子育て家庭によくあるヒヤリハット事例!実体験から学ぶ対処法とは

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子育て家庭によくあるヒヤリハット事例!実体験から学ぶ対処法とは

9月9日は「救急の日」。

子育てをしている中で「危ない!」と思う経験はよくあると思いますが、実際にパパたちは子どものどんな危険なシーンに遭遇したことがあるのでしょうか?

公式LINE「パパしるべ総研」のメンバーたち聞いた、実際に体験した子育て中のヒヤリハットと対処法について聞きました。

ヒヤリハットする場所はどこが多い!?

ヒヤリハットする場所はどこが多い!?

子育て中は本当にヒヤッとすることの連続。

なにせ行動が予測不可能ですし、本人たちにはまったく悪気がないので、もう親としては怖くて仕方ないところです。

1歳から9歳の子どもが亡くなる原因は「不慮の事故」が最も多いことからも、注意しなければいけないことが多そうです。

少し前、平成30年のデータですが、東京消防庁によると、管内で日常生活における事故により救急車で病院に運ばれている0歳から5歳までの子どもは毎年9000人から1万人ほど。

その中でも1歳児が最も多く、次いで2歳児だということです。

今回、パパしるべ総研のメンバーたちに聞いたところ、子育て中にヒヤッとした体験があるパパは100%。

程度の違いはあるとしても、皆それぞれ子どもが危ないと肝を冷やした経験があるようです。

では、どんな場所でヒヤッとしたのか?聞いてみました。

ヒヤリハット体験をした場所はどこですか?

ヒヤリハット体験をした場所はどこですか?

家の中:50.0%

近所の街中:25.0%

おでかけ先:16.7%

近所の公園や児童施設:8.3%

基本的に家の中や近所が9割以上を占めていますが、特に子どもが小さい頃はあまり遠出する機会がありません。

なので、自然といる時間が長いところで事故が起こりやすいことは、割と想像がつくかもしれません。

実際に東京消防庁のデータによると事故の約7割は家の中で起きているとのこと。

特に夕食の準備や入浴で慌ただしい、夕方5時頃から夜8時頃の事故が多い傾向です。

では、パパたちが体験した家の中でのヒヤリハット体験をチェックしていきましょう。

次女(当時0歳)が、どこから見つけたのか分からないスーパーボールを飲み込む直前

どんな対応をした?:思わず手を突っ込んで引き抜いた。

得た教訓は?:部屋はスッキリしてナンボ!…だが、我が家の女性陣は断捨離苦手で、中々苦心している

つかまり立ちを始めたころタンスの引き出しに手をかけて、そのまま引っ張って倒してしまいそうになりました。軽いタンスってそんなに簡単に倒れるのか!とびっくりしました。

どんな対応をした?:タンスを手で止めることが出来ました。

得た教訓は?:つかまり立ちって危険がいっぱい!初めてだとどれが倒れてしまう恐れがあるかわからないものですね。

タバコの吸い殻を食べていたかもしれなかった。

どんな対応をした?:仕事中だったので、妻からの連絡を受けて病院に連絡する様に伝えました。

得た教訓は?:子どもが小さいうちは手の届くところに危険な物を置かない。

娘が1歳くらいの時、お風呂入れていたら手が滑って、子どもがズッポリ湯船に浸かってしまった。

どんな対応をした?:すぐに抱き上げよしよししました。本人はキョトンとしてました。

得た教訓は?:小さい頃は特に注意深く見てあげないといけないということ学びました。

生後半年の娘がベッドから落ちた(家族3人で出かける予定で、妻が先に出た後、私と娘2人きりの状況でした)

どんな対応をした?:とりあえず妻に電話をし、頭を保冷剤で冷やしながら合流しました。

得た教訓は?:1歳未満は本当に目が離せない。

締まりつつあるドアの隙間に手を入れかけた。

どんな対応をした?:ドアを抑え、挟まれるのを防いだ。

得た教訓は?:ドアの開け締めの際は特に注意する

どの体験も読んでいるだけで冷や汗が出るモノばかり。

ぜひご自身の家の中のことを思い浮かべて、その危険がないようにする対策を考えてください。

ただ、もちろん危ないのは家の中だけではありません。

ヒヤリハット事例あるある!子どもはすぐいなくなる

ヒヤリハット事例あるある!子どもはすぐいなくなる

続いては家の中以外で起こったヒヤリハット体験です!

