先日のパパしるべ総研のアンケートで、毎日料理をする夫がたくさんいることがわかりました。
では、そんな料理好きのパパたちの胸の内はどのような感じなのでしょうか?
パパしるべ総研のアンケートで聞いた、料理をするパパたちの気持ちに関する結果報告です!
そして、最後にはこれから料理をしたいパパにオススメの「千葉県版おとう飯 パパ料理お手軽メニューコンテスト」の情報もあります。
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夫が料理をするからこその悩み
まったく関わりのないことで悩んだり困ったりすることはないでしょう。
ここからは料理をするからこそ出てきた、料理上手なパパたちの悩みについてのコメントを紹介します。
まず、一番多かったのはこの悩みでした。
- 調味料や食材、調理器具がある程度固定されると、バリエーションが広がらなくなる。疲れていると同じ料理を作りがちになる。
- 献立を考えるのが難しい。もう1品が出来ない。
- 単調になりがち。素材の効率的な活用。
- どうしても自分が食べたいかどうかが判断基準になって、栄養バランスとかほとんど考えられてない。
- 毎日の事なので、レパートリーが偏る。
料理をする人にとって永遠の課題ですよね。
コメントにもありましたが、特に疲れている時、時間がない時は、どうしても同じような料理のレパートリーになりがちです。
自分でも気にしているのに、家族から「またこれ?」なんて言われた日にはたまりません。
レパートリーとは違うスキル面ではこんな悩みもありました。
- 分量をいちいち正確に計らないと不安になってしまうので、時間がかかる。
- 複数のことを同時に進められない。
向き不向きもあると思いますが、この辺りはある程度“慣れ”で克服していくしかないかもしれないですね。
また、スキルではないところで多かったのは、料理を食べる子どもに関するもの。
- 頑張って作って食べてくれないと凹む。
- 子どもが好きな料理に偏りやすい。
- 食材を自由に買わせてもらえない。きょうだいで好みが違いすぎ。
- 長女が肉魚をあまり好まないこと、次女が野菜をあまり好まないこと。
- 手の込んだ料理を作るよりも、煮ただけ、焼いただけ、揚げただけ、切っただけ、むしろそのままの方が子どもの食いつきが良い。
得てして子どもに苦労は伝わりにくいものです。
そして悪気がないからこそ、怒るに怒れないし、辛いところです。
家族と言えば、こちらも重要。
パートナーである妻に関する悩みはどうでしょうか?
- 栄養のとり方について、妻のこだわりが強く、好きには料理できないこと。
- 夫婦でうまく共有し合えてないので、冷蔵庫の中身や調味料の残り具合が把握できておらず、買うものがかぶってしまうことが多々…。
- 台所利用タイミングが妻とかぶる。
コミュニケーションは、あらゆる場面で悩みのタネであり、やはり家族円満のポイントですよね!
悩みのラストは、シンプルな心の叫びをお聞きください。
- こだわりの道具など、高額なものが欲しくなる。置場所が無い。
- 買い物に行く時間、料理する時間がないこと。
- シンプルに面倒くさい。
- たまには、作らないでのんびりしたーい。
- 夏は暑い。
そう!夏のキッチンは本当に暑い!
これはやっていない人にはなかなか伝わりませんよね。
しかし、こうして見てみると、きっとママたちに悩みを聞いてもほとんど同じようなものになるんじゃないでしょうか?
いや、もしかしたら、ここにパパに対する不満や悩みが乗ってきそうな気もしますね…。
パパたちが悩んだ分だけ喜びは大きい
こうして様々な悩みがあるにも関わらず、積極的に料理をするのはモチベーションにつながる喜びがあるからです!
そしてそれは悩んだ分だけ大きくなるからこそ面白いでしょう。
ここからはパパたちが感じている料理の良さや楽しさについてのコメントを紹介します!
