いまだ子育てにまつわる事は女性に偏りがちな日本。
よって、子育てに関する情報はママ目線のものが中心です。
そんな中でも、積極的に子育てに関わろうとするパパたちは、どこから情報を得ているのでしょうか?
またどんな検索キーワードで、調べたことがあるのでしょうか?
今回は「パパしるべ」のLINE公式アカウントに登録している1200人以上のメンバーに、アンケートで聞きました。
パパが子育て情報収集するのは、やっぱりネット
ご存じの通り「パパしるべ」はパパ向けの子育て情報を扱っているわけですが、みんなどんなことを知りたいのか?
ここはサイト作りをする上で重要な情報です。
今回は正直なところ、今後どのような記事を作っていくかの参考にもなると思ってアンケートしてみました。
果たして、どんな結果になったのでしょうか?
まずは、パパたちの情報源から聞いてみました。
家事や育児の情報はどこから仕入れていますか?
1位:インターネット 100%
2位:妻・パートナーからの情報 53.8%
3位:SNS 46.2%
スマホが普及してネットが身近なこの時代ですからやっぱりそうなりますよね。
また、一番身近な妻やパートナーからの情報も大事。
たくさんコミュニケーションを取ることが重要になりそうです。
ネットで調べる検索ワードはみんなあるある!
では、そんなたくさんの人が情報源にしているネットでパパたちはどんなワードで調べているのでしょうか?
ネットで調べるときにどんなワードで検索したことがありますか?
第3位:子育てテクニックに関するワード
「寝かしつけ」「夜泣き」「離乳食」など、主に乳幼児の子育てで知っておいた方がスムーズなテクニックに関するワードがランクイン。
具体的にはこんな声が届きました。
検索ワード「寝かしつけ 夜泣き」
とにかく寝なくて困った午前3時。頼れるのはネットだけでした。
わかります。わかりすぎます。
時間や場所を選ばないのはネットの良さ。
また、同じようなことに困っているパパの体験記事などを見つけると仲間の存在を感じられたり、自分だけではないと思えたりして気持ちは楽になるかもしれません。
ただし、あくまで寝かしつけなど子どもにも注意を払うことを忘れずに。
第2位:育児関連アイテムに関するワード
「紙おむつ」「歩行器」「育児テック」「ベビーカー」などアイテムに関するワードも多かったです。
もちろん夫婦にもよりますが、モノへのこだわりが強い男性も多いと思うので、頼られるケースもあるのかもしれないですね。
ちなみにこんな声も届きました。
検索ワード「電動アシスト自転車どれが良いか」
電動アシスト自転車を店舗に見に行ったが、店員さんに育児経験がなく、留意点が分からなかった為、ネットで調べて購入しました。
これはあるあるですよね。
特に家電など、育児中ではない人も使うタイプのアイテムだと、育児経験のない方ではわからないことも多くあります。
そういう時にもネットは利便性を発揮してくれます!
第1位:病気や発達に関するワード
もっとも多かったのは「熱」「発疹」「病気の名前」「症状」「誤飲」「脱臼」「火傷」「大便の色」など病気に関連するワード。
実際にこのようなワードで調べたパパからはこんな声が届きました。
- 子どもに熱が出て痙攣したとき慌てて調べました。
- 実家の母から教わったことが今では間違いだった。
育児に関する情報が我々の育った時代とは変わっているというケースは多くありますが、インターネットでは日々情報が更新されるのでカバーすることができるのは確かにメリットですよね。
ただし、古い情報なども残っていることもあり、その辺りは注意が必要です。
一方、発達に関して調べたパパからはこんな声が。
検索ワード「赤ちゃん ミルクの量」 第一子があまりミルクを飲まない子で不安でした。
授乳している妻は感覚的に多分大丈夫と言っていたのですが、個人的に具体的に目安が知りたかったので調べました。
検索ワード「寝返り つかまり立ち 目安」
特に0歳の時は成長が早い!でも、それが平均と比べてどうなのか?とにかく0歳の時はことあるごとに見ていた気がします。
特に一人目の子どもだとわからないことが多いので、こういった目安は調べておきたいところ。
いずれも「目安」という言葉がありますが、個人差が大きいところなのであくまで目安であることを意識して受け止めた方がいいかもしれません。
また、他にはこんな声が届きました。
検索ワード「ピアノ 水泳 (住んでいる地域)」
習い事に迷っている時に他の人がどうしているのか?専門家は何と言っているのか?いったん調べてみました。
地元の習い事を探すのにも確かに便利!
