時代の過渡期であり、多様性も広がる現代の子育てを取り巻く環境。
メディアなどでは「モデルなき時代」と言われることも多いですが、そんな中でパパたちが憧れるパパや良い父親とは?
今回も公式LINE「パパしるべ総研」のメンバーに聞いてみました。
10年以上変わらないイクメンロールモデル
まずは、そもそものところ憧れるパパ著名人はいるのか?というところから聞きました。
憧れるパパ著名人はいますか?
いる:65.6%
いない:34.4%
この結果をどう受け止めるかについてはそれぞれの価値観だとは思いますが、「いない」という人は増えてきているように感じます。
モデルなき時代であることもそうですが、オリジナリティへの意識を持つ人が増えているのかもしれません。
では、どんな人が憧れの対象になっているのでしょうか?
トップ3はこちらでした!
つるの剛士
木梨憲武
井ノ原快彦(同率)
今回、かなり票が割れたので全体的に僅差ではありましたが、イクメン界のトップは今もつるのさんなんですね。
新語流行語大賞の表彰式でイクメン代表として表彰されたのが2010年!なんと12年前です!
そこからずっと変わってないのか??と思う方もいるかもしれませんが、継続して発信していることや保育士への挑戦など立ち止まることなく邁進している努力の賜物のようにも感じます。
一方で、2位が2人。
世代の違いかと思いましたが、いずれも40代から支持を得ていたのが印象的。
おそらく、木梨さんは先輩としての憧れ、井ノ原さんは同世代としての憧れというスタンスの違いなのではないでしょうか?
とくに木梨さんは最近、奥様に向けたラブソングも発表したことも影響しているのかもしれません。
ちなみに憧れポイントとしてはこんな声が。
- 子どもと過ごすことを楽しんでいそう。(つるのさん)
- 自分の世界を持ちながら子供と世界を共有し、奥さんも大切にしているから(木梨さん)
- 男女双方の目線で物事を捉え、誠実でかつユーモアを交えて家事などの話が出来るところ。好感しかない。(井ノ原さん)
ポイントはそれぞれ!パパの目指す理想の父親像
ちなみに、少数派の意見はどのようになっているのでしょうか?
トップ3以外で挙がった名前と憧れポイントがコチラです。
- コウケンテツさん
息子さんと料理を通じて、親子のコミュニケーションを深めているところ。 - 間寛平さん
子どもに対する教育方針。妻を大切にしていることを子どもに伝えていること。 - 所ジョージさん
全てに遊び心があるところ。きっといろいろなことを深く考えていると思うけど、それを見せないところ。 - 中尾明慶さん
父であり夫でありな感じが伝わってくる。 - 椎名誠(作家)
子どもたちを一人の人間として扱い、自分も自然体。
「理想のパパ」アンケートでも常連の名前が多かったです。一方で、こんな名前も!
- チャールズ・インガルス
ドラマ「大草原の小さな家」の父親。全てが憧れ!!! - ジャック
アメリカのドラマ「this is us」 の父。頼れる。家族想い。いつも全力。
海外ドラマからこんな名前が!
つるのさんもそうですが、最近は役柄ではないところで「パパ」というイメージがある俳優やタレントさんが多くなったと思います。
かつてはファミリードラマで父親役を演じた人が、こういったアンケートに出てくることも多かったと思いますが、その辺りは変わってきているのかもしれません。
そして!いよいよ自分自身の話。
パパ自身が目指している理想の父親像についても聞きました。
- できないという前にどうすればできるかを考えらえるパパ。
- 間違ったことには厳しく、普段は優しいパパ。
- 「紅の豚」のマンマユート団の団長みたいなパパ。
- 妻のために動き、子どもとは愉快であり、自分自身も楽しんでいるパパ。
- 子どもが「親から愛されて大事にされている」と感じられるような関わり方をしたいと思っています。
- 子どもから信頼されている父でいたいと思います。
- 子どもから尊敬されるパパ。仕事や私生活、マイナスは多いが何か一つでも…。
- 子どもが誇れるパパ。
- 子どもたちが、ああいう大人もいいなぁ、と思うようなパパ。
- 子どもと妻を死ぬまで愛し続けるパパ。
- 子どもと家族と価値観を共有できるパパ。
- 子どもにとって友達のようなフラットな関係。
- 人生を楽しんでいる姿をみせる父親になりたい。
- 模索中。
いろいろなポイントがありましたが、印象に残ったのは「パパ」という視点でのアンケートに関するコメントで「妻」「夫」という言葉が多かったところです。
もちろん、子どもに対しての意識も大事ですが、そこだけではなく「夫婦」に対しての意識が変わってきているようにも感じます。
また、一方で「模索中」という声をあげてくれたことも印象的。
パパはぶれちゃいけない、男は強くあるもの、といった昔ながらの考えではなかなか書けないことだと思います。
迷いながらも背伸びしない等身大の姿は素敵だと感じました。
今回も、ご協力いただき本当にありがとうございました!
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