結婚しなければよかった…!?夫婦喧嘩の日々を変える関係改善の方法とは

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結婚しなければよかった…!?夫婦喧嘩の日々を変える関係改善の方法とは

結婚したら素敵な毎日が待っているはず…そう願っていても、現実は思い通りにいかないもの。

価値観の違いでぶつかり、喧嘩が続くと、ふと「結婚しなければよかった」と後悔が頭をよぎりますよね。

今回は、そんな夫婦喧嘩の日々に悩むパパの相談に、アドラー式子育ての熊野英一さんが回答。

関係を立て直すために必要な“決め方”と、今日からできる改善のヒントをお届けします。

結婚を後悔しても関係は変えられる

結婚を後悔しても関係は変えられる
質問者
質問者

結婚5年。子宝にも恵まれましたが、とにかくぶつかってばかりです。

価値観や意見も合わないし、すぐに喧嘩になる日々が続いていて、結婚しなければよかったのかもしれないと悩んでいます。

いつかこの状況は改善されるのでしょうか?

うまくいかないときに選択が間違っていたのかもしれないと悩むのはとても自然なことです。

とはいえ、もし現状の改善を望むのであれば、結論を急ぐ必要はありません。

もう少し一緒に考えていきましょう。

最初にすることはひとつ

質問を見る限り、とにかく現状がうまくいっていないことはわかりました。

そして、改善したいという思いがあることもわかりました。

ただ「いつかこの状況は改善されるのか?」という言葉が気になります。

どこか他人任せになっているような印象を受けます。

もちろん、これまでも自分なりに努力はされてきたんだと思いますが、それがうまくいかず心が折れているのかもしれません。

でも、誰かがなんとかしてくれることは、おそらくほぼありません。

今までやってきたことがうまくいかなくても、改善を望むならやり続ける必要があると思います。

つまり、何から始めたらいいか?と問われたら答えはひとつです。

改善すると心に決めることです。

アドラー心理学では「自己決定論」という考え方があるように、「あなたはあなたの人生の主人公。全ては自分で決めることができる」ということです。

アドラーが語る「結婚とは?」

アドラーは結婚についてこう言っています。

アドラー心理学のポイント

「結婚とは、一緒に生きる決意をし、お互いの人生を支え合い、豊かにすることだ」

アドラー心理学で重要とされる「共同体感覚」は、人は一人では生きられない以上、価値観などが違っても、同じ共同体の仲間と互いに力を合わせていこう、という考え方です。

夫婦関係も小さな共同体。

対等な関係を土台にして協力し合うことで、困難も建設的に乗り越えられるのです。

うまくいかないのであれば、離婚という選択もあるかもしれませんが、この相手と結婚したという選択を後悔するのではなく、正解にするために工夫をしていくことも、あなたがやろうと決めれば、前に進めることができるはずです。

ズバリ、夫婦喧嘩を減らすコツとは

ズバリ、夫婦喧嘩を減らすコツとは

夫婦喧嘩は絶対に減らせる

質問を見ると悩みのひとつに夫婦喧嘩があると思います。

そして減らすことができないと感じていると思います。

ただ、夫婦喧嘩は絶対にあなた次第で減らすことができます。

なぜなら、喧嘩は一人ではできないからです。

喧嘩の原因を聞くと、「相手がふっかけてくる」という声をよく聴きます。

ここから喧嘩になる流れは、ふっかけられた方も感情的になって言い返し、エスカレートしていっていると思います。

でも、例えふっかけられたとしても、感情的にならなければ、激しい喧嘩にはなることはありません。

つまり「売られた喧嘩を買わない」ということです。

夫婦喧嘩の多くは、主導権争いだと思います。

「どっちが正しいか?」「どっちの方が大変か?」など、「どっちの方が」と言いつつも、本来比較できないもので勝ち負けを競っていることが多いですよね。

でも、夫婦の間でどっちに主導権があるかはどうでもいいことです。

目的はお互いに楽しく暮らせることなので。

あなたがもし喧嘩を減らしたいのであれば、自ら争うのをやめて相手に付き合わず冷静に話をすすめるようにしてみましょう。

違いを認めて、奥底の思いに注目する

おそらくいろいろな人に言われたことがあるとは思いますが、夫婦が他人である以上意見や価値観が違うのは当たり前のことです。

ただ、意見や価値観には基本的に優劣はありません。

よほど破滅的なものなどは別ですが、どっちもそれまでの人生で培ってきたものであり、俯瞰してみればどっちも一理あることの方が多いと思います。

そんな違う意見や価値観を持った人同士がすり合わせるためには、結局腹を割って話し合うしかないのです。

この時にとても大事なことは、奥底にある思いに注目することです。

最初から上手に伝えることができていれば喧嘩にはなっていないはずなので、だいたい言葉足らずだったり、言い方が悪かったりするケースが多いと思います。

この時、言葉尻などを捕まえてしまったら話は進みません。

なので、言い方や言葉選びは気にしないようにすることが大切です。

もちろん、すごく引っかかるし、イライラするポイントなんですが、そこはグッとこらえてみましょう。

よくよく聞いていくと、相手の意見の中にある本当の思いが見えてくるはずです。

相手が攻撃的に仕掛けてくるときは、自分の意見が聞いてもらえていない、わかってもらえていないと思っているときがほとんどです。

余計なツッコミをせずにずっと話を聞いているうちにだんだん落ち着いてくるはずです。

また、二人だけで話すとどうしても言い争いに発展してしまうという夫婦もいると思いますが、そんな時は二人が信頼できる第三者に入ってもらうという選択肢もありだと思います。

他人の前では多少感情的になるのを抑えることもできると思います。

もしかしたら、今後はその第三者がAIに変わることもあるかもしれませんね。

どちらの意見にも偏らないように設定すれば、いい落としどころを見つけてくれることもあるのかもしれませんね。

自分ばかりが譲歩しているようで、面白くないかもしれませんが、本当に改善を望むのであれば、ここはひとつ勇気をもって一歩引いてみることからやってみてください。


熊野さん、ありがとうございました!

改めておさらいすると…

ポイント

  • まずは自分から改善しようと腹をくくる
  • 売られた喧嘩は徹底的に買わない
  • 言い方や言葉選びに反応せずに奥底にある思いに注目する

人の気持ちにはアップダウンがあります。

きっと後悔するときはダウンしているときだと思うので、そんなときに感情のままに決断をしてもきっとうまくいかないでしょう。

いろいろと工夫をしつつ、気持ちがアップの時にも考えてみてはどうでしょうか?

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熊野英一

株式会社子育て支援 代表取締役 / ボン・ヴォヤージュ有栖川 代表
子どもたちの居場所づくりプロジェクト「ビリーバーズ」統括リーダー
アドラー心理学会 正会員 / 個人心理学会 正会員

著書は『アドラー式 老いた親とのつきあい方』(海竜社)『アドラー式子育て 家族を笑顔にしたいパパのための本』(小学館クリエイティブ)ほか。編著は『急に「変われ」と言われても』(小学館クリエイティブ)。

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