夏休みの宿題の定番である、小学生の自由研究。
わが子はもちろん、パパたちが子どもの頃にもやった思い出があることでしょう。
今回はそんな自由研究テーマの中でも印象に残っているものを、公式LINE「パパしるべ総研」のメンバーたちに教えてもらいました。
まだ今年のテーマが決まっていない人には参考になる!かもしれません。
懐かしい!!パパたちが子どもの頃にやった自由研究テーマ
今回は、30代から50代までのパパたちが回答してくれました。
概ね1970年代から90年代くらいまでに子ども時代を過ごしたと思います。
果たして時代でどのようギャップがあるのでしょうか?
どんどん見ていきましょう!
- 印象に残っている自由研究
- なぜ印象に残っているか
- カタツムリのうんちの色が本当に変わるのか?
- 色が実際に変わって楽しかった。
(こつ 30代)
これはもう定番!
理科の教科書にも出てくるタイプのものですが、こういうのを実際にやって本当に思った通りになると、おー!って感じですよね。
- 県境での自動車ナンバープレート(陸運支局)チェック。
- ナンバープレートに色々な地名があることを初めて知った。
(ラビット 50代)
子どもってナンバープレート見るの好きですよね!
しかも勉強になるし、我らが住んでいる日本のこともよく知るきっかけにもなるので、ちょっと実際にやってみたくなりました。
- ペットボトル内の水を最も早く出す方法の研究
- 父と一緒にやったということと、本当に些細な疑問でも研究として成立するんだという驚きから。
(よーさん 30代)
印象に残る部分は研究の面白さだけではないということですね。
親子で協力したこと、そしてなにより、研究のきっかけを知ることだと思うと、気が引き締まります。
- 自動的に蓋が閉まるチリトリの作成
- じいちゃんが突然考えてきて「やるぞ!」と一人で仕上げてしまった。そして優秀賞。じいちゃんのテンションが怖かった。
(まろ 40代)
そう、協力するのは親子だけではありません。
しかし、核家族化が進んできた今は、なかなかここまでじいちゃんが入ってくる家庭は少ないかもしれません。
ちょっとだけ時代を感じるエピソードですね。
- 住む街の野草マップ
- 1学期の終業式の後、帰り道で野草を摘んで家に着いたらザックリ地図に貼って完成。初日1時間で終わらせることに成功したから。
(チーズ 30代)
すごい発想!
徹底的に効率的にして、みんなが悩む自由研究をたった1時間で終わらせるなんて、行く末が楽しみです!
いったい今どんな仕事をしているのでしょうか??
ものすごく気になりますね。
- 皿の材質によって氷の解ける速さを調べる実験
- よく考えれば、これがエアコンメーカーに行く運命のはじまりだったのかも
(オンサン 50代)
こちらは、友達の自由研究だそうですが、コメントを見る限り、この友達はその後にエアコンメーカーに行ったということですよね。
その一歩目に自由研究が関わったかもしれないと思うと、他人事ながら感慨深いですね。
わが子たちの発想が光る!自由研究テーマ
続いては、今を生きる子どもたちがやった印象的な自由研究。
パパ世代とは何が違うんでしょうか?
- 走る時の手の形の研究
- 東京オリンピックを見ていた娘が、手がグーの人とパーの人がいることに気づき、疑問に思って始まった研究。運動好きでオリンピックも録画して見るくらいだったので、自分の疑問に対する研究でいいなあと感心していました。
チョキで走ると遅いやろーと言っていましたが、試しにチョキで走って、チカラがうまく伝わらないのか見事に遅かったのが面白かったです。
(不死鳥 30代)
素晴らしい疑問!これは世代関係なく考えてみれば疑問を持ちそうなこと。
そして好きから生まれた研究というところも素敵です。
親子で楽しみながらやっている様子も目に浮かびます。
- 海のプラスチックゴミからチャームを作る取り組みで、県の表彰を受け、最終的には関西SDGsチャンピオンとなった。
- 娘の成長に繋がった、多くの子どもたちと触れ合えた、お金も稼げた。
(森田将悟 30代)
SDGs!!!時代ですね。
しかも!チャンピオン!さらに賞金まで!
