クリスマスが終わるとあっという間にお正月。
今度は子どもたちへのお年玉を準備しないといけないですね。
子どもにとっては最高の楽しみですが、大人にとってはいろいろと悩むお年玉。
いつからあげる?相場はどのくらい?最近注目度が上がっているキャッシュレスであげるってどう?
公式LINEアカウントに登録しているパパたちはどのようにしているか、アンケート結果をご紹介します。
0歳からお年玉をあげている人は何割!?
「お年玉、どうしてます?」って、周りの人に聞きにくいし、聞かれても意外と答えにくいものです。
本当にお金の話って難しいとはいえ、毎年やってくる恒例行事。
子どもも楽しみにしているし、決してスルーすることはできません。
ということで、アンケートの匿名性を最大限に活かして、皆さんに聞いてみました。
お年玉は何歳からあげますか?
1位:0歳(58.3%)
2位:3歳(25.0%)
3位:4歳以上(16.7%)
価値観がかなり別れるところだと思いますが、圧倒的に多かったのが「0歳」からあげているというパパ。
やっぱり子どもが産まれたらあげたい、というか年齢に関わらずあげるのが当たり前という感覚なんだと思います。
一方で「3歳」と「4歳以上」という方々は、やっぱりお金のことがわかるようになってからと考えているのではないのかと推測します。
この結果を踏まえると、「わかってもわからなくても風習だからあげる」という感覚のパパの方が多いようです。
意外な上がり方!? 年齢ごとのお年玉の相場
もうひとつ気になるのは相場。
特に年齢が上がっていくとアップさせていかないといけないのですが、どのくらいの上げ方をしている人が多いのでしょうか?
年齢ごとにどのくらい上げるのか?聞いてみました。
未就学児(3~6歳)にあげるとしたらいくらですか?
1位:500円(50.0%)
2位:1,000円(25.0%)
3位:2,000円(16.7%)
最も多かったのが「500円」。
まあ、なんとなくあげる最低限といえばこのくらいという感じでしょうか。
一方で未就学児でもお札をあげる人も半数いるようです。
保育園や幼稚園でのお店屋さんごっこ辺りではすでに大人が使っているお札を真似ることも結構あると思うので、少し大人の階段を昇ったようなうれしさがあるかもしれません。
小学校低学年にあげるとしたらいくらですか?
1位:1,000円(41.7%)
2位:3,000円(33.3%)
3位:2,000円(16.7%)
やはり小学生となると一人で買い物に行くことも出てくると思いますので、少しフェーズが変わるようです。
最も多かったのが「1000円」で4割。
さすがにそれ以下の回答はありませんでした。
ようやくみんなお札に格上げという感じでしょうか。
とはいえ、まだ大金を渡すのはちょっと。
また、いろいろな人からもらって結構な金額になるという経験も貴重ですよね。
初めて合計が万単位になった時の感動は忘れられません。
小学校高学年にあげるとしたらいくらですか?
1位:5,000円以上(41.7%)
2位:3,000円(33.3%)
3位:2,000円(25.0%)
なんと!高学年になると一気にジャンプアップ!
「5000円以上」が4割でトップとなりました。
確かに、子どもたちにとって低学年と高学年とでは、相当感覚がちがいますが、それはお年玉にも大きく反映されるようです。
アンケート結果まとめ
- 未就学児トップ:500円
- 小学校低学年トップ:1,000円
- 小学校高学年トップ:5,000円以上
反比例のグラフのような上がり方となりましたが、皆さんはどう感じるでしょうか??
お年玉の金額やルールはどう決める?
金額はわかりましたが、みなさんどのようにその基準を決めているのでしょうか?
今回はそのあたりも聞いてみました。
何を基準に金額を決めますか?
- お小遣いの2倍以内の額(40代)
- その年齢で欲しいものが一つくらい思い切って買えるレベルをイメージしています(30代)
- 何となく(40代)
- 自分がもらっていた金額が基準ですが、最近物価が上がっているのでその分は上乗せ(40代)
- 自分が子どもの頃いくらもらっていたかを基準に、時代が違うことも加味して決めます。(40代)
- 小さい子は、コインが分かりやすい。あとは、適当。(40代)
- 特に基準はありません。大学生で1万円、高校生で5,000円を逆算しました。 (60代以上)
基準をあまり明確にしていないという回答もいましたが、多く出たのは「自分がもらっていた金額」。
ただ、そのあたりに「物価」や「時代」を加味する人も多くいました。
一方で、お年玉をあげるのはわが子だけではありません。
お正月で親戚が集まることも多いと思いますが、家族や親族内でのルールはどうなっているでしょうか?