近所の街中のヒヤリハット事例

テレビ番組に触発され、3歳の時に1人でおつかいしたいと言うので、軽い気持ちで行かせたら、車道脇の花を摘もうとしてバスに轢かれそうになった。その瞬間を後ろから見ていたので、生きた心地がしなかった。いまでも夢にその時の光景が出てきて冷や汗をかく。

どんな対応をした?:それ以来、1人でおつかいはさせていません。もう少し(いま4歳)大きくなって、フラフラと車道に飛び出さないようになってからお願いしてみます。

得た教訓は?:軽い気持ちでやらせるものじゃないです。専門家の指導と多くの大人の目があるところでやりましょう。

買い物でレジにて支払い中に子どもがいなくなった。

どんな対応をした?:店員さんにお願いして、店内放送を入れてもらった。すぐに見つかったから良かったものの、焦りました。

得た教訓は?:子どもにも仕事を与えてその場から離れないようにする。迷子になった時のルールを子どもと共有した。

ショッピングセンターで手を離したすきに勝手にふらふらと移動し、見える範囲からいなくなった。

どんな対応をした?:自転車で来ていたので、まず自転車のところに戻った。そしたらちゃっかり自転車に座っていて事なきを得た。

得た教訓は?:4歳児の行動力を甘くみてはいけない。

近所の公園や児童施設などのヒヤリハット事例

滑り台の滑るところの横に、登り棒用の出入り口があってそこから娘が落ちた。

どんな対応をした?:落ちてくる可能性があったため下で待機していた。

得た教訓は?:遊具で遊ぶ場合は全体の構造を把握しておかないと危ないと感じた。

お出かけ先のヒヤリハット事例

車にはねられかけた。

どんな対応をした?:何もできなかった。

得た教訓は?:急な飛び出しなどはかなり意識しておかないと子どもの行動は読めない。

家族で買い物中、エレベーターで2歳の娘だけ残ったまま閉まって次の階へ行ってしまった。

どんな対応をした?:夫婦2人だったので、僕が急いで階段で次の階へ。妻にはエレベーター前で残ってもらった。

得た教訓は?:娘はしばらくその店のエレベーター乗らなくなりました。小さい子も学びは多いです。

家の中とは違って、外では見失ってしまうことが多いようです。

その他にも公園での落下や車にひかれそうになるなど、きっと同じような体験をした人も多いのではないでしょうか?

ただ危ないからといって、必要以上に行動を制限してしまうこともあまりやりたくないですよね。

今回のコメントにもあったようにあまりに急すぎると、何もできない、動くことができない、ということも考えられます。

事故は起こってからでは遅いこともありますので、家の中でも外でもしっかりと気をつけた上で、のびのびできるように危険を事前に察知できるように学んでおくことが大切ですね。

今回も、ご協力いただき本当にありがとうございました!


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パンク町田

1968年 東京生まれ。NPO法人生物行動進化研究センター 理事長
アジア動物医療研究センター センター長

昆虫から爬虫類、鳥類、猛獣といったありとあらゆる生物を扱える動物の専門家であり、動物作家。
野生動物の生態を探るため世界中に探索へ行った経験を持ち、3,000種以上の飼育技術と治療の習得を生かした執筆はベストセラーを生み出す原動力となっている。
また、オールラウンドな犬種を扱うことができる犬の訓練士でもあり、愛玩犬のしつけから、猟犬、バンドッグの訓練も行う。独特のキャラクターでテレビ出演も多数こなす。
その他、動物関連での講演、執筆など多方面で活躍中。

パンク町田オフィシャルサイト:https://ultimateanimalcity.info/

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