毎日のことだから大変な子どもの「寝かしつけ」。
今どきのパパはどのくらいの頻度で行っているのか?そして、どうやって「寝かしつけ」をしているのでしょうか?
そこで、パパしるべ LINE公式アカウントでアンケートを実施!
寝かしつけに奮闘するパパたちのリアルな声や、意外と効果的な“最終奥義”までをご紹介します。
「寝かしつけ」は得意じゃなくても大丈夫!
子育てを一緒に楽しむヒントを見つけてみませんか?
パパの寝かしつけは「ほぼ毎日」が5割以上!?
やったことがない人からすると、簡単なように見えてなかなか難しい寝かしつけ。
とにかく思い通りにならないことが多いので、子育て世代の頭を悩ませています。
だからこそ、できれば夫婦で協力したいところですが、実際にパパたちはどのくらい寝かしつけに関わっているのでしょうか?
まずはズバリ聞きました。
どのくらいの頻度で寝かしつけをしていますか?(していましたか?)
- ほぼ毎日:54.5%
- 週の半分くらい:13.6%
- 週に数回:27.3%
- ほぼやってない:4.5%
パパしるべのLINEに登録してくれている時点で積極的な人が多いのはわかりますが、「ほぼ毎日」が半数を超えるとは驚きです!
もちろん、こういうアンケートにありがちなやっている人だけ答えてくれたということも考えられますが、だとしても、寝かしつけを実践するパパが増えているということには違いないように感じます。
では、次の質問に参りましょう。
寝かしつけは得意ですか?
- すごく得意:9.1%
- まあまあ得意:63.6%
- あまり得意じゃない:18.2%
- 正直苦手:9.1%
あれほどやっている人が多いのに「すごく得意」という人はごく少数。
3割程度は得意じゃない方の回答ですが、それでもやっているということですよね。
得意だから寝かしつけをやる、というわけではない現状が垣間見えます。
そもそも家事育児全般、得意じゃなくてもやらなければいけないわけですものね。
では、そんな寝かしつけで大変な思いをした人はどれくらいでしょう?
寝かしつけで苦労した経験はありますか?
- すごく苦労した:18.2%
- まあまあ苦労した:31.8%
- あまり苦労しなかった:40.9%
- 全然苦労しなかった:9.1%
これもまた積極的なパパが集まるパパしるべらしい結果じゃないでしょうか。
世の中のいろいろなアンケートを見ると「寝かしつけ」は苦労した人が多いものだと思いきや、苦労していない人が半数近く。
きっと本当は苦労しているんだと思うのですが、ポジティブに捉えているケースも多いように想像します。
ちなみに苦労している側の人たちは具体的にどんな苦労があったのでしょうか?
印象に残っている大変だったこと
- 背中スイッチ、いつ寝たか分からずやり続ける苦行(30代)
- あるあるだと思いますが、長男は背中にスイッチがついていて、置くと泣き喚く子どもでした。ソファの隅に座り、抱っこしたまま寝た回数は数え切れませんが、懐かしい。またそんな時間が来てくれると嬉しい。(30代)
- 長女が一番寝つきが悪く、当時は抱っこ紐で階段昇り降りが最も効果的でしたが、寝たと思ってベッドにめちゃくちゃ体幹筋肉使いながらそっと置いても起きていました(40代)
- 着陸すると起きる 背中スイッチ(30代)
もうこれは性別関係なく厄介な「背中スイッチ」問題。やはりこの辺りは王道でしょう。
その他にはこんな声が届きました。
印象に残っている大変だったこと
- 授乳を終えた瞬間は眠っているのに、ゲップをさせようと頑張っているうちに目が冴え、おむつを変えたら目がランランとしていたときは、焦った(40代)
- 30分くらい布団に入っていても寝ないので、子どもを車に乗せて60分くらい運転して寝かせた。(40代)
- 号泣する長女を抱っこしながら朝日を迎えたこと(20代以下)
- 抱っこして寝かしつけて、やっと寝たなと布団に子どもを置いて、最後に子どもの首に添えていた腕をひっこめるタイミングで、ゴツンと子どもの頭が布団に落ちてしまい、泣かれてしまったのがよくありました。(50代)
- とにかく寝ない…。睡眠時間8時間として、この分起きていたら1日が3分の1増えると思ってそうだった。全く誰に似たのか…。あ、パパか。(40代)
長女を抱っこしながら見た朝日…まぶしかったことでしょう。きっといい思い出になるはずです。
では、そんな中でパパたちはどのように寝かしつけをしているのか??
