プロが解説!失敗しないフローリングのワックスのかけ方や下準備

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プロが解説!失敗しないフローリングのワックスのかけ方や下準備

リビングのフローリングは日常的に掃除をしていると思いますが、ワックスとなるとちょっと面倒くさいですよね。

でも、たまにはしっかりやりたい!

でも、やり方がよくわからないという人も多いのでは?

そこで今回は、家事のスペシャリスト!NPO法人tadaima!の三木さんに、フローリングにワックスをかける方法について伺いました!

ワックスの2大メリットは「床の保護」と「ツヤ出し」

ワックスの2大メリットは「床の保護」と「ツヤ出し」

家具を移動したり、床をゴシゴシしたり、力仕事も多いので、ぜひ、パパとママで協力してやりたいところワックスがけ。

僕のところには、このワックスのかけ方に関する相談が多いのですが、その中でもよく聞くのは・・・

「ワックスがけしたのに黒ずんでしまった」

「甘く見ていたけどムラが気になる」

「想像していた以上に大変で、やらなきゃよかったと後悔した」

そうなんです。

ワックスがけは、手順を知らないで適当にやってしまうと失敗しがち。

こんなことにならないように、今回は超簡単な「ライトバージョン」とガッチリピカピカにする「本気バージョン」をご紹介します!

ワックスは、商品によっていろんな効果をうたっていますが、ざっくり分けるとメリットは2つです。

1.床の保護(傷防止)

フローリング表面をコーティングすることで、水分の吸収を軽減してくれたり、傷から守ってくれたりします。

ただ、傷防止に関しては樹脂コーティングの硬さや厚みによって効果が違います。

業者が使う本格的なものであれば、かなり効果は高いですが、素人が簡易的に塗る市販のワックスだと、そこまで劇的な効果は期待できないかもしれません。

もちろん、やった方が、効果があることは間違いありません。

2.床のツヤ出し

市販のワックスで最も効果が期待できるのは、このツヤ出しです。

やっぱり見た目が全然違います。

ほどよく光沢のあるフローリングって気持ちがいいものですよね。

本気で床の保護のためにコーティングしたいなら、ワックスではなくて「フロアマニキュア」「フロアコーティング」と呼ばれるものを検討するのをオススメします。

ただ、業者さんが入っての施工になることがほとんどなので、お値段もそれなりにかかります。

ワックスはかける前の準備が大事!

ワックスはかける前の準備が大事!

ライトバージョンでも、本気バージョンでもワックスがけをするときの下準備は同じです。

そしてこの下準備が、仕上がりを美しくできるか、汚くしてしまうかの分かれ目なので、ちょっと面倒でもしっかり守るようにしてください。

まず、ワックスがけ前の掃除は丁寧にしましょう!

ホコリや髪の毛に気が付かないままワックスを塗ってしまうと、乾いたあとに取り除くことが難しくなります。

だから、事前の掃除はできるがけ丁寧に行いましょう。

これがキレイな仕上がりにするための大前提となります。

事前掃除の手順

  1. 帽子、タオル、三角巾などを頭に巻く
  2. ドライシートなどで大きなホコリや髪の毛を拭き取る
  3. 掃除機をかける

掃除中に髪の毛が落ちてしまわないように、帽子などを忘れずにかぶってください。

そしていきなり掃除機をかけると、ホコリが舞い上がってしまいます。

まずはドライシートなどでさっと大きな汚れを拭き取り、その後に仕上げとして掃除機をかけましょう。

また、もし大掃除をしようと思っている場合は、できれば数日前にやってしまいましょう。

気持ちとしては、せっかくキレイになった床が汚れるのは嫌だし、いろいろな掃除を全部終えてから、最後の仕上げに床のワックスをかけようと、と思うかもしれませんが、実はこれが非効率。

ワックスがけをするときは、部屋の家具を全て部屋から出すか、端っこに寄せる必要があります。

大変だと思いますが、これはやらないとワックスがムラだらけになってしまうので、頑張りましょう! 

このとき、家具を移動させたついでに、家具の裏などにたまっている汚れをキレイにして、家具の脚などもキレイに拭き上げましょう。

そしてワックスが塗り終わり、乾いたら家具を元に戻します。

こうすると、そうすると、家具の移動が一往復で済みます。

ワックスがけを本気でやると仕上がり抜群!

本気でやると仕上がり抜群!

1.ワックスがけライトバージョン

ライトバージョンはとにかく手間を少なく、床に輝きを取り戻すためのワックスがけです。

ライトバージョンにオススメなのが、液体タイプのワックスではなくてシートタイプのワックス。

乾きが早く、塗りやすい、というのがオススメの理由です。

ライトバージョンの手順

  1. 下準備(家具を動かして事前に掃除)
  2. 部屋の奥からワックスがけをしていく
  3. 乾くまでの間、動かした家具などを掃除する
  4. 時間と気合があれば2度塗りしましょう

ポイント!「出口までのシミュレーションを忘れずに!」

ワックスは部屋の奥から手前へと塗っていきます。

このときに、なんとなく塗り始めるのではなく、一度塗っていくルートのシミュレーションしてみましょう。

ちゃんと全部を塗って、出口までたどり着けるルートを把握してから塗り始めます。

2.ワックスがけ本気バージョン

本気バージョンは、いま塗られているワックスの剥離から行います。

古いワックスの上からワックスを塗り重ねていくと、黒ずみの原因になることがあるからです。

新しく塗るときは古いワックスを剥がしてから塗り直すことで、より美しい仕上がりにすることができるのです。

また、シートタイプではなくて液体タイプがオススメです。

液体タイプの方が、床の保護効果がより高いタイプや、ツヤ出しの効果がより高いタイプなどバリエーションが豊富です。

本気バージョンの手順

  1. 下準備(家具を動かして事前に掃除)
  2. 巾木、ドアストッパーなどワックスが触れたくない場所にマスキングテープを貼る
  3. 市販の「ワックス剥がし」(剥離剤)を使って古いワックスを剥がす
    (剥がし剤がかかったところをスポンジなどでこすると古いワックスが落ちます。終わったら、雑巾で水拭きしてください)
  4. 部屋の奥からワックスがけをしていく
  5. 乾くまでの間、動かした家具などを掃除する
  6. 時間と気合があれば2度塗りしましょう

ポイント!「ワックス剥がしは一気にやらない!」

剥がし剤は、部屋の全面を一気にやるのではなく、細かくブロック分けをして、少しずつ丁寧に行います。

そうしないと、最初に塗った部分が固まってしまって、上手にワックスを剥がすことができないという事態になってしまう場合があります。

また、このときマスキングテープで区画を分けておくと、どこまでやったかわかるので便利です。

本気バージョンは結構大変です! 下手したら1日では終わらず、2〜3日かかってしまうかもしれません。

でも、それだけにライトバージョンに比べて仕上がりは格段に違います。

そして、やりきった時の達成感も大きいと思います。

大事な大事な家ですから、たまには気合いを入れてピカピカにすることに挑戦してみてはいかがでしょうか?

<三木智有>

NPO法人tadaima! 代表
1980年、鳥取県生まれ。フリーでインテリアコーディネーターの仕事を請け負うかたわら、男性の暮らし方を変えていきたいと2011年NPO法人tadaima!を設立。”10年後、20年後も「ただいま!」って帰りたくなる家庭にしよう!” をスローガンに、家族の家事シェアを当たり前にする活動中。

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