家族や親族でお年玉に関するルールはありますか?
- あげるのは「いとこ」まで。親族が多いのでそこまでにしようと決めました(30代)
- 各家族で合計金額が等しくなる様に計算している。(60代以上)
- 小学校入学、低学年、中学年、高学年、中学と進学に応じて金額を決めてます(40代)
- 親族で早見表を作って明確なルールを決めている。(40代)
- 特になし。暗黙的に自分の子どもがいただいた金額を相手の子どもに返すような雰囲気で捉えています(40代)
こちらについては圧倒的に「なし」「決めてない」という人が多かったですが、決めている人も結構いることがわかりました。
早見表があると確かに楽ですよね。
意外と支持が少ない「キャッシュレスお年玉」
使う人も多くなり、最近は給料をキャッシュレスで渡す会社も出てきているそうです。
では、「お年玉をキャッシュレスであげる」ということについては皆さんどんな感覚でしょうか?
キャッシュレスでのお年玉もアリだと思いますか?
- アリ:8.3%
- ナシ:91.7%
圧倒的に「ナシ」が多数!
まだ「ナシ」人が多いだろうとは思いましたが、ここまで差があるんですね。
ちなみに「ナシ」の人の理由がこちら。
- お金のありがたみや重みを感じてほしい。(40代)
- お年玉=現金でお金の使い方を学んでほしい(30代)
- キャッシュレスだと使う場所が限られるのと、子どもがまだ小さいのでスマホがない(40代)
- キャッシュレス否定派ではないけど、キャッシュレスのみになってしまうと現金でカウントすることが出来なくなりそうだから。(40代)
- ポチ袋で渡してお礼を言うまでが伝統だと思うので。その基本は知っておいてほしい。(30代)
- 価値としては同じかもしれないが、貰った実感が違うかなと思いナシにしています。(40代)
- 子どものうちは手渡しが基本だと思っています。お金はこういうものだとわかってから大きくなってキャッシュレスになるのはアリだと思います。中学生くらいからそういう渡され方に慣れることも必要だと思うので。(40代)
どれも共感できるものだと思います。
しかし、「中学生くらいからはキャッシュレスでもいいかも」という意見も、また時代を考えるとアリなのかもしれません。
ただ、同じ「お金をあげる」という行為ではあるものの、普段のお小遣いとお年玉はちょっと意味合いが違うような気もしますよね。
では、キャッシュレス以外の方法で何かいいあげ方のアイデアはないでしょうか?
こういうお年玉もいいかなと思うアイデアはありますか?
- ボーナスみたいに評価で決める(30代)
- 一回、純金で渡してそれを換金するシステムはやってみたい。(40代)
- 全部100円玉にして、もらった感を演出したら子どもにとっては面白いかも。(30代)
この辺りはアトラクション的なアイデアですね。
確かにこういった演出が出来たらそれもまた面白いかもしれません。
ただ、子どものうちから査定されるのはちょっと心苦しい気もしますが。
一方で、実はこんなアイデアが多かったのです。
- どうせ貰ったものを貯金するくらいなら、投資させてみるのがいいかなと思います(40代)
- 株。投資の勉強にもなって良いかと。(40代)
- 株券、金貨など、今後価値が変化しそうなもの(60代以上)
- 投資信託(オールカントリーやS&P500といったインデックス投資)や単元未満株(40代)
お年玉を株や投資で展開する!
なるほど、これはお金の教育としては面白いかもしれません。
もちろんそこはしっかりとリスクなども含めて教える必要はありますし、年齢がある程度になってからかもしれませんが、経験として早い段階から知っておいてもいいことかもしれません。
家庭ごと、パパママごとにいろいろな考え方はあると思いますが、風習としてはもちろん、何かしら学ぶ機会になってくれたらと、親としては思いますよね。
今回もご協力いただきありがとうございました。
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