子どもの食事は毎日のことだし、栄養面のこと、そしてなかなか食べてくれないなど、悩みが尽きません。
今回は公式LINEアカウントに登録している2800人のパパたちに、子どもの食事のことでどんなことに悩んでいるのか聞いてみました。
パパたちはどんな対策をとっているのでしょうか?
「子供の好き嫌いが多い」は意外にも3位!
「人間の体は食べたもので作られている」そんな風に考えると、これからすくすく成長していってもらうためには、大事にしたい食事のこと。
なんですが…なかなか思い通りにいかないのが子どもの食事です。
子どもの個性によって悩みはいろいろだと思いますが、今まさに子育てをしているパパたちにとってはどんな悩みが多いのでしょうか?
まずは、ズバリ!悩んでいることを聞いてみました。
子どもの食について困っていることはなんですか?
※複数選択可
1位:じっとしていない(61.5%)
2位:遊び食べをする(53.8%)
3位:好き嫌いが多い(46.2%)
4位:時間がかかり過ぎる(38.5%)
5位:こだわりが強すぎる(30.8%)
食事の悩みの定番と言えば「好き嫌い」「遊び食べ」だと思っていましたが、1位ではありませんでした。
子どもはじっとしているのが苦手だからこそ「じっとしていない」が1位でしたね。
日常的に困っている人からするとむしろ、6割だったことが少なくてびっくりしているかもしれません。
「遊び食べ」も全員するものだと思っていた人も多いのではないでしょうか?
ちなみに今回、回答していただいたパパたちのお子さんがほとんど未就学児以下だったので、このような結果になったように感じます。
もう少し年齢が上がってくると、じっとできるようにはなるものの、好き嫌いがさらに増えていくのではないしょうか?
食事時のもう少し具体的な状況と、それらにどう対策しているか。
こちらも聞きました。
食べている時の悩み
- 椅子にちゃんと座らずに、すぐ立ったり片足を立てたりします
対策:ひたすら注意し続ける。効果ゼロですが。 - 座ったまま食べきることがない
対策:家ではある程度自由にさせていますが、幼稚園が始まる前にはある程度座って食べられるようになってほしい - おもちゃ片手に食べています
対策:おもちゃを目の届かない所に隠す - 椅子が気に入らないのかもしれないけど、座らせるとずっと上下動している
対策:一緒に歌を歌いながらすきを見て口に入れていく - 毎食同じスプーン、同じフォーク、同じ器じゃないと食べない
対策:同じ種類や色違いでもダメなのでとにかく頻繁に洗う - 特に夕食ですが、保育園で一日に起こった出来事をすべて話そうとするようで、ずっとしゃべっています。話してくれるのはいいことなんですけどね...
対策:もはやなすすべなし。たまにこれおいしいよ、食べてみてと話しかけて、促しています。 - 遊びに夢中で、食べない
対策:好きな食べ物を見せる
食べるものに関する悩み
- うどんなど長いままでもそのまま飲み込もうとしてしまう
対策:食材も細かく切っておくなど - 肉、魚などのタンパク質を食べてくれない
対策:豆腐や牛乳をあげている - 好きなものを食べ過ぎる傾向がある
対策:多くの種類の食べ物を用意する
食べる時と食べ物の両方の悩み
- 上の子は大きくなるにつれて、食べるものにこだわりが出てきて、「これは食べない」「コッチが良い」と言って、用意したものと違うものを要求してくるようになった。現在6歳。下の子は3歳なのでしょうがないが、集中が続かずに遊び食べになってしまう。
対策:遊び食べは適宜声かけして、戻ってこられるようにしている。が、あまり効かない(汗) - 好き嫌いというより食わず嫌い。食べられるのに食べない。特に野菜。席に座っていられない。移動する。途中で遊び出す。疲れてくると食べさせてもらわないと食べない。スプーンやフォークやお箸を沢山使う。フルコース風。直ぐに食べないと言う時があるので、献立に悩む。1品1品おかわりして、食べたい物だけ食べる。色々あげたら切りがない。
対策:特に無し。多少献立を工夫するが、出たとこ勝負。 - 遊び食べ以前で食卓にこない、食べ始めない、好き嫌い以前に食べない、で本人のペースと気分次第のため振り回されています
対策:妻とも意見が違っていて対策なしの状況。妻は食べさせようと頑張っては叱る、私は食べなくてもいいが時間が来たら片付ける、でどちらも子どもが拗ねて終わります
時代を象徴しているところかもしれませんが、強く指導するタイプのパパは少ない様子。
ある程度自由を尊重したり、為す術なしと諦めの境地に入ったりするパパが中心でした。
食事が嫌な時間になってしまい、食を楽しめなくなってしまうことが最も困ると考えると、やはりこの方がいいのかもしれません。
にしても…ちゃんと座ってくれてもなかなか食べずに時間がかかったり、せっかく作ったものを「嫌い!」と食べなかったり…それぞれ皆さんが困っている姿が目に浮かびます。
対策も様々ですが、正解はないですし、成長とともに収まると信じて、気長に臨んでいきましょう。
子供が絶対に食べてくれる鉄板メニューは何?
