男は子育てに向いていないのか!?育児を苦痛に感じるパパがすべきこと

パパのこと コミュニケーション

男は子育てに向いていないのか!?育児を苦痛に感じるパパがすべきこと

先日のアンケート記事で、パパたちが子育てを楽しむ一方で、色々なことに苦痛を感じていることがわかりました。

そもそも、男性は女性と違って子育てにあまり向いていないのか?

今回は、子育てに苦手意識を持っていることに悩むパパからのご相談。

子育てにどう向き合うべきか、今何をするべきか、アドラー心理学を基にしたアドラー式子育ての熊野英一さんからアドバイスをいただきました。

パパもつらいよ!?家事&子育てのあるあるな苦痛をパパにアンケート

可愛い子どもを授かり、その成長する姿を見られるのは親にとっては大きな喜びであり、子どもと一緒に過ごす時間は楽しいもの。 しかし一方で大変なことも色々あるので、子育てや家事が辛いと感じる時も... では ...

続きを見る

子育てに向いてないからと言って色々決めつけない

子育てに向いてないからと言って色々決めつけない

質問者
自分は子育てが苦手でいつも苦痛に感じています。

やっぱり男性は子育てに向いていないのでしょうか?

周りで楽しそうなパパたちが不思議でなりません。

質問を見る限りとても悩んでいるように感じます。

まずはいったん深呼吸をして、ゆっくりと向き合っていきましょう。

育児が苦痛に感じる時もあっていい

先日の記事にもありましたが、家事や育児の中で何かしら苦痛を感じているパパはたくさんいます。

あなただけではありません。

そして、今すぐしてほしいことは、ポジティブに考えることでも、頑張ることでもありません。

まずは何より、自分を否定しないでください。

生きていれば苦痛に感じることもありますし、それが長く続くことだってあります。

ネガティブな感情も、あなたのパートナーです。

上手に付き合っていけばいいのです。

急ぐ必要はありません。

子育てが本当に苦手なのかもわからない

そして、あなた自身が自分は子育てに向いていないと決めつける必要もありません。

もしかしたら今まで子育てでうまくいかなかった経験があるのかもしれない。

でも、最初からうまくいくことなんてありません。

練習をして失敗をして、徐々に慣れたり、やり方がわかっていったりすることもたくさんあります。

最初の段階でうまくいかないことで「自分は苦手」と思い込んでしまうケースもよくありますが、続けてみないとわかりません。

また、もし苦手意識があったとしても問題はありません。

これもまた苦手なことと上手に付き合っていくことができれば、苦手なままでも構いません。

とにかく焦らないこと。

時間はかかるかもしれませんが、気長に進んでいきましょう。

子育てに悩むあなたは一人じゃない

子育てに悩むあなたは一人じゃない

まずは誰かに話してみる

強く思い込んでしまう時は、視野が狭くなってしまっていることが多く感じられます。

また、そういう時の多くは孤独な状況になっているときです。

例え家族など周りに人がいても、コミュニケーションを取れていない状況だと孤独に感じることもあります。

その状況を変えたいと思うのであれば、まずは誰かに話を聞いてもらうことが必要です。

ただ、周りのパパたちが楽しそうに見えているということを踏まえると、苦痛に感じている自分に否定的になっているように感じていて、そんな話をしたら、批判されるのではないかと心配かもしれません。

確かにそういうケースもあるかもしれませんが、心を開いて話せる人がいないのであれば、カウンセラーなどプロの手を借りてもいいと思います。

大切なのは、とにかく話すこと

自分に対してネガティブになっているかもしれませんが、一方でこのままではよくないと感じているのであれば、周りの助けを求めてもいいと思います。

誰かのために何かしてみる

ぜひやってみてほしいことがあります。

それは、自分のためではなく、家族や周りの人たちのためになることです。

朝起こしてあげるとか、何かを代わりにとってあげるとか、落ちているゴミを拾うとか、ほんの些細なことで構いません。

もちろん苦手だと感じているままでも構いません。

とにかくやってみてほしいのです。

そのうちに、いつかきっと自分が誰かの役に立っていると感じられるときが来ると思います。

人は誰かに貢献していることを感じられると、自分の事を大切に感じることができます。

ひとりで生きているわけではないという「共同体感覚」を感じることができれば、前向きに取り組んでいくことができるようになっていくと思います。

もちろん、誰かのために行動をしていても、必ず役立っていると感じられないかもしれません。

でも、少しでも前に進みたいなら行動してみてください。

少しは何かが変わるかもしれません。


熊野さん、ありがとうございました!

改めておさらいすると…

ポイント

  • まずは自分を否定しない。そんな時もあります。
  • ひとりで抱えようとせずに誰かに話して、視野を広げる
  • 家族や周りの人のためになることをやってみる

何もかもうまくいかないと感じて落ち込んだ時ほど、ひとりになろうとしてしまいがちですよね。

でも、その孤独感からまず脱することが大切なようです。

熊野さんの言うように、急がず慌てず、周りを見て見るように挑戦してみてください!

熊野さんのアドラー式コミュニケーションの講座では、家庭はもちろん仕事でも使えるコミュニケーションのコツを学ぶことができます。

「子育てが思い通りにいかない」「仲良くしたいのに夫婦関係がギクシャクしてしまう」「職場の人間関係がうまくいかない」など、悩みを抱える方は自分で解決できるためのコミュニケーション術を学びます。

こちらも気になった方はぜひチェックしてみてください!

アドラー式オンライン講座 参加者募集

-パパのこと, コミュニケーション
-,

© 2024 パパしるべ運営委員会