仲間はこんなにいる!「おかざきパパマイスター」養成講座の熱気がスゴイ!

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仲間はこんなにいる!「おかざきパパマイスター」養成講座の熱気がスゴイ!

昨年に引き続き実施している、NPO法人ファザーリング・ジャパンと愛知県岡崎市による子育てを盛り上げる協働事業。

そのひとつとして「おかざきパパマイスター」を養成する連続講座がスタートしました。

記念すべき第1回目の様子は?そのレポートをお届けします。

実は不安でした

実は不安でした

パパしるべ編集長のジョージです。

全国的に暑い今年、2023年の夏。

そんな中で、もしかしたら特にアツいのが愛知県岡崎市なのかもしれません。

もちろん、その理由のひとつは岡崎市が大河ドラマの舞台であることもあると思いますが、きっとパパたちの熱気のせいでもあるでしょう!

以前からお伝えしていた通り、今年から実施がスタートしたパパたちを通じて岡崎の子育てを盛り上げるための施策、「おかざきパパマイスター」の4回にわたる養成講座の第1回目が8月に開催されました。

パパ講座の長年の課題

僕たちファザーリング・ジャパンは、これまでも全国各地でパパに向けた講座やイベントを実施してきました。

そこで常に課題となるのが、参加者を集めることです。

積極的に子育てに関わるパパが増えてきたとは言われますが、広い目で見るとまだまだ少数派。

しかも、こういった講座に応募するハードルがあるので、さらにそこから絞られてしまいます。

昨年度から岡崎市の子育て支援事業に関わり、確実に積極的なパパがいることはわかっていたものの、やっぱり募集をする上では不安がありました。

果たしてパパは集まってくれるのか?

しかし、そんな不安はあっという間に払拭されました。

岡崎市の担当者と、設定した定員はパパ20名。

これでも多めに設定したつもりです。

ところが、蓋を開けてみると応募してくれたのは40名オーバー!

えーと、それはそれでちょっと困ったのですが、そこはありがたいことに各所ご調整をいただきまして、希望者全員に受講してもらうこととなりました。

果たして、現場はどんな感じになったのでしょうか...

パパたち、しゃべる!

パパたち、しゃべる!

会場は去年、子育てイベント「みんなの声で作る!おかざきこそだて会議」を実施した図書館交流プラザ「りぶら」の会議室。

これがまた広いんですよ…。

応募は集まっているものの、気が変わって当日来てくれない可能性もまだ残されているわけで…なんて思っていましたが、(当たり前ですが)ちゃんとみんな来てくれました。

まさに芋洗い状態。

連続講座に応募いただいた40名に加え、そのパートナーや単発受講希望者。

さらに岡崎市の企業や団体の方にも参加していただき、総勢70名近くの方がやってきてくれたのです。

ホッとしました。

講座は2部制。

1部は毎回子育てに関する知見を持ったスペシャリストによる講演。

第1回目は「子育てを協力して楽しむ方法 ~夫婦パートナーシップとチームわが家の考え方~」というテーマで、NPO法人ファザーリング・ジャパン理事でもありワンダライフLLP代表の林田香織さんが登壇。

林田さんが伝えてくれたのは、子育てをする上でパパママが個人それぞれの努力でなんとかしようと考えるのではなく、周囲の力も借りながらチームとして同じ目標を持って進んでいく「チームわが家」という考え方について。

様々な企業でも両立支援などに関わる林田さんらしく、育休など企業側の視点なども含めた柔軟な子育てへの向き合い方のヒントが詰まっていて、集まったパパたちはもちろんママたちもまた熱心に話を聞いていました。

なかなか聞けない他の家のこと

なかなか聞けない他の家のこと

その熱がさらに高まったのは、近くに座ったパパママたちでコミュニケーションを取る時間。

家族の日常の中にある面白いこと楽しいことに目を向けるために、林田さんが提案した「#うちちょけ」。

関西などでおふざけ的なことを表現する「ちょける」という言葉をもちいたものですが、参加者たちがそれぞれの家庭の「#うちちょけ」を披露しあいました。

ほとんどが初対面ということもあり、ややスロースタートではありましたが、わりと早い段階から男女を問わず会話が弾みだしました!

