大人にとっても子供にとっても大事な「睡眠」。
ただ、忙しい中ではなかなか充分に確保することが難しいものです。
とはいえ、子供の体のことを考えると早く寝かせたいし、睡眠時間も気になる...!
今回は「パパしるべ」のLINE公式アカウントに登録している1100人以上のメンバーに、子どもの寝る時間について、決めた時間を死守するか?それともフレキシブルに対応しているか?聞いてみました。
子供の寝る時間、それぞれの家庭の事情とは
子育てをしていると、思い通りにならないことがたくさんあります。
その時々に合わせてフレキシブルな対応も必要ですが、目標を決めてそれに向かって進めていくのもいいですよね。
結局のところ、それぞれの家庭の方針や家族の個性によるものなので、どちらが正解というわけではありません。
しかし、ひとまずその方針はどちらが多いのか聞いてみました。
子どもの寝る時間、死守orフレキシブル(どちらかというと)
- 死守:46.7%
- フレキシブル:53.3%
わずかにフレキシブル派が多いようですが、ほぼ半々。
それだけ意見が分かれるポイントなんですね。
では、それぞれどんな理由でそっちを選んでいるのでしょうか?
さて、まずは死守したいという方の声です。
死守派の声
- 翌日のリズムに差し支えるから。大体の生活リズムが決まっている方が、面倒を見る側も楽だと思います。
- 生活リズムを守るため
- 成長に影響すると聞いたから。
- 規則正しく生活して欲しいから。ほどよく守っているつもり。
- その後の自分の時間、夫婦の時間を確保するため。
- 子どもには充分な睡眠時間を取ってもらいたいので。
- 寝る子は育つというから。
- 上の娘は睡眠時間が足りていないとメンタル面ですぐに不安定になります。加えて体調も崩しやすいので死守しています。
- 乳幼児期の睡眠は、何より大事。
- 本人の言い分に任せていると生活リズムが乱れる
多かったワードは「リズム」と「成長」。
確かにどちらも大事にしたいポイントです。
また、「自分の時間、夫婦の時間」という声もありましたが、確かにそうですよね。
一方でフレキシブル派の方の声がこちら。
フレキシブル派の声
- ある程度決めているが、親の都合もあったりして寝る時間に幅はあります。
- 無理に寝させようとしても、ぐずったり、想定以上に寝かしつけに時間がかかったりするので、ある程度は子どもの状態に合わせています。
- 平日だと親が帰宅する時間が遅れたりして、生活サイクルがズレることもあるので、寝る時間は必ずしも一定になりません。その分、起こす時間を決めています。
- 死守したいけど、死守だけ考えると育児が辛くなる。
- 他者を思い通りに動かすなんてそもそも無理だと思っています。
- 機械じゃないから、決まった時間に電源OFF出来ない。
- 昼寝の時間だっていつも違うし、親のストレスになる!
- 死守は生活するにあたってしんどくなるので。
- 一日くらいズレても大したことないので。
- 子どもらが寝ないときは、絶対に寝ないから
- 体に合わせて行くのがいいと思う。
- 何かに熱中をしている時や、旅行など、状況によって時間は変えたいと考えている
こちらは「ストレス」や「しんどい」という言葉が目立ちます。
また親や旅行など日々の生活の中も一定ではないことを踏まえて、対応しているという方向性のようです。
実際に思い通りにできていますか?
- 完全にできている:13.3%
- ある程度できている:50.0%
- あんまりできていない:20.0%
- 全然できていない:6.7%
思いや考えはあっても、うまくいくかどうかは別の話。
と、思いましたが、7割以上がポジティブな回答とは驚きです。
皆さん、素晴らしい!
寝る時間について夫婦ではどんな話をしている?
夫婦で方針は同じですか?
- 完全一致:20.0%
- おおむね同じ:56.7%
- 違うけど理解できている:16.7%
- 違うのでぶつかることが多い:6.7%
寝る時間は家族全体の話ですし、特に夫婦の方向性が違うとスムーズにはいきません。
そこで夫婦の状況を聞いてみましたが、こちらも意外と問題は少なそう。
「ぶつかることが多い」と答えた人は1割にも満たない状況でした。
しかし、子どもの寝る時間についての話し合いの状況を聞くと、ちょっと状況は違うようです。
子どもの寝る時間について、夫婦でどんな話し合いをしていますか?
