料理をする男性も増えてきていますが、家事の中でも負担の大きい料理はできればパパも参画したいところ。
今回は「パパしるべ」のLINE公式アカウントに登録している、1000人以上のメンバーにズバリ!
パパの得意な料理と、そのこだわりについてアンケートで聞いてみました。
パパの得意な料理、一番多かったのは!?
もうすぐやってくる母の日に、手料理をふるまうというパパもいると思います。
今回はもっと日常的な料理事情について、パパたちにアンケートを取ってみました。
もはやパパが料理をすること自体は珍しいことではありませんが、皆さんはどうなんでしょうか?
料理はしますか?
- めっちゃする:39.3%
- 結構する:39.3%
- あんまりしない:21.4%
そもそも得意料理を聞くことが前提のアンケートなので、料理に積極的なパパが多くなることは予想していました。
結果、実に8割のパパが料理をする方だと回答してくれました。
むしろ「あんまりしない」としながらも回答してくれたパパが、2割もいてくれたことがとてもうれしいと思いました。
では、本題の得意料理は?
実に多種多様なメニューが届きましたが、一番多かったのはパスタ系でした。
- パスタ
細かく切ったニンニクを弱火でじっくり熱したオリーブオイルをベースにすれば、大概うまくなる。 - ボロネーゼ
ネットやら何やらのレシピ通りでいいけど、込めた愛情が比じゃない。「パパ、これで気まぐれパスタ屋さん副業にしたら?」ママ談。 - パスタ
割と何でも作りますが、一番好評なのはパスタです。フライパン一つで完成まで完結しているので、コンロを一つしか専有せず、他の料理も同時並行で進められるところがポイントです。子ども達は麺類が好きなので、いつもリクエストされています。 - ナポリタン
本当に簡単でネットのレシピ見て作るだけ。隠し味にカツオだし(粉末)入れてます。あと大人はブラックペッパーをかける!多分1番しっかり食べてくれる。 - グラタンクラシックにバターと牛乳。生クリームとかは使いません。季節商品ですが喜ばれます。チーズをトロトロにすれば尚よし。
パスタ系は男の料理の定番ではありますが、それでいて子どもたちも大好きでよく食べてくれるからこそ作ることは多くなりますよね。
ナポリタンにカツオだしは目からウロコですね、今度やってみます。
続いて、王道がっつり系。
- 炒飯
パラパラ&味濃いめの炒飯の上にふわふわの半熟卵を被せ、その上からブラックペッパーをかけて完成。 - しょうが焼き
玉ねぎも一緒にしたしょうが焼きです。妻は気に入ってくれています。 - BBQ
BBQ検定を活かす。(家族は)最高の笑顔。 - 餃子
キャベツたっぷり、水は少なめで最後にしっかり焼き上げる。 - 牛すじ煮込みカレー
煮込みは弱火で根気強く、米はとぐ時から富士の水、ルーは市販の粉にスパイスを気分で追加投入。
読んでいるだけでおなかが空いてきます…。
「スパイスを気分で追加投入」というのが男子っぽさを感じますよね。
他にもバリエーションはこんなにたくさん広がりました!
- 鶏ムネ肉のピカタ
薄切りにした鶏ムネ肉をブライン液に漬け込み、ジューシーさを確保し、米粉をまぶして、粉チーズ入りの溶き卵で衣をつけ、サラダ油又はオリーブオイルで焼く。安いムネ肉がとてもおいしく化けます。家族に好評で、毎週末リクエストがある。 - ロールキャベツ
トマトソースがいい感じ。家族に大人気です! - 魚のバター焼き
バターとにんにくを入れ焼くだけでおいしい! - おでん
味付けに、ヒガシマルうどんスープの素をベースに、酒味醂に、薄口醤油や、白だしではなく、めんつゆを使用。家族にはごはんのおかずにならないと不評ですが、自分自身の大好物。 - お好み焼き
粉入れて材料混ぜて焼くだけ!妻がお好み焼き作るのが苦手なので反応は上々です。 - チリコンカン
クミンやチリペッパーはふんだんに使い、豆は一種ではなく、ミックスビーンズを使用して食感を楽しめるように、挽き肉を炒める際は赤ワインで旨味を閉じ込め、トマト缶はホールを使用して煮詰まった最後の方で崩す。妻の胃袋はガッチリ掴みました❗ - 玉子料理、煮込み料理
妻には負けません。その時にある材料で、できるだけ簡単に。
だんだんとこだわりが強くなってきたような…。
でも、さらなる強者もいるのです。
- オムライス
ご飯をフライパンで炒めてケチャップぶちこむのではなく、玉ねぎを炒めて鶏肉炒めて、鍋に水を入れて煮る。鍋には水とケチャップをボトル半分。砂糖を大さじ1とはちみつを大さじ1。はちみつがなければ砂糖だけでいい。あとは沸騰させて煮詰めていく。水分が減ってドロドロになったら、大きめのフライパンに油を敷いてご飯(少し固め)をどーん!