ここからは具体的なテクニックにスポットを当てていきます。
パパの寝かしつけ最終奥義はまさかの〇〇だった!
まずは、パパたちが日常的にしている寝かしつけテクニックについて聞いたところ、上位はこんな感じでした。
普段からしている寝かしつけテクニック
第1位:抱っこして部屋の中を歩き回る
第2位:トントン(54.5%)
第3位:絵本を読む(31.8%)
やっぱり定番ですね!そして定番になるということは効果も間違いないのでしょう。
しかし!必ずしも思い通りにならないのが寝かしつけの難しいところ!
自分も子どもも毎日体調が違いますし、気分も違います。
では、そんな時にパパたちがしている寝かしつけ最終奥義を聞いたので、紹介していきます!
パパたちの寝かしつけ最終奥義とは
圧倒的に多かったのが、まさかのこちらです!
- 一緒に寝ちゃう(50代)
- 先に寝る。と諦めて寝てくれる。(40代)
- あきらめて先に寝オチする(20代以下)
- 一緒に寝て、先に眠る。(40代)
- 一緒に寝る。寝てしまう笑(40代)
- 先に寝る…(40代)
- 諦めてパパが先に寝てしまう(寝たふりをする)(50代)
- 疲れたら抱っこしたままソファで目を閉じます^ ^(50代)
「寝ちゃう」!!
これを寝かしつけテクニックと呼んでいいかは若干迷いましたが、あえてしているのであれば、きっとテクニックのひとつなんでしょう。
なんだか寝かしつけが大変だと感じていなかった人が多かった理由がここに現れているような気もしますが。
真面目な方たちにはなかなかできないことかもしれませんが、実際のところこんな諦めの境地も結構大切だと思います。
よく言えば子どもの自立を促しているようにも見えます。
続いて多かったのがこちら。
- エイトビートが好みのようで、比較的アップテンポな曲をかけながら、八拍子でトントンすると落ち着いてくれます。(40代)
- ブルーハーツ、夏川りみなどのCDをかけて、歌いながら歩き回る(50代)
- 子守唄を歌う。(40代)
- 頭をなでる、歌を歌う(30代)
- 「タケモトピアノ」のCMもしくは「ふかふかかふかの歌」動画(50代)
動画、音楽系です。
反町隆史さんの「POISON」もそうですが、音楽は意外な力を発揮してくれるものです。
ただ、夏川りみさんはまだしも、ブルーハーツで寝るとは、なんともパンクなお子さんですね。
- ドライブ(昼寝のときだけ)(30代)
- ドライブか縦抱きでゆさゆさしていると寝ていました。問題は体から離す時で、無理な時は最後は抱っこしたままベッドに腹に乗せた状態で寝たりしていました(大人は垂直には寝れず)(40代)
- ドライブで、周りの音や光が気にならない場所を走る(40代)
これは王道ですよね。
適度な振動は大人でも気持ちいいものです。
- 抱っこしながらバランスボール(30代)
- YouTube上のおやすみオルゴール曲を聴かせながら延々抱っこしてバランスボールで揺らす(30代)
家の中での振動と言えばこれ。
バランスボールを使っている人がこんなに多いとはちょっと驚きです。
- 我が家だけかもしれませんが、必ずお布団で遊びます。寝る前の儀式みたいになっています。(40代)
- 体力使い果たして寝る作戦。寝る前に、パパ登りとか言って、よく身体を動かして遊んでいました。(40代)
- 昼寝しない、させない笑!(50代)
疲れさせる系ですね!これも男子には鉄板だと思います。
彼らはエネルギーゲージをうまく管理できていないので、残り1%でもテンションマックスになれるすごさがありますよね。
- 布団に入って電気を消した状態で、アドリブでお話を聞かせます。絵本だと目が冴えるので、いわゆるラジオドラマですね。お話の最後は「つづく~」で、最後に物悲しいエンディングソングを歌います「ルルル~」ってな感じで。その後、すぐ寝てくれました。あと、天井にスライドが映って静かな曲が流れる玩具はとても重宝しました。(50代)
- 部屋を暗くして適当な物語をする。そのうち自分も寝ています。(40代)
- ゆっくりお話する(30代)
一方、こちらはカームダウン系ですね。
おっしゃる通り、これも自分が眠くなりますよね。
その他、オリジナル系も紹介しましょう!