中には、自分のスマホの中に入っている子どもたちの面白写真を見せているパパも!

周りの家庭の様子を聞く機会はなかなかないので、お互いに「へ~」という感じで熱心に聞いていました。

結果的に、終了の合図がかかってもなかなか止まらないくらいの感じになりました。

第2部でさらに加熱!

第2部でさらに加熱!

1部が終了すると、今度は男女別れてのディスカッションタイムへ。

女性たちはとなりの会議室へ移動して、岡崎市で活動する産後ケア「ママイル」の皆さんと、エクササイズをしながらのママトークタイム。

一方、パパマイスター候補生たちは、5つのグループに分かれて2つのテーマについて話し合っていただきました。

ひとつは「子どもが産まれる前に知りたかったこと」。

これは、今年度の事業として進める「父子手帳」の制作に役立てていくためです。

父子手帳はすでに全国各地の自治体が制作していますが、今回はその要素としてできるだけ岡崎市のパパのリアルな思いや体験を組み込んでいきたいのです。

「えっと・・・なんだろう・・・」

そんな声も聞こえましたが、すでに子どもが産まれた皆さんは一生懸命思い出しながら、次世代のパパたちのためにいろいろな案を出していってくれます。

そしてもうひとつは昨年実施した子育てイベント、「おかざきこそだて会議」にパパたちが活躍できるブースなどを作るために、みんなでやってみたいこと。

文化祭の教室企画を考える要領でイベントを盛り上げるために、そしてパパたち自身も楽しむために力を合わせていこう!というわけです。

こちらも皆さんの意見が止まりません。

仕事のミーティングとは違って上司も部下もありません。

ただただ同じ立場のパパたちですからアイデアも出しやすいのでしょう。

いずれもいろいろな意見が出たので、これがどうなっていくのか?こうご期待です!

延長戦でわかった盛り上がった理由

延長戦でわかった盛り上がった理由

結局、予定時間をオーバーして盛り上がりのうちに幕を閉じた第1回。

実は延長戦も用意されていました。

初回のうちにがっちり仲良くなってもらおうと、東岡崎駅の近くで懇親会を実施しました。

特にテーマを決めずに、ただただ雑談をしてもらったのですが、話は止まりません。

ここで、いろいろなパパから感想を聞いたのですが、その中には…

「今まで、こういう話をするパパ友がいなかった」

「公園などで自分から話しかけるのはやっぱり勇気がいるので、こういう場があるとありがたい」

など、皆さんやっぱりパパ同士で話す機会を求めていたんだなと実感しました。

そしてもう一つ、わかったことがあります。

懇親会の中で、みんなの出身地の話になったのですが、岡崎市出身のパパが意外に少ない!

むしろ他の地域から何らかの理由で引っ越してきたパパの方が多かったです。

去年岡崎市を初めて訪れて話を聞いた時には「岡崎は地元の人が多い」と聞いていたのですが、どうやら最近は岡崎以外の出身の人が増えているそうです。

また、岡崎が地元のパパの話を聞くと、同級生で残っている人が少なく、昔からの友達とパパ友になることもあまりないとのこと。

地元のつながりが強い地域だと思っていたので意外な事実でした。

また、そういう地元にあまり繋がりがないパパたちが集まってきたということですよね。

これは参加したパパたちにとってお役に立てた部分かもしれません。

さあ、連続講座はまだはじまったばかり!

第4回まで、そして子育てイベントも含め、ともに進んでいきましょう!

「おかざきパパマイスター」養成講座、連続受講は締め切りましたが、3回目以降の単発受講はまだ受付中です!

これを読んで興味を持った方がいたら、ぜひ、検討してみてください!

「おかざきパパマイスター養成講座」受講はこちら

さあ、次回はどんなことが起きるのか?我々も楽しみにしています!

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