一番多かった回答は…
- 十分に話し合えてないです
- 何も話してない
寝る時間について話し合いをしていないという回答でした。
こちらが圧倒的。
寝る時間だけでなく、流れで決まっていくことも多いと思いますが、この状況を踏まえると、もしかしたら実は方向性にギャップがあるというケースもあるかもしれません。
続いては、おおまかな時間などの希望について話しているケース。
- 早く寝かせて成長の妨げにならないようにしないと。。。
- どうやったら時間通りに寝させられるか。
- 理想の寝る時間と死守したいデッドラインについて話したりしています。
- 何もなければ21:00には寝かそうとしている。
- 基本的には22時までには寝ていることを目標に。親の夜の自由時間を2時間くらいは確保できるように話している。
- タブレットや録画を見る時間については、声掛けをするようにお互いに話しています。
- 学校とか行事に支障がないように気をつけられればいいよね、くらい
- 妻はしっかり守りたい感じやけど、ほどほどだよって話しています
具体的な時間を決めることで目標を揃えるタイプもいれば、逆に目標を最低限に抑えることで互いのプレッシャーを軽くしようというタイプもいるようです。
- 日中の過ごし方などを共有して、逆算して寝る時間を決めています。
- その日の昼寝が出来ているかどうかは話すようにしています。
こちらは情報の共有。これも大事ですよね。
話し合いの前提として必要です。
- 寝かしつけが出来る方がやる
- ある程度の時間を決めて、寝かしつけはパパである私の仕事。
- 妻には思う存分、仕事してもいい。でも、子どもは、20時に私と一緒に寝る。このルールは死守したいと話しています。
そして、寝かしつけの役割分担について。
これも夫婦によると思いますが、決めておいた方がスムーズに進むケースも多いのではないでしょうか。
子どもの寝る時間について、悩みや困っていること
最後に子どもの寝る時間について、悩みや困っていることを聞きました。
- あまり早い時間だと、なかなか寝付けない様子
- 子どもが寝させたい時間になっても全然寝ない…。
- どこまでも「起きる!」と粘られ、何もできないのはやっぱりキツイなとは思うけど 、こればっかりは仕方ないかな。
- 寝る直前までこどもが遊ぼうとしてしまっている
- 言わないと寝床に行きません。放置するとそのまま起き続けています。裏返せば一緒に居たい…と言う事でしょうか…。
- 深夜の夜泣きが多く、寝る時間はどうしても日ごとにバラバラになる
この辺りはあるあるですよね。
なかなか眠れないこと、ありますよね。
- 上の子と下の子で眠くなるタイミングが合わないとカオスになるので、そういう日はやはり大変です。
- 親が寝る時間が一定でないので、それに引きずられて子供の寝る時間も結局まちまちになってしまう。
- 小学生になり、疲れは溜まっているから早く寝てほしいがなかなか。そのせいで朝も機嫌が悪いことも。子ども自身も自由な時間が減っているから寝る時間は遅くしたいようで、まだ上手いバランスが取れていない転換期かなと。
- 寝落ちすることが多い。子どもより先に寝てしまう。
これもまたあるある。
特に「寝落ち」は本当にどうにもできない。
寝かしつけの時に絵本を読むという人もいると思いますが、一説によるとあれは聞いている人より読んでいる人の方が眠たくなるという傾向があるそうです。
- 学校支給のタブレットやSwitch、録画などで画面を見ているとなかなか寝ようとしないので、使用制限をどうかけていくかというところに悩みます。
- 祖父母が緩すぎて寝る前にYouTubeとか見せるのは少し困る時がある
- iPadやタブレットを見ていると、なかなか寝てくれない。
この辺りは時代ですよね。
未就学児の間もそうですが、小学生になるとタブレットが支給される今は、いかにうまく付き合っていくかが課題ですね。
一方でこんな希少な悩みも。
- 早く寝てしまうこと(19時頃)。
なんてありがたい!と思うかもしれませんが、もしかしたらそのせいで翌朝とんでもなく早く起きてしまうことも考えられますので、それはそれで悩みどころのように感じます。
最後に、こんなコメントもありました。
- 予定通りにいかないことを逆に楽しむようにしています。それが出来るのも子どもが小さいときだけだし。
スーパーポジティブ!
寝る時間に限らずこういう考え方も必要かもしれません。
今回もご協力いただき、本当にありがとうございました!
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