パパがもっと子育てしたくなる講座!こども成育講座とは

特集

パパがもっと子育てしたくなる講座!こども成育講座<食専科>とは

子育てはママ中心になりがちだから手を出しにくい、と感じているパパたちも多くいるのではないでしょうか。

でも子育てに関するいろいろな学びを得ることができると、その状況はきっと変化すると思います!

クラウドファンディングからうまれた、パパ向けオンデマンド講座「うちの子専属トレーナー」

おかげさまで多くの方に受講してもらっています。

その開発の元になった日本こども成育協会の「こども成育講座<食専科>」について、パパしるべアンバサダーとともに編集長もモニター受講しました。

受講したパパたちにはどんな変化があったのか。

そこで感じたこと、多くのパパにも知ってほしいことなどもまとめましたので、ぜひ読んでいただければと思います。

子どもの「食」と言っても、幅広い学びが必要!

子どもの「食」と言っても、幅広い学びが必要!

パパしるべ編集長のジョージです。

もはや言うまでもないことですが、「子育てに正解はない」ということを実感することは本当に多いと思います。

一度うまくいったことが、次はうまくいかなかったり、上の子にフィットしたやり方が下の子ではフィットしなかったり。そんなことは日常茶飯事です。

しかも、だからといって「もうわかんないよ!」と投げ出すこともできないから厄介なもの。

では、いったいどうしたらいいのか?

経験を重ねていくこともひとつではありますが、そこにはやっぱり知識も必要ですよね。

そんなわけで、昨年末から日本こども成育協会と一緒にパパたちに向けて知識を得る機会を作ろうと開発した、「うちの子専属トレーナー」

こちらはクラウドファンディングで多くの方々の支援をいただき、現在は誰でも受講を申し込めるようになっています。

以前の記事で、このセミナーの開発の経緯をお伝えしましたが、元になったのは日本こども成育協会が実施してきた、こども成育インストラクターを養成するための講座「こども成育講座<食専科>」です。

こども成育講座<食専科>とは?

こども成育講座<食専科>とは?

 

「うちの子専属トレーナー」でも講師を務めている、発達心理学のスペシャリスト沢井佳子先生を中心に様々な分野の専門家が知見を集結させて設計されたもの。

保育園や幼稚園でも家庭でも、みんなが毎日している「食べること」を軸として子どもの成長と発達を学んでいく講座です。

「こどもを育むすべての人に愛と論理を

というキャッチフレーズの日本こども成育協会が開発した講座だけに、様々な知識を論理的に学ぶことができる科目が満載です!

科目

  1. こどもの心理発達
  2. こども成育に必要な口腔の知識
  3. こどもの食行動
  4. 食実践スクール
  5. こどもの健康食育
  6. こどもの食と保健

見ての通り、「心理発達」や「口腔の知識」といった、ダイレクトに食と関わるものだけではなく、わりと幅広く学べるのは大きな特徴。

オンデマンド形式で動画を視聴して学ぶスタイルですが、動画は全部合わせると約30時間!

さらに実践やレポート、受講者メンバー同士でのミーティングもあるので、かなりガッツリ学ぶ感じです。

さらに最後には全科目をまとめたテストもあるのです。

おそらく仕事をしている中では、資格取得や昇進に向けて学んだりテストを受けたりする経験があると思いますが、まさにそれに近い感覚でしょう。

今回、僕を含めパパしるべアンバサダーの5人は、実際にこの講座のディプロマコースをモニター受講させていただきました。

子育てを学ぶことでパパたちの「やってみよう!」に繋がる

子育てを学ぶことでパパたちの「やってみよう!」に繋がる

受講したパパたちにどんな変化があったか

では実際にどんなことが学べて、パパしるべアンバサダーたちはどう感じたのか?

掘り下げていきます。

こどもの心理発達

 「ひらけ!ポンキッキ」や「しまじろうのわお!」などに関わってきた発達心理学のスペシャリスト、沢井佳子先生。

その先生が講師を務めるこの科目では、こどもがいかにして“できること”や“わかること”を獲得していくのか?という発達の基礎について学ぶことができます。

そして、何より親が子どもに関わっていけばいいか?というヒントがいっぱい!これは子育て全般に関わることだからこそ、他の科目を学ぶ上でも知っておく必要だと感じました。

こども成育に必要な口腔の知識

 「食」を知る上ではやっぱりその入り口となる「口」に関する知識も大切ですよね。

歯科医師の竹内泰子先生が自身の子育て経験も踏まえて、乳幼児期の口のケアについて教えてくれます。

口のケアといえばやっぱり「はみがき」が最初に浮かぶと思いますが、それだけではないのです!

受講したパパしるべのアンバサダーたちからは...

