最近ではキッズメニューもあり、子供連れのファミリー層の利用も増えている居酒屋。
とはいえ、お酒を飲む場所に小さい子供を連れて行くことへの周りからの目線や、他のお客に迷惑をかけてしまうのでは...と行くのに躊躇する人もいると思います。
果たして今どきのパパたちの感覚では、子供連れで居酒屋へ行くのは「アリ」なのか、「ナシ」なのか...!?
公式LINEアカウントに登録している1600人のパパたちに、アンケートで聞いた回答をまとめました。
居酒屋に子供連れは9割のパパが「あり」と回答!
時代に応じて子育て環境はいろいろと変化していますが、これもそのひとつかもしれません。
今の親世代が育った時は、居酒屋でご飯を食べる家族はそれほど多くなかったように感じます。
ところが最近は、居酒屋で子連れの家族を割とよく見かけるようになったような気がしますが、これは親たちの感覚が変わったのでしょうか?
まずは、ズバリ!
子連れで居酒屋に行くのを「あり」だと思っている人はどのくらいいるのでしょうか?
子連れで居酒屋に行くのはアリ?ナシ?
- アリ:89.5%
- ナシ:10.5%
実に9割がアリ!こんなにも多いとはちょっと驚きです。
では、アリナシそれぞれの理由を見ていきましょう。
子連れで居酒屋がアリの理由
- ファミリールームがある。騒いでも大丈夫。(第一子:未就学児 40代)
- ファミレスよりも豊富なメニュー、個室もあるし気兼ねなく食事ができる。(第一子:高校生以上 50代)
- メニューが豊富で親もお酒が楽しめる。(第一子:乳児 30代)
- 楽しい雰囲気での食事を子どもと楽しめる。(第一子:未就学児 30代)
- 個室や座敷になっているので、子どもがいても気にせず入れる。(第一子:幼児 30代)
- 好きなものを頼んだりできて、うれしい出来事などのイベントに合わせていく分には良いイメージがついて良いと思います。(第一子:未就学児 30代)
- 子育ての息抜きになる。(第一子:高校生以上 40代)
- 子どもが騒いでも大丈夫。座敷があるところも多い。(第一子:未就学児 40代)
- 親にとっては息抜き以上のものがあると思います。子どもにとってはそこにあるものすべてがエンターテイメントになると思います。(第一子:未就学児 30代)
- 同じ額を払うなら、気を遣うつまらない会社の飲み会よりも、家族での居酒屋ご飯の方が断然良い。(第一子:幼児 30代)
子連れで居酒屋がナシの理由
- タバコの臭いや会話の内容。周りに気遣わせる可能性。(第一子:幼児 30代)
- タバコや騒がしさ。(第一子:乳児 30代)
- 喫煙可能な店であれば、行かないほうが良いと思っている。食事のメニューや、トイレなどの設備が整っていないことが多い。(第一子:乳児 30代)
ナシの理由の中心はタバコで、他は周囲の状況となっています。
これはまあおそらく皆さん納得でしょう。
ただ、受動喫煙防止法によってかつてよりはタバコが気になりにくい環境ができています。
また、メニューについても居酒屋メニューは「ポテトフライ」「唐揚げ」など子どもたちに人気のメニューも多いですし、何より豊富だからこそ選べます。
キッズメニューを用意しているお店も少ないですし、コメントにもあった通り、ファミリールームがあったり、そこまでなくても個室があるので、騒いでしまったときの心配も少ない。
そう考えると、居酒屋ってもしかしたらものすごくファミリー向きなのかもしれませんね。
こうして環境が整っている状況を見ると、親たちの感覚が変わったというよりも、居酒屋の立ち位置が変わったように見えます。
個人的にささったコメントがこちら。
- 共働きで夜ご飯を簡単に済ませたいときに便利。(第一子:小学校低学年 30代)
いや、本当に!
保育園のお迎えにギリギリ間に合って、子どもをピックアップしたものの「今から作るのか・・・」と心折れそうになった時に、何度居酒屋に救っていただいたでしょう。
本当に感謝です。
ちなみに、子どもが何歳くらいから居酒屋に連れて行ってもいいと考えているのでしょうか??
こちらも合わせて聞いてみました。
子どもが何歳から居酒屋はOKだと思いますか?
