パパってかっこよくて、なんでもできないといけないもの。
そんなイメージを持っている人もいるかもしれません。
でも、実際はそうもいかないですよね。
だって、人間ですもの。
とはいえ、普段はあまり周りに言えない苦手なことについて、公式LINE「パパしるべ総研」のメンバーたちに聞いてみました。
人付き合いが苦手なパパは多い...!?
「弱音を吐いてはいけません」
「人に弱みをみせるとつけこまれる」
そんなことばかりを刷り込まれてきた、ような気がする今の子育て世代の男性たち。
でも実は苦手なことだってありますよね。
だって、誰にでもあって当然のものですから。
というわけでまずはズバリ聞きました!
苦手なことはどんなことですか?
- 人付き合い:25.0%
- 勉強:12.5%
- 記憶、覚えること:12.5%
- スポーツ:8.3%
- 音楽などアート系:8.3%
- 仕事:8.3%
- 家事:4.2%
- その他:20.8%
やっぱり、とは言いたくありませんが、人間関係は大人だって大変。
というか、利害関係が多くなるので大人の方がもっと大変かもしれません。
勉強もそうですが、もうわが子に「友達と仲良くしなさい」なんて言えないですよね。
せめて「できれば」くらいはつけましょう。
記憶に関しては、ま、年齢のこともありますから、受け止めましょう。
ちなみに、もう少し具体的に聞いてみたので、いくつかピックアップしていきます。
人付き合い
- 表面上、立場上色々な人とご一緒するが、1番至福の時間は?と言われると「一人でいる時間」と迷わず思うあたり、本質的には一人が好きなんだと感じる。※妻と子どもは別
- 会話。何を話していいかわからない。
- 子どもの保育園や小学校の父母の付き合いです。飲み会やスキー合宿で複数家族が集まるなど。
- デリカシーがないとよく言われます。
勉強
- 数学や理科。
- 自分が学ぶこと、というより教えること全般的に苦手です・・・。
- 興味ある事以外に、長期で集中するのがキツイ。
スポーツ
- 運動が嫌いってほどじゃないのですが、敢えて体を動かそうとは思わず、家でのんびりしたり散歩したりしたいです。
- 身体が思い通りに動かない
記憶、覚えること
- 人の顔と名前が覚えられない
- 顔はすぐに覚えるけど、名前がなかなか覚えられない。
仕事
- 細かい作業が苦手
- 自分にあってないと思う仕事をこなすため、成果をだすにどうするか。(それが仕事)
音楽などアート系
- 絵を描くこと、デザイン、家のレイアウト
家事全般
- 料理、洗濯
そして、その他にはこんな内容が。
- 髪の毛をうまく結べない。
- 動物。
- 裁縫とか絵を書いたり、工作など。細かい作業は苦手です。
- 書類を書くこと。
- 急なスケジュール調整。
- 準備や段取りが億劫で連れていけないキャンプ、海水浴、カヌー、スキー、乗馬、BBQ、焚き火やなどのアウトドア。スケジュール、必要備品の購入·在庫管理。
いやーわかります…どれも共感できるものばかりですね。
子どもに苦手なことがあると相談されたら...!?
人に見せてはいけないとは言われてきましたが、やっぱり家族にはすべてを見せられた方がきっとラクですよね。
では、実際皆さんどうなのでしょうか?
子どもに苦手なことを見せられますか?
- はい:75.0%
- いいえ:4.2%
- どちらとも言えない:20.8%
子どもには結構見せられる様子。
それでも4人に1人は迷いが見えます。
では、こちらが本丸。続いての質問はコチラです。
妻に苦手なことを見せられますか?
- はい:83.3%
- いいえ:8.3%
- どちらとも言えない:8.3%
お!妻の方が見せられるという人が多い!これは素晴らしいことです!
というか、本来こうであるはずですよね。
最後にそんなパパたちが、子どもたちに苦手なことがあると相談されたら、どう対応するのでしょうか?
子どもに苦手なことがあると相談されたらどう答えますか?
ここはパパの腕の見せ所!なのかもしれません。
というか、そう思っちゃいますよね。
いろいろなパターンがありましたが、多かったのがこちらです。
- 「あるよね〜」とまずは共感した上で話し聞きます。
- パパにもあるよ、と伝え、お互いに話せるように促します。
- 問題なし!人間得手不得手あり!
- 大丈夫だよ。私はあなたの努力を知ってるよ。
まずは共感から入るタイプ。
子どもに寄り添う姿勢は素晴らしい!苦手なことの他も相談したくなるはずです。
一方これも多かったです。
- まずは挑戦してみよう。
- とりあえず何でも挑戦。それでもダメなら一緒に考えよう。
- 下手でいいから10回やってみる。それでもダメなら、助けてくれる友達を探す。
こちらはいったん背中を押すタイプ。
ただ、あくまでもうまくいかなかったときも受け止める構えは素晴らしいですよね。
続いて、共通のキーワードが入っていたものをピックアップしました。
- 聴いてあげる。その上でどうしたいのかを聴く。できるだけこちらの価値観を押し付けないようにしたい。
- 話は聞くけど、答えを与えようとは思わない。親の正解が子どもにとっての正解ではない。ただ、どうしたらいいかは一緒に考えていくと思う。
「価値観」「正解」とありますが、共通しているのは親とは違うということを前提に置くこと。
親からの押し付けは本当に辛いですよね。。。
それを十分に理解しているのは素敵ですよね。
- それをカバーする方法を一緒に考えたいです。なかなかうまくはいきませんが。
- それの何が悪いことなのかを一緒に考える
続いては「一緒に」というキーワード。
親子が上下関係ではなく、横並びの関係。
なかなかできないですよね。他にもこんなコメントが届きました。
- 苦手と思う元はなにか、それは解決できることなのかどうか、話し合う。どうしてもできないことなら、うまくやり過ごす策を考える。
- やらなくて済む方法や、軽くできる方法を見つけよう!
- 克服したいと思うなら、できるようにサポートするし。出来なくても、誰かに頼ってしてもらうという選択肢もあることも伝えます。全部自分1人で完璧には出来ないということは伝えます。
- 長所をのばしたらいい。なぜ、それが必要なのかを聞く。
- 苦手だと思ってること受け止めて、じゃあどうしようか?と話を聞きます。
いろいろな選択肢を広げるのも大人の、という人生の先輩として大切なこと!だと思います。
何度も言わなくてもいいことですが、子どもだろうが大人だろうが、苦手なことは誰にでもあります!
結局のところは、上手に付き合っていきましょう、ということでしょうか。
今回もご協力いただき、本当にありがとうございました!
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