- だんだん部屋を暗くする(50代)
⇒今回はこういうコメントが少なかったですが、環境づくりも大事ですよね! - 抱きながら、自分自身をゆりかごにしてゆらゆらやれると眠ってくれます。ただ、自分も酔うので最終手段です。(40代)
⇒自分も酔う!? 果たしてどれほど揺らしていたのでしょうか?? - ママを見ていてヒントをもらったのですが、授乳の形で腕枕をしたまま添い寝をしていました。(30代)
⇒言ってみれば「偽装授乳」ですね!これはナイスアイデア! - うちの子は抱っこして、子どもの頭をやや下に向けたまま自分を軸に左右に回転するように揺らして寝かせました。(30代)
⇒独特!ツイストするってことですよね。自分のウエストにも効きそうです。 - 教えてもらったのですが、鼻と目のあたりは安心できるらしく、そこを撫でる。(40代)
⇒そうなんですね!こういうポイントを知っておくとよいですよね。 - とことん付き合うと腹を決める(40代)
⇒何もしていないようで結構大事だと思います。こちらが寝かせなくちゃ!と気合を入れているとそれを察知されることが多い気がします。こういう覚悟が伝わるんですよね。きっと。 - 赤ちゃんの時は抱っこand散歩だったが、大きくなってきてからはもう諦めて「パパの横にいる?」と一緒にサッカー見たり、ギター弾いてたり。その内寝るので、もう割り切っちゃう。(40代)
⇒これもまた同じですね。無理しないことで寝てくれる場合も結構あります。 - 生後5ヶ月くらいの時は、Mr.ベーターの「ドンドットット、ドンドットット」の若干の縦揺れリズムをつけて部屋をぐるぐる歩く作戦で、かなりの勝率でした。(40代)
⇒Mr,ベーター!!!!懐かしい!「ドンドットット」のリズムが今どのくらい伝わるかは未知数ですが、僕にはど真ん中でした。愉快なリビングですね!
そして!
ラストは苦労した人たちの声で多かった「背中スイッチ」の対策になりそうな最終奥義を2つ!
寝かしつけの最終奥義
- 子ども用の布団を丸ごと抱っこして、布団にくるむように抱えてトントンします。通常、寝たなと思ってベッドに置いて腕を抜くタイミングで目が覚めて泣くパターンが多いですよね。なので、寝たなと思ったら布団と赤ちゃんを丸ごと抱えた腕をベッドに下ろしてみて、それでも寝ていることを確認したら、そっと布団の下の腕を抜く。ほとんど赤ちゃんには気づかれませんよ。(50代)
- 抱っこして寝かす。抱っこの揺れやトントンをキープしながら、布団の上に腰を下ろす。抱っこ状態をキープしながら、仰向けに寝る(子どもはお腹に乗るかたち)。徐々にトントンや揺れを小さくしていきながら身体をよこに向けて子どもを下ろしながら、自分の手を抜く。(40代)
布団ごと抱っことは斬新!これならスイッチは発動しなそうです。
また、抱っこのまま仰向けというトトロスタイルもいいですね!
ぜひ皆さん試してみてください!
今回もご協力いただきありがとうございました。
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