バルーンVSシャボン玉！どっちが子どもたちに人気なのか？パパが公園でつながる実証実験第6弾！

公園を楽しめないパパを救うため、パパしるべ編集部がスタートさせた公園での実証実験「オレのワンオペ秘密基地」。

第6弾は、2月の週末に2日連続で実施となった京都と埼玉での様子をレポート。

バルーン中心の京都とシャボン玉中心の埼玉。

果たして人が集まったのはどっちなのか？

バルーンで喜ぶのは子どもたちだけではなかった

京都の子育て世帯に人気のスポット

パパしるべ編集長の杉山錠士です。

わが子を連れて公園に行ったときの経験とパパしるべ総研でのアンケートから、公園でなかなか繋がりを持てないパパたちが多いことからスタートした実証実験「オレのワンオペ秘密基地」。

改めて説明すると、公園に受付を作りのぼりを設置。

遊びに来たパパたちに声をかけて、公園で遊んでいる間だけ、パパしるべがクラウドファンディングで作った一目でパパとわかる仲間の証「PAPATO」のリストバンドを身に着けてもらいます。

トイレに行きたいなど困ったとき、また孤独を感じた時に、同じグッズをつけている仲間に助けを求めたり、つながってもらえるきっかけを作ろう！ということです。

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先週末2月18日は2度目となる関西での開催！

京都府京都市下京区にある梅小路公園で、今回もNPO法人ファザーリング・ジャパン関西（FJK）のメンバーに運営していただきました！

梅小路公園は、JR京都駅からも歩ける距離にあって、しかも水族館や鉄道博物館もある都市公園。

周辺の子育て世帯にしてみれば、いろいろな遊びがあってありがたいスポットです。

週末にも親子連れが集まるとは聞いていましたが、ここでひとつ問題が…。

設営するときから厚い雲に覆われていて、いつ雨が降り出してもおかしくない状況。

これで人が集まってくれるのか？一抹の不安がメンバーを襲います。

小雨が降っても子どもたちには関係なし

自分たちが子どもだった頃を思い出せばわかることですが、子どもたちにとってよほどの雨でなければ問題はなし！

一生懸命バルーンをひねるパパがいる受付に親子連れが集まってきます。

今回集まったFJKメンバーの中には、それまでバルーンをひねることがなかったメンバーもいましたが、ベテランたちの指導もあってメキメキ上達していきます。

いつの間にか子どもたちのオーダーにもスムーズに答えるようになっていき、しっかりと役目をこなしていったようです。

いつの間にか遊具の周りには、受付で受け取ったリストバンドをつけたパパたちがたくさん！

素晴らしい！

ただ、パパ同士の交流はそれほど深まっている様子はありません。

一方、受付側では、パパたちの楽しそうな声が。

そうFJKメンバーたちはばっちり盛り上がっています。

結局、運営しているパパたちが楽しい

終了後、運営に関わったメンバーたちからも感想が届いたのですが、そのほとんどは「楽しかった！」という勢いのあるメッセージばかり。

もともと関西地区を中心に様々なイベントを実施していたFJK。

しかし、新型コロナの感染が広がって以降、数年にわたって思うように活動ができなかったといいます。

そのため、メンバー同士が顔を合わせることも激減し、なかなか交流が図れなかったのです。

今回集まってくれたメンバーの中には久しぶりの人たちもいれば、はじめましての人もいて、久しぶりの交流になったというのです。

しかも、バルーンを教えたり教えてもらったりというやりとりもあり、すっかり打ち解けたとか。

「バルーンができるようになってよかったです！」という、秘密基地企画とはまたちょっと違う感想も届きました。

実は。コロナ以降の活動ができなったというパパコミュニティの話はFJK以外からもよく聞いていました。

今回が、そういう人たちが再び集まるきっかけになってくれたのであれば、それはそれでとても良かったと思います。

この日、バルーンで最も盛り上がったのは大人たちだったのかもしれません。

思わずやりたくなる釣り竿シャボン玉

春のような陽気で盛り上がる自然豊かなグリーンパーク

一方、その翌日2月19日に実施したのが、埼玉県戸田市にある「彩湖・道満グリーンパーク」。

荒川のほとりにあるこちらはBBQ場としても大人気で、週末になると、埼玉県以外からもたくさんの人がやってきます。

今回は、川が豊かな埼玉県の取り組み「SAITAMAリバーサポーターズ」の協力を経ての開催。

事前にこの公園がいかに週末多くの人が来るか聞いていましたが、BBQスペースには大量のテントが張られていました。

それもそのはず、この日の最高気温は19度！

2月とは思えない陽気にいてもたってもいられない人たちが集結していました。

今回は、そのBBQスペースのすぐそばにある遊具があるところで実施したのですが、もう設営している時点では親子連れがたくさん。

早速、子どもたちがシャボン玉をはじめます。

もちろん今回も最強シャボン玉液とともに釣り竿を使ったオリジナルキットが出動！

すると、やっぱりパパたちの腕がうずくのでしょう。今回も次々と挑戦者が現れます。

思ったよりも難しいですね～

そんなことを言いながら皆さんなかなかやめません。

そうやはりここが腕の見せ所である以上、ある程度うまくいくまで粘ります。

体の大きいパパは、意外と繊細な釣り竿さばきを見せてくれました。

このあと次に待っていたパパに釣り竿を渡してくれるのですが、そこに会話はうまれませんでした。

うーん、チャンスだと思うんですけどね。

それでもパパたち、子どもたちは楽しそうなのです

本当にたくさんのパパが、釣り竿シャボン玉に挑戦していってくれました。

そして、終わった後はスタッフから実証実験やパパしるべの説明。

なるほど！それはいい取り組みですね！

とは言ってくれました。

一つの目的は達成しているといえばそうなのですが、なかなかパパ同士が繋がることには至りません。

ただ、正直今回お話を聞いているとあまり近所に住んでいる人はいなくて、割と遠くからやってきているとのこと。

そうなると、この場所で繋がるモチベーション自体がそれほど高くないのかもしれません。

人が集まるかどうかだけでなく、公園のタイプによってもやり方を変える必要がありそうです。

これまで実施してきた公園のうち、アンケートの回答数が多かった横浜市磯子区の公園は本当に近くに住んでいる地元の人たちが集まる場所。

それ以外の大き目の公園では、なかなかアンケートに紐づかないようです。

ただ、現場にいる人たちは運営するメンバーもパパたちも、もちろん子どもたちもものすごく楽しそうです。

一緒に遊んだり、繋がったりしなくても、そこに遊べるアイテムがあることや、バルーンのようなテンションの上がるものがあれば、公園はもっと楽しい場所になるようです。

7回の開催を終え、どうやら少しだけ方向転換が必要になっているのかもしれません。

どうしたらいいのかは、引き続きパパしるべメンバーや参加してくれたパパたちの声をもとに考えていきたいと思います！

これからは本当に公園や外遊びが楽しいシーズンです！

さらなる発展にご期待ください！

お近くの方がいたら、ぜひ遊びに来てください！

今までの開催レポートは下記をご覧ください。