各家庭でいろいろ尽きない「子供の食事の悩み」ですが、困ったときにこそありがたいのが、絶対に食べてくれる鉄板のメニュー!
皆さんの鉄板メニューも聞いてみました。
これなら子どもがちゃんと食べる!鉄板メニューは?
- 餃子、カレー、ハヤシライス、丼もの、焼きそば、おむすび、フレンチトースト
- 納豆が大好きで納豆の容器を見せながら食べさせてます
- から揚げ
- カレーライス
- ソース焼きそばが大好きです
- おにぎりとみそ汁にすれば、よほどでなければ具も食べてくれるので助かっています。
- 肉じゃが丼。ご飯の上に肉じゃがをかけたのが大好きで、この時だけはちゃんと座って綺麗に食べます。
- バナナ。ヨーグルト。特に朝のメニュー。朝は起きた時に機嫌が悪い事が多いので。
- 枝豆、そうめん、うどん、おっとっと、ゼリー、ぶどう
- 炊き込みご飯
- みそ汁
なるほど、この辺りはおおむねイメージ通りではないでしょうか?
多かったのはカレー、焼きそば、丼もの。
肉じゃが丼!これはやったことがないですが、おいしそうですね!
ちなみに「おっとっと」は禁じ手だと思います。
また、メニュー以外の鉄板を送ってくれた方もいました。
- 家族みんなで一緒に食事をする。
- ホットプレートで目の前で作ったものは作っているときから凝視して、めちゃくちゃ食べます
ホットプレート!!!これはナイスアイデアですね!
なかなか日常的に使うのは難しいかもしれませんが、もう出しっぱなしにしておいて毎食のように使うのもありかと思います。
でも、もしかしたら非日常だからこそホットプレートに食いつくのかもしれません。
うーん、とりあえずやってみてから考えましょう。
一方、食事は子どもだけのことではありません。
最後に、子ども以外の食の悩みについても聞いてみました。
こちらはどんな悩みがあるのでしょうか?
子ども以外の食について悩んでいることは?
- 子供が全部食べないこともあって、残飯整理役になりがち(50代)
- ママなら食べるけどパパなら食べない(30代)
- 料理のレパートリーが少なく、何にするかあまり浮かばない(30代)
- 家族で食の好みが違うので、オカズ選びに悩む(50代)
- 妻がレトルトやインスタントが好き。子どもには食べさせないし、人のものは作るけど自分はいつもそういうものを食べていてちょっと偏りが心配。(30代)
- 妻が作るご飯がオシャレ寄りすぎる。たまにはジャンクなものが食べたいので、そういうときは自分で作っています(40代)
- 妻が小食なのがずっと心配。カロリー足りているのかな??(30代)
- 食の好みが似ているので夫婦間は特に困り事無し。(40代)
- 特に無し。子ども達用に味が薄くても何も問題無いし、何も文句はありません。(40代)
- 夫婦で食事の時間に差がある時(40代)
- 平日に、食事を作る時間がない(40代)
子ども以外としましたが、やっぱり子どもに関わるものも出てきました。
夫婦の間での食事のギャップも多くみられる様子。
やっぱりそこは別の人間ですから、好みの違いや価値観の違いはありますよね。
ここも上手に乗り切っていかないとですね。
生きていればずっと関りがある食事のこと。
悩んでいることもそうですが、きっと鉄板メニューもまた成長とともにかなり変わってくると思います。
ぜひその変化を前向きに楽しんでいきましょう!
今回もご協力いただきありがとうございました。
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