共働き夫婦に大切な仕事と家庭、プライベートとの切り替え。
他にも凹んだ時、怒った時など、気持ちを切り替えることが必要な場面はたくさんあります。
そんな時、パパたちは実際にどんな風に実践しているのか?
公式LINEアカウントに登録している2500人のパパたちにアンケートを実施。
みんなはどうやって切り替えをしているのか?
その方法や切り替えにまつわるエピソードなど、教えてもらいました。
切り替え上手なパパはどのくらいいるのか?
気持ちを切り替えることって得意不得意がありますよね。
でも、正直仕事と家庭でばたばたしていると苦手とか言っていられないし、凹んだ時や、腹が立った時などは気持ちを切り替えないといけません。
まずは、そもそも皆さん、切り替えは得意?不得意?どっちの方が多いんでしょうか??
気持ちを切り替えるのは得意な方ですか?
- 得意:17.9%
- 得意な方だと思う:28.6%
- どちらかというと苦手:25.0%
- 苦手:28.6%
全体的に見ると、弱冠苦手な人が多いという結果になりました。
正直、もっと苦手だと答える人が多いと思っていましたが、ちょっと意外でした。
仕事でも家庭でも力を発揮しているパパたちは、やっぱり切り替え上手ということなんでしょうか??
では、得意な人も、苦手な人も含めて、特に切り替えが難しいと感じていることはどんなことでしょうか?
切り替えが難しいと感じるのはどれですか?
- 腹が立った時:32.1%
- 凹んだ時:25.0%
- 仕事/家庭(プライベート):17.9%
- ON/OFF(活動する時間と休む時間):14.3%
- その他:10.7%
やはり、仕事とプライベートやONとOFFの切り替えはそれぞれ2割にも満たない状況。
一方で、腹が立ったり、凹んだり、という自分自身の感情の切り替えについては合わせて半数を超えています。
家族や仕事のことについては比較的切り替えはできるのだけど、自分のことだとなかなか難しいと感じている傾向が見えてきたように感じます。
では、そんな切り替えの課題について、実際にどのように対応しているのでしょうか??
パパたちはこうやって切り替えている!
今回は普段どのように切り替えているか?ということを課題ごとに聞いていますので、それを見ていきましょう。
まず、比較的切り替えられている人が多い「仕事/家庭(プライベート)」「ON/OFF」の切り替えについて。
仕事・家庭(プライベート)の切り替え方法
- とにかく外に行く(30代)
- 帰宅時に一度、近くの公園で動画を見たりして気分転換をする(40代)
- 今、何が最も大切か、何の為なのか、自分はどう在りたいのかを観つめることを心がける。(40代)
- 在宅のときですが、仕事終えたあと20分くらいはリビングに戻る前に切り替えの時間を過ごしています。(40代)
- 子ども達と接するので必然と切り替わる。(40代)
- 自営業なので、家で仕事をするときでも仕事用のシャツを来てスイッチを入れるようにしている。(30代)
- 打合せをいれる(30代)
- 朝のzoom会に出る、昼休みを45分と決める(30代)
- 通勤に自家用車で1時間かかるので、行き帰りともお気に入りのラジオを聞いている。(50代)
- 通勤の運転中に、今行ったら何をしなければ考えながら運転している(40代)
- 保育園に迎えに行くモードになると仕事はオフになります 40代
ON・OFF(活動する時間と休む時間)の切り替え方法
- シャワーを浴びる、自己啓発の動画を見る(30代)
- 風呂(40代)
- スポーツイベントなどに参加し強制的に仕事から頭と体を切り離す(40代)
- スマホを遠くに置く(30代)
- よく寝ること。(40代)
- 仕事部屋をつくる、場所と時間をセットする(30代)
ベースにあるのは「移動」「別のこと」といった物理的な対策が多いですね。
「お風呂」や「睡眠」といったリラックス系も一定数いた感じです。
そんな中、具体的な方法を教えてくれた方もいました。
- 振り返る(アウェアネス、客観視)
自身の行動、言動を通して、改めて自身を観つめていく。
コツは、①その自分の行動、言動によって相手はどう感じていたのかを振り返って観る。
②その行動、言動によって相手から自分はどう観えたのかを振り返る。
③その上で、自分はどう見せたかったのか、どう在りたかったのかを振り返る。
出来事や相手を通して自分と出会う。(40代)
なるほど!これはちょっと試してみたいですね!