これはもう忘れられない思い出ですね。
次もぜひ頑張って欲しいですが、願わくば賞金がちらつくようにはならないでほしいなと、老婆心ながら思ってしまいました。
- 家の近所の妙に直線距離が長いサイクリングロードの調査
- 直線の理由は河原から砂利を運ぶ貨物列車の線路跡だったからで、砂利採取の歴史など、深く掘り下げられ、自分も勉強になったので。
(モモンガ 50代)
おそらく研究をスタートする時点ではここまで深いテーマだと思っていなかったのではないかと思います。
結論が見えていない研究の面白さが詰まっていますね。
- 様々なお茶の違い
- 娘とお茶屋さんや紅茶屋さんなどいろいろな店を回ってひたすらお茶をかき集めました。お店の人たちが自由研究と聞いてテンションが上がりほとんど全部タダでくれたが、それぞれの店で1時間以上語られ娘は飽きていた。
(ティーかとう 40代)
自由研究で詳しい人に話を聞きに行くのは貴重な経験ですよね。
そして、聞かれた方の詳しい人たちの頼られたうれしさからくる、テンションの上がり具合も目に浮かびます。
もちろん飽きている娘さんの姿も目に浮かびます。
こういう時こそパパの頑張り時ですね。
- 娘小2の『ヒトとチンパンジーの骨盤の違い』
- こっちも協力したけど、娘が頑張ったから。
(コッシー 50代)
小2でここに興味を持つことがすごい!
いったいどんなきっかけで思いついたのか娘さんに聞いてみたいですね。
そして、何よりその子どもが頑張っている姿に親としては成長を感じます。
- パパのビールの本数と酔い方の関係
- 発想が最高でむちゃくちゃ面白かった。
最終的なまとめも「同じ本数を飲んでも酔うレベルに違いがあり、体調や天候、ストレスなど別の要素が関係していると感じた」という芯をくっていたもので唸らされた。
(あの時のノグチ 30代)
こちらはわが子の友達の研究と言うことですが、クラスメートたち、いやその親たちはザワついたことでしょう。
そして、一番気になるのは研究対象になったパパが、どんな気持ちでこの研究結果を受け止めたか、そして、周りのパパ友たちの視線をどう感じたのか?
勝手な推測ですが、この子はそのうち、社長や上司にいたずらをしかけるタイプの愉快な大人になりそうな予感がビンビンします。
思ったほどパパ世代とは違いがないような気がしますが、自由度はパパたちよりも高い気がします。
一緒に研究をしている時の楽しさも宝物ですが、子どもたちの研究テーマが、果たしてどのように将来に繋がっていくのか?もしかしたらそれも同じくらい楽しみですね。
最後に今回届いた自由研究の悩みをまとめました。
- 毎年テーマを何にするか困ります。
- けっこう内容考えるのに困った覚えがあります。
- あまり無いです。スタートは早め(半年前)です。
- じいちゃんが毎年首を突っ込んできたこと。
- その結果をまとめるのを手伝うのが大変だった。文字を書くのが苦手な息子なので。。
- やりたいことを言っても大体ダメと言われて全然自由じゃなかった。
- 自分の子ども時代も今の息子の時代も、研究とは名ばかりの工作やキットが多く、自分の頭で考える機会を失っているような気がします。
- 自分の時は、何をやるか悩み、セミのぬけがら集めに挑戦。大量に採れたが、何の研究にもなってないというオチ。
- 親がどこまで関わって良いのか。上記の研究は父親の発案でした。
大変なこともありますが、だからこそ思い出になることも多い自由研究!
ぜひ、今年も楽しんでいきましょう!
今回も、ご協力いただき本当にありがとうございました!
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