ポイントははんぺん!?超簡単手作りシュウマイの作り方

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ポイントははんぺん!?超簡単手作りシュウマイの作り方

ギョーザは家で手作りする定番の料理ですが、同じ中華の天津でありながら、あまり家で作るという話は聞かないのがシュウマイです。

最近は、専門店も増えていて注目が集まっていますが、実は!家でも簡単に作れるのです。

今回はパパしるべ編集長が実践している超簡単な手作りシュウマイのレシピを紹介します!

「シュウマイ=肉」ではありません

「シュウマイ=肉」ではありません。

シュウマイジャーナリストのシュウマイ潤さんによると、

街の中華料理店に行ったときに、ギョーザはあるけどシュウマイはないことが多い

とのこと。

確かに、料理が好きだという人でもあまり自宅で手作りしないシュウマイ。

きっとそれは単純に作り方を考えたことがないからではないでしょうか?

でも、実はとても簡単にできるのです!今回はその作り方を紹介します。

用意するもの

  • 豚ひき肉 200g
  • はんぺん 1枚
  • パプリカ 1/4個
  • 中華だし(顆粒)小さじ1
  • おろしショウガ(チューブ) 1cmくらい
  • シュウマイの皮

これだけです。

はんぺんをいれることを意外だと感じる人がいるかもしれませんが、いろいろな調味料と魚のすり身を使って作られたものなので、魚介のいいダシが出るのです。

豚ひき肉から出る肉のエキス、はんぺんから出る魚のエキスという両方のいいところどりができて、食感もフワフワになります。

はんぺんを小さめにカットしたら、パプリカ以外の材料をボウルに入れて塩コショウをひとつまみ。

お好みでごま油を足してもいいです。

ポイントははんぺん!?超簡単手作りシュウマイの作り方

そしてただただ無心でこねてください。

ポイントははんぺんをしっかり潰すこと。

はんぺんの形が残っていると蒸したときに膨らんで形が崩れてしまうので。

ポイントははんぺん!?超簡単手作りシュウマイの作り方

これでタネが完成。

ギョーザのようにいろいろな野菜をみじん切りする手間がないのは、本当にありがたいところです。

シュウマイは包むのも簡単!

シュウマイは包むのも簡単!

さあ皮に包んでいきましょう。

といっても、シュウマイの場合はしっかり包まなくてOKです。

スーパーなどで市販されている正方形のシュウマイの皮。

手を軽く握って筒状にして建てたらその上に皮を置きます。

スプーンなどでピンポン球より一回り小さいくらいに丸めたタネを置いて、筒の中に押し込んでいきます。

シュウマイは包むのも簡単!

これで完成。上部はあいたままでOK。

お皿に置く時に軽く押しつけると倒れないようになります。

ちなみに、スーパーなどでシュウマイの皮を見ると、だいたい「シュウマイ・ワンタンの皮」と書かれていて、ワンタンでも使えます。

(その時は肉を挟んで対角線で折りたたむように使います)

また、耐熱皿にミートソースを敷いて、その上に皮を乗せ、さらにその上にまたミートソースと重ねて、最後にピザ用チーズをかけて焼けばラザニア風に仕上がります。

皮が余ってしまうことがよくあると思いますが、ぜひやってみてください。

パプリカが思わぬ形で役立ちます

パプリカが思わぬ形で役立ちます

さあ、シュウマイの形までたどり着きました。

あとはこれを並べて蒸すだけなのですが、ここでようやくパプリカの登場です。

シュウマイは適度に距離を保たないと蒸し上げた時にくっついてしまい、取りにくくなります。

そこで、蒸し野菜の定番でもあるパプリカで仕切りを作ってしまうのです。

お皿にクッキングシートを敷いているのは、蒸した後、熱くなったお皿を触らずに取り出すことが出来るからです。

パプリカが思わぬ形で役立ちます

生のパプリカを細く切っただけのものです。

このパプリカは蒸し上がったあとは普通に食べることができますし、何より彩りが鮮やか!

今回は赤だけですが、黄色やオレンジも使えばより彩りがアップします。

そして最後に待っているのが、シュウマイ作りの唯一とも言えるハードルの「蒸す」という工程。

あまり蒸す料理をしないという人にとっては難しいイメージがあるかもしれませんが、これもまたとても簡単です。

土鍋に100均などで売っている蒸しもの用の金属の台を置いたら、それが沈まない程度に水を入れてください。

この台の上に先ほどのシュウマイをお皿ごと置いたら蓋をして強火にかけます。

もちろん先にお湯を沸かしておいた方が時短になります。

土鍋はいたって一般的なもの。これで充分です。

火にかけてしばらくすると蒸気が出てくるので、火を弱火にして、5分ほど。

火にかけて5分ではなく、蒸気が出てから5分。これがポイントです。

今回はピンポン球より一回り小さいサイズなのでそのくらいで蒸し上がりますが、大きめに作った時は時間をもう少し長くとってください。

気になる出来上がりがコチラです!

いかがですか?

こうやって工程を聞くと本当に簡単ですよね。

しかも何より蒸したては本当においしい!肉汁もたっぷり!

そしてなによりはんぺんから出た魚介のエキスも感じられて、複雑な味わいになっていて、もうたまりません。

また、こうして土鍋で蒸すテクニックを覚えると、いろいろなものに応用が利きます。

パプリカ以外にもカボチャやニンジン、アスパラガス、スナップエンドウ、ブロッコリーなども簡単に蒸し野菜にできますし、茶碗蒸しも出来るようになります。

ぜひシュウマイ作りに挑戦してみてください!

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