- 乳児:31.6%
- 幼児(1~3歳くらい):31.6%
- 未就学児(4~6歳くらい):26.3%
- 小学校高学年:5.3%
- 中学生以上:5.3%
なんと、6割以上が幼児からOK、さらに未就学児を含めると約9割。
これはさらに驚きかもしれません。
でも、こういう空気感があるからこそ、誰にでも行きやすい場所になったのかもしれません。
実際に子どもを連れて行ったことがある人はどのくらいいるのでしょうか?
実際に子連れで居酒屋に行ったことはある?
- ある:78.9%
- ない:21.1%
こちらも子連れで居酒屋に行ったことがある人が約8割。
どうやら居酒屋は、もはやファミリー層にとって定番の外食スポットになっているようです。
パパが子連れで行くのを躊躇する場所は?
かつて子連れでは行きにくいと考えられていた居酒屋が、もはや定番になったとすると、パパたちにとって、子連れで行きにくいところはどこなんでしょうか?
これも聞いてみました。
居酒屋以外に子連れで行くことを躊躇する場所は?
- 高級レストラン。(第一子:未就学児 40代)
- 高級寿司屋。(第一子:高校生以上 50代)
- 少し高めのフレンチやイタリアン、雰囲気の良いカフェ。(第一子:未就学児 30代)
- ホテルのレストラン。(第一子:未就学児 30代)
一番多かったのがこのちょっとハードル高めの飲食店。
すごく共感します。
そしてこれはもはや仕方ないですよね、子連れが想定されていない場所ですから。
次に多かったのがこちら。
- クラブ、ライブハウス。(第一子:幼児 30代)
- 騒がしい場所。ライブやイベント会場。(第一子:乳児 30代)
これも納得ですね。
こちらの場合は、単純にウェルカムではないということだけでなく、大きすぎる音は耳にも良くないというリアルな問題もあります。
反対にこういう意見もありました。
- 美術館に連れて行きたいですが、実行するのを躊躇っています。(第一子:未就学児 30代)
レストランにも通じることではありますが、静かすぎるところもまた子連れにとっては躊躇するもの。
そして、その他にはこんな声が。
- 場所よりも時間帯で、遅い時間はどこでも躊躇していました。(第一子:高校生以上 40代)
- 夜のディスカウントストア。(第一子:幼児 30代)
確かに。
場所よりも時間というのも理解できますが、中でもディスカウントストアはいろいろな意味で躊躇する要素があるような気がします。
そして、最後にもうひとつ。
- メイド喫茶。(第一子:小学校高学年 40代)
こういう言い方をするのもなんですが、、、そうでしょうね。
さて!最後は子連れでのお出かけ全般の悩み事や困りごとです!
子連れで行く場所について困っていることや悩んでいること
- オムツの交換台や授乳室があるところに絞ると、行けるところが限られてしまう。(第一子:乳児 30代)
- オムツ替え等のスペースの不足や、着替えなど荷物の多さ。(第一子:乳児 30代)
- トイレについては可能な限り事前に調べます。子ども用の小さな便座の設置されたトイレがあるかどうかで目的地になるかならないか決めることもあります。(第一子:未就学児 30代)
- 雨の日のお出かけ先。夏の暑い時、冬の寒い時の体力発散のためのお出かけ先。(第一子:未就学児 40代)
- 兄弟だと遊園地で乗れるものに差が出て遊びにくい。(第一子:高校生以上 50代)
- 子どもへの許容度が人によって違うので、あまり気にし過ぎないようにしたいと思うものの気になるときもある。(第一子:未就学児 30代)
- 子ども用椅子がない店に入ってしまったときの、他のお客さんからの目線。(第一子:幼児 30代)
- 特に制限するつもりはないが、遊戯施設の年齢制限で絶妙に上の子だけ入れない!みたいなことがある場所は行かない。(第一子:小学校高学年 40代)
- 年配の人の視線。(第一子:高校生以上 50代)
どれも多くのパパママが経験したことや、周りで聞いたことがある声だと思います。
でも、居酒屋がファミリーの定番に変わったように、こういう困りごとが減っていくように変わることも期待できると信じています。
そのためにもこういう声を世の中に届けていかなければいけないと思います。
今回もご協力いただきありがとうございました。
そして、こういう声を世に届けていくために、今後ともご協力のほどよろしくお願いします!
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