まずは、これぞモチベーション!という一番多かった意見から。
- 家族がおいしいと言ってくれる喜び。食材から口に届くまでの過程が見られて安心。
- 「おいしい」と言ってもらえたとき。見た目がキレイにできたとき。
- 家族が「おいしい!」と喜んでくれるので、素直に嬉しい。
- おいしいと言って食べてもらえること。これまでにないレシピを創作するのも楽しい。
本当に多くの方が挙げていましたが、これに勝ることはなかなかないでしょう。
続いて、悩みも多かった子ども関連。
- 子どもとの遊びの1つになる。継続してやると子どもの成長も感じやすい。
- 家族コミュニケーションが取れるところ。子どもと一緒に作るのも好き。餃子とか最高。
- 子どもの好みがわかる。苦手なものを美味しいと食べてくれた時の達成感。
- 子どもの栄養を考えながら、いかに色んな物を食べてもらうか工夫するところ!野菜はなかなか食べないですが笑。
- 子どもも一緒に準備すると、成長を感じられる。コミュニケーションになる。
- 「この間作った、あれ、また作って!」と子ども達にリクエストされたとき、とってもうれしいです。
食べてもらうだけでなく一緒に作る楽しみは確かにありますよね。
また、食べる量や食べてる様子からは言葉だけではない様々な状況が伝わってきます。
やっぱり「料理」は大事なコミュニケーションのひとつでもあるんですよね。
一方で、パパ自身のメンタルに届く喜びはどのようなものなのでしょうか?
- コスパが良い、自分の好きなものが食べられる。
- 好きなつまみが作れる。
- 自分好みの栄養、味にアレンジできる。
- 自分の好きなものを食べられる、出来立てを食べられる。
- 好きなもの、食べたいものを好きなだけ作れる。
ズバリ!“自由=フリーダム”ですね。
好きなもの、好きな栄養、好きなだけ、そして出来立て、これもまた大きなモチベーションです。
また、作ることそのものに喜びを見出している人もたくさんいました。
- 組合せの妙が当たった時の爽快感は何物にも替えがたい。
- 作ったことがない料理を初めて作る時、出来上がりを想像しながら作ることが楽しい。
- 自分のイメージで創意工夫ができる。マネジメント力を活用できる
- 思いつきでつくったらけっこうおいしかったとき
- 同じ食材でも購入時期により、味も食感も変わるし、自分の気分や体調でも仕上がりが変わるので、奥深い。
- 買い物から後片付けまで頭の中で組み立てながら、ときには不測の事態にアドリブで対処する必要もあり、自分の能力が試されるところ。
- にんにくや、生姜を足したり、ごま油、オリーブオイル、酒などを加えるだけで、一味違う事を覚えて以来、楽しくなった。今は便利な調味料多く、ソルト、スパイス、ドレッシング、ソースなど気の利いた調味料系がスーパーで気軽に買えるので、それらを吟味する楽しさもある。
もはや仕事のやりがいを聞いたときのような熱いコメント。
でも、家事も立派な仕事ですから、そういった意識を持つとこのようにとらえるようになるのかもしれません。
そんな料理の良さの中に、さらに修業的なものを見出した人も。
- 料理をしている時間は無心になれて、美味しく出来た時はストレス解消にもなる。
- 栄養バランスを考えて食材を工夫できる。自分好みの味付けに調整できる。頭をからっぽにして無心で作業に没頭できる。
- 好きなものを作れる、無心になれる。
いろいろと気を遣うことが多い世の中ですから、無心になれる時間は貴重ですよね。
最後に、だいぶ独特な良さを感じている方。
- 包丁のメンテナンスが楽しい。こんなに切れるのか!!トマトこんなに薄く切れるの!? みたいな包丁に愛着が湧いてきます。
“男性は道具にこだわりがち”というイメージがありますが、確かに道具も料理の楽しさを大きくしてくれる要素のひとつ。
何より、コメントが楽しそうなことが素晴らしい!
アンケートにご協力いただきありがとうございました。
千葉県版おとう飯「パパ料理お手軽メニューコンテスト」
こうして料理をするパパたちが語る魅力を聞いて、料理をやってみようかなと思った方もいると思います。
そんな、料理を始めたいパパにぜひ知ってほしいのが「おとう飯はじめよう!キャンペーン」の一環として行われている、千葉県版おとう飯「パパ料理お手軽メニューコンテスト」です!
こちらは「パパしるべ」でも記事を書いているパパ料理研究家の滝村雅晴さんが審査員長を務めるコンテストで、今年2年目となる千葉県の取り組み。
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応募の方法など詳しくは特設HPをチェックしてみてください!
何かを始めるのにはきっかけが必要!こういったコンテストなどがきっかけになればうれしいです!
さて!
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