歩いているだけでは見つからないケースもありますし、専門家の意見はもちろん、口コミも見られるのは心強いかもしれません。
検索ワード「パパ 子育て 悩み 理解」
育休を拒否されて、それって法律的にどうなのかと調べたことがあった。
結果は圧倒的に会社がブラックだと分かった。
なんとも心苦しい話ですね。
会社の中の閉じた環境ではわからないことを、知ることができるのもいいところだと思います。
また、今回は「育休」というキーワードはほとんどありませんでした。
これはアンケートに答えた人たちが、すでに子どもが産まれている現役のパパが中心だったからではないかと思います。
本当に困っているのは 子どものことではない??
ここからは、どんなワードかというよりもジャンルとしてよく調べるものはどんなことか?というポイント。
もしかしたらこっちの方にパパが本当に困っていることが隠れているかもしれません。
気になる結果は...
たびたび調べていることがあれば教えてください。
1位:夫婦のコミュニケーションなどのこと 53.8%
2位:子育てに関するお金のこと 46.2%
3位:パパ友の作り方やコミュニティなどについて 38.5%
やっぱり(笑)。先ほどのトップ3とは少し違った結果になったのが面白いところ。
実は先ほどの調べたことがあるワードの質問でもこんな声があったのです。
検索ワード「夫婦喧嘩 仲直り」
シンプルに妻とケンカした時に仲直りの良い方法が知りたくて。
これを調べたくなる気持ちがわかる人は多いのではないでしょうか?
ただ、ネットで見つけた答えがヒットするかどうかは未知数ですが。
検索ワード「パパでも行ける施設」
子ども向けの施設に行ってもママばかりでなんか疎外感を感じていた時に、パパが集まるところはないか調べました。
検索ワード「パパ 講座」
出産前に講座の情報を調べていたらママ向けが多かったので、パパ向けはないかと思って調べました。
やはりママ向けの子育て情報が多い状況を踏まえるとこう調べたくなりますよね。
とはいえ、そう調べてもなかなかいい情報にたどり着けないという現実もあったり…我々も頑張ります!
もっとこういう情報が調べられたらいいのに
最後に、パパたちがさらに知りたいことはどんなことか聞いてみたのでその結果をお伝えします。
- 近くの公園マップ、子連れ対応のお店リスト
- 発達に応じたおもちゃを買ってあげたり環境を整えてあげたりしたいので、そういう情報。(子が今どこのフェーズなのかが分からない問題もある)
- 育児にかかるお金のこと。
- 保活のこと。妻から「あなたも勉強して」と言われるので。
やっぱりここで「お金」が出ましたね。
また、ちょうどこれから秋の保活シーズンになりますから、保活についてはパパしるべでも積極的に取り扱っていきたいところです。
- 世代毎に悩みをシェアできる場。若いパパ、氷河期世代のパパ、それ以上でそれぞれ悩みの質が全く異なることも多いため。特に氷河期のパパ達は色々と見えてこないことが多いので、本当のところはどうなんだろう?と知りたい事や共有したいことも多い。
- パパしるべでも時々見られますが、他のパパたちがどうやっているのかがまとまっているところがあればいいなと思います。
パパ友に関する検索ニーズがあることはわかりましたが、やっぱり他のパパたちのリアルな姿は、身の回りにも、そしてネットの中にもそれほど多くないということのようです。
この辺りの情報ももっと出せるように頑張っていきます!
ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました!
たくさんの貴重なご意見をいただいたので、しっかりと参考にさせていただきます!
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