口腔の知識についてはほとんどが初めて知ることばかりでしたが、どれもが知っておいてよかったなと思うものでした。

特に子どもの歯磨きについてはこの講義の前後で取り組む姿勢や意識が大きく変わった部分でもあります 。

と、絶賛!まさにこの辺りは両親学級などで学ぶ内容ではないので、知る機会が本当に少ないですよね。

こどもの食行動

「食行動」というのは「どう食べるか?」ということ。

食というと栄養素などに注目することが多いですが、「食べる」ということを幅広く知ることができます。

秋田大学教育文化学部のこども発達・特別支援講座准教授の瀬尾知子先生のお話の中には、「ヒト」つまり人間の食行動が、他の動物とどう違うのか?という視点も含めて、なるほど!が満載。

考えてみれば、哺乳から食事に変わっていく中での変化や向き合い方も知っておく必要はありますよね。

食実践スクール

一般社団法人日本健康食育協会代表理事の柏原ゆきよ先生によるこちらの科目では、みんなが気になる栄養についての考え方もそうですが、カラダの中でどう燃やしてエネルギーにするか?

またしっかりと排泄するためにはどうしたらいいか?という、食べることだけではない食の総合知識を得られるとともに、「実践」が必須になるので、日常生活に落とし込みながら学ぶことができます。

パパしるべアンバサダーからは「講座は全部素晴らしい!と思っているのですが、特に食行動と食実践は大事だと感じました。

食は生きていくうえで必須のものですし、悩みも尽きません。

そこで自分の食生活も見直したうえで食について学ぶのは非常に良いと思います」という声が。

そうなんです、この講座では、こどものことをだけでなく自分自身やパートナーといった大人の食についても意識が変わるのが大きな特徴だと感じます。

こどもの健康食育

子育てをしている人なら誰もが気になる「食育」。

この科目では管理栄養士であり、こども成育インストラクターの隅弘子先生が、赤ちゃんから離乳食を経て、一緒に食べられるようになるまでに知っておきたい大事なことを教えてくれます。

なんで好き嫌いするの?なんで食べムラがあるの?離乳食で何を食べさせたらいいの?

成長していく中で日々変わっていく疑問を理論的に解説してくれるので、すでに子どもがある程度の年齢になっているパパからは「答え合わせをしているような感じ」とか「もっと早く知っていれば…」という反応が大きかったです。

特に!好き嫌いについては、知れば納得!

あんなに右往左往する必要はなかったんだ!というお話が満載でした。

食育は長く続くものなので、早めに基本を押さえておきたいですよね。

こどもの食と保健

「保健」と聞くと、一瞬どんな内容かとピンとこないかもしれませんが、要は「健康」に関することが中心となります。

この科目で保健師の鳥居央子先生が教えてくれるのは、まさにこの「健康」に関わること。

そもそも「健康」とはどういうことか?というあまりちゃんと考えたことがなかったことから始まり、事故や病気、さらに食と密接な関係にある肥満やアレルギーのことなど、我々が元気な子を育むために押さえておきたいポイントをわかりやすく伝えてくれます。

自分自身が特に健康に不安がないと、なんとなく進めていってしまうところですが、とても大事な知識だと思います。

僕自身もそうですが、今までほぼ経験則頼りだったことが理論として理解できる機会になったことは間違いありません。

子どもが小さかった頃につたない知識で試行錯誤してきたことが、間違いではなかったということもあれば、なるほどそういうことだったのか!といいうものまで、本当に幅広い知識を得ることができたと実感しています。

もしも子どもが小さいときにこの講座を受けていたら…

もしも子どもが小さいときにこの講座を受けていたら…

アンバサダーの中には、まさに今生後数か月の乳幼児を育てているパパもいて、受講途中のミーティングのたびに「今回はこうやってみました」という話をしていました。

もちろん、もともと積極的に育児に関わるパパではありますが、知識を持ったからこそ「よりやってみようと思った」と話していたことが印象的でした。

僕は、知識がなくてもガンガンやってみて、経験を積み重ねてから知識を学んだタイプですが、いろいろな調査の結果を見ていると育児に関わることに躊躇しがちなパパの声に「どうやったらいいかわからない」「怖い」というものがたくさん見受けられます。

その気持ちもわかりますが、しっかりと知ることでそこは払しょくされると思います。

また、アンバサダーパパのように「知ったからこそ試してみたい」という思いもきっと生まれてくるのではないかと思います。

子どもには個人差も大きいし、知識は万能とは言えないところもあるので、わが子にはうまくいかないケースも出てくると思いますが、こうして関わる機会が増えていくことが親子の絆を深めていき、主体的に関わる入口になると感じます。

知識と経験はどちらも大切なもの。ただいきなり経験を積むのは躊躇してしまう。

だったらまず知識。知れば体験する機会が増えて相乗効果があることは間違いなさそうです。

仕事と育児でなかなか時間が取れない人も多いと思いますが、わが子のためと思って時間を割く価値はあると感じます。

子どもとの愛着を形成するまだ子どもが小さい段階での関りを増やすためにも、出来れば早い段階で知る機会を作ることを、子育ての先輩として強くオススメしたいと思える講座でした。

もっと子育てに関わっていきたいというパパ、そして関わることに躊躇しているパパを持つママは、ぜひ一度チェックしてみてください!

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