仕事や育児に忙しい毎日を過ごしていると、ついついおろそかになりがちな自分たちの健康に対する意識。
健康診断や検診にはちゃんと行けていますか?
そして、パパたちは妻の健診や検診について、夫婦間でどのくらい把握しているのでしょうか?
公式LINE「パパしるべ総研」のメンバーに聞きました。
妻の健康診断の状況、どのくらい把握してる?
一口に「ケンシン」と言っても、「健診」と「検診」という二つの漢字で表されます。
「健診」の方は、その字の通り「健康診断」のこと。
これは特定の病気を検査するものではなく、健康状態を確認することを目的とした検査です。
企業が従業員を対象に行ったり、自治体が行う総合健診がそれにあたります。
一方で「検診」は、特定の病気に関してかかっているかどうかを調べる検査や診察です。
「がん検診」はまさにそれです。
つまり、簡単にいうと「健診」は健康かどうかを調べるもので、「検診」は病気かどうか調べるものという違いがあります。
いずれにしても、健康であることを望むのであれば、定期的に受けることが必要です。
特に子育て中の夫婦であれば、今後の事を考えても健康であることは重要ですから、より重視していかないといけません。
しかし…子育て中だからこそ時間も余裕もないというパラドクス。難しい問題です。
そんな中、今回は自分のことではなくパートナーが健診や検診を受けているか?というポイントに絞ってアンケートを実施しました。
まずは、パパたちの現状について結果を見ていきましょう。
妻が健康診断や検診を受けているか、知っていますか?
全部知っている:58.1%
だいたい知っている:32.3%
全然知らない:6.5%
あまり知らない:3.2%
9割以上のパパは妻の状況を把握している!驚く人も多そうな結果となりました。
おそらくパブリックイメージでは、把握していない人の方が多いのではないかと考えると思います。
果たして時代が変わったからなんでしょうか?
ただ、パパしるべ総研のアンケートはこういったサイトやコミュニティに登録するような積極的なパパたちが中心となるので、一般的な結果とはちょっと違う可能性は多いに考えられます。
残念ながら明確に比較できるデータが見つからなかったのですが、積極的に家庭に関わっているパパたちは把握している率が高いということかもしれません。
そもそも夫婦でスケジュールを共有していれば、把握できる部分も多いと考えられますし、健診となると、食事の制限などもあるので必然的に知ることになりますよね。
さらに前向きな結果があります。
夫婦で健康診断や検診について話し合ったことがありますか?
- ある:90.3%
- ない:9.7%
前問に通じるように9割以上は話し合った経験があると言う回答結果。
これもまたビックリしました。
ただ、冒頭にも書きましたが、子育て世代は仕事はもちろん育児をしていくためにも健康は重要なので、そういった意識がかなり幅広く浸透しているだけかもしれません。
妻の健康診断、パパが心配しているのは...
また、今回のアンケートでは少し違う時代の側面を知ることにもなりました。
妻が受けている健診・検診はなんですか?
職場の健康診断:53.3%
人間ドック(総合的な健診):30.0%
その他:13.3%
乳がん検診:3.3%
その他の中には、ここに挙がっていた選択肢について複合的に受けている方や、まったく受けていないという回答もありましたが、特徴的なのは「職場の健康診断」が半数を超えていることです。
つまり、この方々は共働きであり、企業側がしっかりと健康診断を行っているということ。
共働きは忙しくて時間が無い、また休む時間が無くてケアができているか心配という面もあるかもしれませんが、一方で福利厚生のひとつとしてしっかりと健康診断を行ってくれるという意味では、定期的なチェックに繋がるわけです。
これはある意味ありがたいことなのかもしれませんね。
ただ、専業主婦の場合は、自分から能動的に診断を受けようとしないといけないわけで、もしかしたらそういう人たちにとってはハードルが高いというのが変わっていないのかもしれません。
また、今回「乳がん検診」を単体で受けている人がこれほど少ないことは、ちょっと心配なこと。
まさに子育て世代の女性はリスクが高いところになると思うので、これはもっと多くの人が受けられる環境ができたらと思いますし、パパの立場からサポートできることを考えるきっかけになるかもしれません。
さて、そんな状況の中で、パパたちから届いた悩み事や困ったことをぜひ見ていただきたいです。
- 何度勧めても病気が見つかったら嫌だと受診してくれない。病気があるなら早めに治療をして欲しいのに…。
- 妻に検診を受けてもらいたいが、過去に嫌な思いをしてがんとして受けてくれない。
- 優先順位が低くなかなか行こうとしてくれない。
- 出産前に妻が気にしていた乳がん検診と子宮検診をまだ受けていないことが、気にはなっている。
- 妻が面倒くさがって行きたがらない
- 妻の健診の結果まではあまり把握していない。悪いところがあれば妻から知らせてくれるかなと。
- バリウムは飲みたくないと言う。
- 「私は自分のこと大事やから」と以前から言っており1、2年に1回は人間ドックに行っています。ただ費用がすごい。
- 年に一回で不足が無いか心配。
- ナイーブな病気に関しての検診は、妻もあまり口外されたくないのは勿論ではあるが、時々パパだけで抱えるにも重くなってしまう…
時間もかかるし、お金もかかるし、それに行くのは面倒だし、病気が見つかったら困るし、、、
もちろん、男女を問わずそう思ってしまうことはあると思いますが、パートナーとしてはやっぱり心配なわけです。
なんとか、行ってもらえることを祈ります。
今回は、多くの夫婦が健康診断や検診について話し合い、状況も把握していると言う結果が出ました。
これを見て、「ウチの夫婦は話し合っていない」「ウチの夫婦は互いの状況なんて知らない」とため息がこぼれている方もいるかもしれません。
でも、せっかくなのでこれをきっかけに話し合ってみていただければと思います。
今回も、ご協力いただき本当にありがとうございました!
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