だけで笑えるノリってありますよね。
この方の場合はそれがちょっと下ネタ的なことなのかと勝手に推測します。
いかがでしたでしょうか?
パパが子育ての現場に増えることで状況は変わってくると思いますが、女性が多いという現状の中では、男女ということはエチケットの範囲でしっかり押さえて付き合っていく必要がありそうです。
もちろんこれは男女逆で考えても同じですが。
男女関係なく、子育ての同志として楽しんでいきましょう!
今回もご協力いただきありがとうございました。
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