シャボン玉オヤジさん直伝の最強キットが大活躍！パパが公園でつながる実証実験第5弾！

公園を楽しめないワンオペパパを救うため、パパしるべ編集部がスタートさせた公園での実証実験「オレのワンオペ秘密基地」。

第5弾は、以前もお邪魔した千葉県習志野市にある香澄公園のプレーパークで実施。

ここまでの開催で、子どもたちの人気を集めたシャボン玉を強化して臨んだ結果は？？

いざシャボン玉修行へ

公園に集まったパパたちが助け合うための実証実験

パパしるべ編集長の杉山錠士です。

わが子を連れて公園に行ったときの経験とパパしるべ総研でのアンケートから、公園でなかなか繋がりを持てないパパたちが多いことからスタートした実証実験「オレのワンオペ秘密基地」。

改めて説明すると、公園に受付を作りのぼりを設置。

遊びに来たパパたちに声をかけて、公園で遊んでいる間だけ、パパしるべがクラウドファンディングで作った一目でパパとわかる仲間の証「PAPATO」のリストバンドを身に着けてもらいます。

トイレに行きたいなど困ったとき、また孤独を感じた時に、同じグッズをつけている仲間に助けを求めたり、つながってもらえるきっかけを作ろう！ということです。

さて、こちらの前回の大阪開催の時の写真、覚えていますか？

自作のシャボン玉キットで圧巻のシャボン玉を操る、通称「泡師」さん。

現地スタッフから「完全に持ってかれました…」という報告を受けて、いろいろ調べてみたところ、比較的近くで同じようなことをしている方を見つけました。

その名もズバリ！「シャボン玉オヤジ」さん。

インスタのプロフィールに貼られた動画をみると、これがすごい！すぐに連絡を取って会いに行きました。

風とシンクロすると気持ちいい、らしい

いました！この日もめちゃくちゃ飛ばしていました！

聞きしに勝るインパクト！これは絶対に体得したい！

ということで、落ち着いたところでお話を伺いました。

ある日、偶然見かけたシャボン玉パフォーマンスに魅了され、自らその時のパフォーマーに話しかけて伝授してもらったとか。

以来、医療機関や保育園や商業施設など様々なところで工夫を凝らしながらシャボン玉を飛ばしてきたという、シャボン玉オヤジさん。

なんと野外音楽フェスの会場でも飛ばしたそうです！（気持ちよさそう…）

何より、飛ばしていると自分自身が一番気持ちよくて癒されるので、例え見ている人がいなくても飛ばしているそうです。

たまに風とシンクロした感覚を得られた時が最高に気持ちいいそうです。

見ているだけもなんなので、僕もやらせてもらいました。

む、むずかしい…。見ているととても簡単そうなのに、なかなかうまくできません。

残念ながら風とシンクロする感覚は得られませんでした。

でも、キットの作り方やシャボン玉液の配合などの情報はしっかりと教えてくれました。（最強シャボン玉液の作り方はナイショ。秘密基地に参加した人だけの特典となっています）

さあ、家に帰って材料を集めたらキットを作成。

これを持って第5弾に臨みます！

プレーパークに舞うシャボン玉に集まる人たち

現役大学生が感じる日本の課題

12月にもお世話になった香澄公園のプレーパーク。

2月ではあったもののこの日は暖かく、今回もたくさんの人がやってきていました。

こちらは現役大学生の西村薫さんが、家族や有志を募って偶数月の第1日曜日に開催しているプレーパーク。

高校時代に「指示に従う子が優等生。だけど大人になって社会に出たら指示がなくても動かなくてはいけない」という日本の教育にあるギャップに課題を感じて、みんなが主体的に動ける空間を作りたいと考えて、プレーパークを実施することになったそうです。

実際にやってみて

子どもに口を出さないというは本当に難しいんだなと感じています。

自分自身は子育てしていないのでわからないところもありますが、危ない！とすぐに止めちゃう人や、自分で作り始めちゃう人も多くて、もっと主体性に任せられるようになれたらと感じています。

パパたちもすごく真摯に向き合っている人が多いなと思いますが、子どもは楽しそうだけど、パパ自身は本当に楽しめているのかなと感じることがあります。

西村薫さん

そうなんですよね。

子どもを楽しませようとすると、自分は楽しめないということは割とよくあると思います。

難しいところですが。

でも！きっとシャボン玉なら自分も楽しみながら子どもたちも楽しんでくれるはず！そう信じて、今回はシャボン玉グッズを多めに持ってきました。

シャボン玉キットの意外な盲点

もちろん、自作のキットも持ってきました。

今回作ったのは、100均で売っているプラチェーンを結束バンドでつなぎ合わせて、振出式の短い釣り竿（100均で購入）の先に手芸用のナスカンでつないだもの。

見た目にはわかりませんが、思ったよりも重い！

きっと、シャボン玉オヤジさんの使っているプラチェーンよりも大きいのがきいているのでしょう。

あっという間に腕がきつくなってきました。。。

挑戦者続出！

とはいえ、やっぱりキットを使ったシャボン玉は圧巻！

大きいものができる良さもありますが、一つ一つのチェーンに幕ができるので、結構雑に振り回してもたくさんの小さいシャボン玉ができて、プレーパークの中に広がっていくのです。

すると、だんだん人が集まってきました！

「やってみますか？」と声をかけると、ほぼ100％のパパが腕まくりを始めます。

子どもたちの期待の視線の中、腕の見せ所！ただ、これ本当になかなかうまくいかないのです。

それでも中にはうまく使いこなし子どもたちの歓声を浴びているパパも。

子どもたちの目がキラキラしています。

すると、こういう展開になるわけです。

ちょっと年齢の高い子たちはそうなりますよね。

ビックリするのが、子どもたちの方が圧倒的にうまいこと。

やっぱり遊びでは子どもにはかなわないということでしょうか？

重たい釣竿を見事に操る子どもたち。

あ、なるほど、ちょっと短めに持つとラクなんですね。

こういうのを開発するところがすごいです。

またも起こったアンケート問題

協力してくれたプレーパークの西村さん（薫さんのママ）と、千葉で活動する軒先珈琲の佐藤さん。

シャボン玉はもろ刃の剣？

シャボン玉に熱中しているうちにあっという間にこの日の開催時間が終了。

軒先珈琲の佐藤さんと協力してリストバンドを集めながら片づけて帰りました。

今回も12人のパパがリストバンドをつけて協力してくれたので、どんな反応があったかなと思って帰ってすぐにパソコンを開いたところ…全然アンケートの回答が来ていない…。

まあきっと今日の夜になってから入れてくれるのかな、と思っていたものの、アンケートの回答は増えず。

振り返ってみると、ちゃんと受付で説明はしたものの、実施中ほとんどの時間をシャボン玉遊びに費やしていたわけで、アンケートの回答を促す時間が少なかったと感じました。

シャボン玉は人が集まりますが、その分、説明や声かけがおろそかになってしまうのです。

きっと前回の大阪でもアンケートが集まらなかったのは、メンバーたちがその場を楽しくすることを重視したため、「楽しかったけどアンケートが集まらない」という事態になったんだと推測します。

実証実験である以上、アンケートの回収は重要課題。

何か妙案を考えなければ！頑張ります。

さて、すでに次回の開催が決まっています！

2月18日（土）は京都梅小路公園でファザーリング・ジャパン関西のメンバーが実施。

そして翌日19日（日）は埼玉県にある彩湖道満グリーンパークにパパしるべメンバーが行って実施します。

お近くの方がいたら、ぜひ遊びに来てください！

今までの開催レポートは下記をご覧ください。