続いて、切り替えが難しいと感じている人が多い「腹が立った時」「凹んだ時」の切り替え方。
腹が立った時の切り替え方法
- ひとりでゲームなどをする。(30代)
- 一旦その場、その機会から離れる(40代)
- 確認することです。本当に怒るに値する出来事かどうか、相手に意図を確認するようにしています。「それって○○ってこと?」みたいな。(40代)
- 基本的に、地球やコントロールできない物のせいにして自分を誤魔化しています...(30代)
- 子どもと遊ぶ(40代)
- 自分が何に腹が立ったのか、なぜそれが嫌だったのか、心の中で言語化しています(40代)
- 自分の期待を一旦諦める。(40代)
- 心を無にして仕事でも家事でも人と関わらなくても出来ることを黙々とやります。(40代)
- 深呼吸、溜めると良くなさそうなことは早めに伝える(50代)
- 人間に腹が立った時、「自分は自分・相手は相手」と思う。(50代)
- 早寝(40代)
- 相手と距離を置く、マンガを読む、音楽を聴く、YouTubeでお笑い動画を見る(最近は中川家のYouTubeが好きです)、録画していたアメトークを見る等(30代)
- 友達と電話(30代)
- 腹が立つのは“自分が偉いから”と勘違いしている自分に気づく。(40代)
凹んだ時の切り替え方法
- いい思い出を思い出したり、モチベーションの上がる映画や動画を見たりする(40代)
- 奥さんや友達、同僚に凹んだ話を聞いてもらう。その中で凹んだ話を笑いや学びに変えていくことで消化している気がします。(30代)
- 楽しいことを思い出す、またはテンションの上がる曲を聴く(50代)
- 妻にへこんだ話を話すと、少し気が楽になる。(30代)
- 山に走りに行く。(40代)
- 子どもと遊ぶ(40代)
- 自分の力不足を知り、これからに向けて精進していく。 どうしても凹むこともある。その時は1分だけ凹むと決めておく。(40代)
- 失敗は教訓として次に活かす。いちいち凹んでいたら飲まれる。凹まない。(40代)
- 銭湯に行く(30代)
- 全然関係ないことをします。ゲームとかドラマとか集中できることを。あと釣りで海にいると忘れられることがあります。(40代)
- 「ああ自分は今傷ついているんだな。これがショックだったんだな」と言語化しています。(40代)
- 味わいきる(30代)
基本的には、「仕事/家庭(プライベート)」「ON/OFF」と近いものも見受けられますが、先ほどの「アウェアネス」のような、自分自身の見方や考え方を工夫する人は、こちらの方が多いように感じます。
実はこういう人も多かった
今回、全体を通して皆さんが切り替えをするために様々な工夫をしていることはよくわかりました。
しかし、実は一方でこんな声も多かったのです。
- 切り替えようとすると『上手く切り替えられない』ことに悩むので切り替えないことにしました。ずっとONです。すっごく疲れます(笑)(第一子:未就学児 40代)
切り替えない!!!
共感できる気もしますが…実際にそういう人たちは一定数いたのでコメントを見ていきましょう。
- 仕事/家庭は、あまり切り替えをしていません。(30代)
- 仕事しながら家事、家事しながら仕事。(50代)
- 切り替えていません。どっちも地続きなイメージがあるので、違う場所にいるだけです。(40代)
- ON/OFFの切り替えはあまりしていません。(30代)
- 基本ONのまま。OFFにならない。(40代)
- 自営業のため自宅で仕事をしているのと5歳の長女、7ヵ月の次女の育児もあるのでON/OFFの境目がありません。ずっとONです!(40代)
- 切り替えない(50代)
切り替え方を聞いてみたら、いやいやそもそも切り替えようとしてないよ、という答えがここまで出てくるとは予想外でした。
ただ、こういう人たちも能動的に切り替えようとしていないものの、自然に切り替わっているのかもしれないですね。
切り替えに悩んでいる方の参考になったでしょうか?
今回もご協力いただきありがとうございました。
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