自分たちが子どもの頃に感じていた、両親への思いは親になって変わりましたか?
帰省などの年末年始が過ぎた今。
公式LINE「パパしるべ総研」のメンバーに、親になった今だからこそ両親それぞれに伝えたい言葉や感謝の気持ち、そしてそれ以外の両親への本音など聞いてみました。
これぞ昭和の父親たちに伝えたい言葉
年末年始に帰省した人たちは、孫の顔を見せると同時に両親の様子に触れることになったと思います。
もちろん帰省できなくても、子どもの頃家族で過ごした時期に両親のことを考えた人も多いはずです。
今回はそんな皆さんの両親へのメッセージをまとめました。
感謝の言葉はもちろん、それ以外に今伝えたいこととは。
まずは父親に向けたものをピックアップしました。
質問内容
- あなたの父親はどんな人ですか?
- 今、父親へ伝えたい感謝について教えてください。
- 今、父親に伝えたい感謝以外のことを教えてください。
- 実直な人。素直な人。
- いろいろありましたし、やり方に噛み付いた時も多かったですが、常に味方でい続けてくれたことを感じています。今、楽しく生きていられるのも、世界を信じていられるのも、お父さんが味方でい続けてくれていたからだと感じています。ありがとう。
- 一緒に身体を動かしたいです。
- 寡黙で昔ながらの親父。
- 父は海外出張が多く、海外への憧れを持てた。おかげで豊かな人生になったと思う。
- そういう時代だと思うけど、家事・育児に一切参加することなく、関わる時は怒る時だけ。もっと色んなところに連れて行ったり遊びに行ったりしてほしかった。
- とにかくカッコイイ。でもちょっとカッコつけすぎかもしれない人。
- あなたのおかげで身なりに気を使える人間になりました。
- たまにはプレゼントした服を着てほしかったなぁ。やっぱり趣味が合わなかった?
- 振り返ると、一度も「お前は男なんだから云々」というゴリゴリのアンチジェンダーな台詞を言ったことがない。
- 月並みだけど、アンタの息子でよかった。
- 俺にギター教えてやる!と言って一度もまともに弾いたところを見た事がないうちに天国行くのはダメだよ。
- 几帳面で優しい人でした。
- 自分が親になって初めて父親のありがたみが分かりました。それまでは誤解をしていました。
- もっと話をすれば良かったと後悔しています。
届いたメッセージに書かれた父親像は、寡黙や真面目といったいわゆる昭和の父親を表現する時に多く使われる言葉が多かったです。
そんな時代だったのだなと感じます。
きっと伝わりにくく、また伝えるのもうまくなかった当時の父親の思いは、きっと時間を経て我々に届いているのではないかと感じました。
微笑ましい母親たちへの感謝の言葉
続いては、母親に向けたメッセージです。
質問内容
- あなたの母親はどんな人ですか?
- 今、母親へ伝えたい感謝について教えてください。
- 今、母親に伝えたい感謝以外のことを教えてください。
- 柔軟性の塊。
- 教育学部出たくせに今NPOとかコンサルとかをしている僕に「仕事楽しめよー」といつも言ってくれてサンキュー。
- 毎年正月に青汁送るのは勘弁してくれ。我が家で僕しか飲めないから、なかなか減らんわ。
- 天然ボケだが、明るく社交的。
- 子ども3人、末っ子が小学校に上がってからは仕事しながら、完全ワンオペで家事・育児をこなしていた。すべてのことに感謝しかない。
- 即席麺やファストフード、駄菓子などを一切食べさせてもらえず、そのこだわりのせいで母自身が苦労したことも多々あったと思う。今となってはもう少し肩の力を抜いて良かったのにと思う。
- 世界一のおっちょこちょい。でも愛される。
- あなたがいるだけで家が明るかった。あと、人の失敗を絶対に責めないのは本当にありがたかったです。
- 家族でもめ事になりそうになると、それがうやむやになるほどの大事件が起きていた気がします。あれ、わざとだったの?
- スーパーウーマン。
- 当時は珍しいくらい稼ぎまくった母さん。おかげで大学に行けました。
- 人の仕事に口を出すのはやめてください。あなたほどはできませんから。
- お茶目な人。楽しいことを探すのが得意な人。
- 自分らしく生きること、楽しみ方、遊び方を教えてくれたのはお母さんだと思っています。反発も多かったですが、たくさん経験させてくれたことで、今、僕はチャレンジしてみること、やってみることができています。ありがとう。
- お母さんの願いってなんですか?
全体的に父親に向けたメッセージとはちょっと質が違う感じがしますね。
最後の「お母さんの願いってなんですか?」という質問は、完全に想定外でしたが、本当に素晴らしいと思いました。
きっと、そういう質問が出てくる育て方をしてくれたということなのかもしれません。
最後に、とある方からの両親に向けたメッセージです。
まずは父親に向けて。
- 無口なタイプ、母に言わせるととても頑固。
- 自分のやることを黙って見届けてくれてありがとう。
- アルツハイマーが急に進行して自分のことがわからなくなったと思うけど、できる限り会いに行きます。
次は母親に向けて。
- 話を聞いてくれる人。
- 自分のわがままで実家から遠く離れての就職に理解してくれてありがとう
- 急に一人になって寂しいと思うけど、できる限りの電話と帰省するので頑張ってください。
月並みですが、「孝行したいときに親はなし」という言葉があります。
冒頭の父親へのメッセージの中にもすでに他界された方への思いがありました。
「今、伝えたいメッセージ」は、いつか伝えようと思っても届かないことがありますよね。
面と向かって言うのはちょっと恥ずかしいと感じるかもしれませんが、もし、何か伝えたい思いが浮かんだら、感謝ではなくても、今伝えてもらえたらと思います。
今回もご協力いただき、本当にありがとうございました!
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