さっき作ったソースをどばーーー。焼くんではなく、温めたフライパンの上でご飯とソースを混ぜ合わせたらめちゃくちゃウマイチキンライスの完成。あとはオムレツ焼いて乗せたらしまいじゃ! - 鬼滅のキャラ弁
前日からどのキャラクターにするか決めておく。そしてとにかく早起き。 小3の娘はどんなモブキャラでもわかってくれる。学童の先生も楽しみにしているらしい。 - 冷蔵庫の残り物料理
冷蔵庫の中身を見て、残ってるお惣菜の味を思い浮かべながら、チャーハンかパスタをベースにレシピを考える。味付けは基本的に娘の好きな濃いめ。たまに失敗するけど、比較的家族からも良い評価だと思う。 - パスタ、カレー、肉のソテー、ムニエル、炒飯、煮込みハンバーグ、各種マリネ、野菜スープ
2品以上作るときの手順。レンジ(orオーブン)、コンロ、洗い物を並行して進めて時短を心がけています。【パスタ】茹でるときの塩を多くしないこと
【カレー】はじめに野菜をペースト状になるまでじっくり炒める。大きめにカットしたものは食感を残したいので後半に加える【肉のソテー】火を通しすぎない
【ムニエル】使うハーブは3種類まで
【炒飯】油を入れすぎない
【ハンバーグ】玉ねぎのみじん切りを先に炒めて冷ます。パン粉を使う場合は牛乳の量を増やす。
【マリネ】酢をしっかり効かせる
【野菜スープ】デトックス用は塩控えめに
たいていおいしく食べてくれます。
お。恐れ入りました。。。
ちなみに皆さんどうやって料理を勉強しているのでしょうか?
こんなことも聞いてみました。
得意料理のレシピはどうやって知りましたか?
- ネットや本で調べた:35.7%
- 完全オリジナル:28.6%
- 知り合いや先生から教えてもらった:14.3%
- 親から受け継いだ:10.7%
- バイト先などで仕入れた:7.1%
- その他:3.6%
やっぱりネットや本がトップではあるものの、「完全オリジナル」が3割近くいることにビックリです!
こだわりの現れでしょうか。
料理好きなパパの悩みはママとどう違う?
男女を問わず、家族の料理を作るのは大変なことではあります。
では、その悩みポイントは男女で違うのでしょうか?
料理に関する悩みや困ったこと
- 子どもが食べる量の気まぐれ
- 似た味付けのものが多くなる
- レシピを見ないと作れないこと
- 3歳の娘の気分次第で必要量が変わるので家族みんなが足りる、かつ余らないようにコントロールするのに苦労しています。
- お弁当やら朝ご飯の需要があるのに、食材が高いのは勘弁してほしいなぁ…
- 学校の長期休み期間は毎日お弁当で寝不足になること。
- 私は色々な料理を作りたいのに、リクエストされるものが麺類に偏っているのと、偏食なので新しい食材を入れるとなかなか食べてくれないことです。
- レパートリーがなかなか増えない
- 片付けが面倒。
- ついつい味付けを濃くしてしまう
- 時間がかかる
- どの材料を使って良いか確認が必要。
このあたりは男女共通の悩みのように感じます。
家族の中で料理を担当する人たちは、みんな共感できるところではないでしょうか?
では、こんな悩みはどうでしょうか?
- 妻より料理が上手いので、妻のモチベーションが下がってしまう。
- 妻が料理できません!!
- 余った時に妻が後の食事で絶対出さない。妻もおいしいと言ったはずなのに…
- 単身赴任の妻が1ヶ月に1回くらい料理をしてくれるのですが、微妙な味が多いこと。
「妻」の部分を「夫」に変えたら、女性の中には共感してくれる人もいるとは思います。
しかしどこかで妻、というか女性はできるはずなのにできない、という感覚も潜んでいるように感じてしまうのは考えすぎでしょうか。
そして、印象的だったのは悩みというか、こんな疑問が届いたことです。
- イタリアでは、スパゲッティーの麺を半分に折って茹でるのは法律違反らしいのですが、本当ですか?
だいぶ気になったので、イタリアで修業経験がある知り合いの料理人に聞いてみたところ...
「イタリア人のパスタへの思いはすさまじいけ、さすがにそんな法律はないと思う。でも、そのくらい嫌がるだろうし、きっとみんな『罪』だと思っている(笑)」
とのことです。参考になりましたでしょうか。
最後に、ちょっと気になったので、パパたちにこんな質問もしてみました。
あなたの父親が作った思い出の料理は?
- 餃子とチャーハン
- アスパラの肉巻き
- たまごおかかチャーハン
- インスタントラーメン
- 飛魚の出汁からとったスープで作ったラーメン
- 朝食に野菜と目玉焼きをいつも用意してくれました
- 自家製のカラスミ。めちゃくちゃ美味かった。
- 筑前煮
- ソフトボール並みに大きなおにぎり
- 野菜炒めオンリー(味付けなし。切って焼いただけ)
- でんぷんもち
- 味の濃いすき焼き
- お好み焼き
- バーベキュー
- 分厚いベーコンとフライドオニオンが入ったハンバーガー
- 寄せ鍋
一番多かった回答は「ありません」でしたが、これだけいろいろなメニューが挙がりました。
自家製カラスミとか飛魚だしのラーメンとか、めちゃくちゃ気になりますね。
そして、中にはこんな人も。
- 食べてきたもの全て。
(父が板前だったので。男子厨房に入らずという世の中の風潮が理解できなかった。俺の親父、厨房にしかいないんだけど的な)
これはすごい!ちなみにこの方は料理を「めっちゃする」と答えていました。
やっぱり料理男子は受け継がれていくのかもしれませんね。
今回もご協力いただき、本当にありがとうございました!
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