ボーナスもあれば、一方でクリスマスなど出費も増える12月。
お金のことを考えるタイミングだと思います。
では、お金の管理の仕方は各家庭どうなっているのでしょうか?
公式LINE「パパしるべ総研」のメンバーにこっそり聞いたそれぞれの管理状況を紹介します。
夫婦のお金、単独管理は少数派?
共働き世帯が多くなってだいぶ時間が経ちますが、収入源が増えると管理は複雑化するもの。
では、そういう現状の中で、皆さんは誰が管理しているのでしょうか?
家計の管理はどのようにしていますか?
共同ですべてを管理:31.9%
夫婦で家にかかる分を出し合って、残りはそれぞれ:31.9%
妻がすべて管理:17.0%
夫がすべて管理:14.9%
その他:4.3%
同率トップだったのが、夫婦それぞれが関わる形。
やはり収入が2人から入るのであれば2人で管理するケースが多いようです。
違いとしては「すべて」かそうでないか。
実際にこんなアンケート結果も出ています。
夫婦でお互いのお財布事情(収入)は把握していますか?
お互い把握している:57.4%
自分の財布(収入)は妻が知っているけど、妻の財布(収入)を自分は知らない:23.4%
お互いに把握していない:12.8%
妻の財布(収入)はわかるけど、自分の財布(収入)のことを妻は知らない:6.4%
「お互い把握している」つまりフルオープンの夫婦は6割程度。
一方4割は両方、もしくはいずれかが収入を知らない状況です。
男女ともに個人を重視する現代的な志向が現れている結果ではないでしょうか?
なぜ、現在のお金管理のスタイルになったのか?
管理スタイルは各家庭それぞれですが、そこに至るまでにはどんな経緯があったのでしょうか?
共同で管理
- まとめた方が予算管理が楽だから。
- 2人合わせて夫婦なので、お金の管理も共同にしています。
- 家計簿アプリでお互いに把握している。
- 隠し事をしたくない、と決めたため。
- 家の資産を互いに把握することで、ライフプランを共有できるため。
夫が管理
- 妻はお金の管理に興味がないから。
- 妻が数字に弱く、いつの間にかパパ管理。
- 妻は使いすぎてしまうので、基本は私が管理。でも、妻に渡すお金が多すぎたことを今になって気が付き、困っています。今更減らせない。
- なんとなく。
夫婦で出し合って後はそれぞれ
- お互い厳密に管理しなくて生活出来ているため。
- (今はもう異なりますが)共同で一つの家計簿エクセルで管理していて、収入を把握しようと思えば知れる環境とはしていました。 お金のことで揉めるのは面倒だったので、双方オープンに開示していました。
- お互い気兼ねせず自分しか使わないもの(化粧品とか)を買えるから。
- なんとなく自然にそうなった
- 家族とはいえ、いつ離婚などになるかわからないから、自分の資産は自分で管理。
- 家族はチームなので、お互いの状態把握が必要。一方で、個人の自由になる部分が無いと息苦しくなる。
ある程度予想通りの回答が多かったように感じます。
どちらかに特性がある場合は、夫や妻に任せる形となり、夫婦の合意を重視すると共同。
一方で、互いに個人を尊重することも考えた場合に「それぞれ」という部分が残ると見えます。
しかし、離婚まで視野に入れている方がいるのは驚きました。
未来へのお金の不安に差はない
各回答の経緯の中には「なんとなく」というコメントが散見されました。
夫婦で話し合いをすることが少ないと言われますが、お金のことでもその傾向はあるように感じます。
ただ、問題は話し合いをしているかどうかではなく、その状況に納得しているか?
その部分はどうなのでしょうか?
今の家計スタイルでいいと思いますか?
全然OK:83.0%
できれば変えたい:17.0%
ほとんどの方は現状に不満はないようです。
では、変えたい人はどのようにしたいのでしょうか?
- 見える化。
- 妻に渡すお金を減らしたい。
- 全て自分が管理。
- 双方に苛立ちなく管理できる方法が知りたい。
- 貯蓄に回せるお金が貯まるよう節約できる何らかの方法に。
この辺りは夫婦で話し合うことでだいぶ歩み寄ることができるように感じますが、その奥にはそもそもの夫婦のコミュニケーションの問題のようにも見受けられます。
では、現状においてのお金の不安や悩みはどのようなものがあるのでしょうか?
- お互い浪費家のため、貯金が増えない。
- 家計管理に時間を取れない。
- 教育費と老後足りるかな?
- 妻から「趣味にお金を使いすぎ」といつも言われている。
- 子どもが大学に行くので、お金がかかるが、蓄えが尽きていて、この先やっていけるかすごく不安です。
- 子供の教育資金優先のため、自らの学び直しの資金がない。
- 実家の資産
- 転勤になると収入バランスが壊れそうで怖い。年収が下がっても転勤は回避したい
子育て世代にとって定番の「子どもの教育」「老後」だけでなく、「浪費」「家計管理の煩わしさ「実家の資産」「自らの学び直し」と幅広い悩みが届きましたが、こういった悩みに関して、現状のスタイルに満足している、していないには大きな偏りは見られませんでした。
メディアなどで不安を煽るような情報が多くなると、一層不安は増しますが、だからといって何も準備をしないのも不安。
難しいところですよね。
ただ、まずは不安を1人で抱えずに夫婦で話し合って、共有することはやっておいて損はなさそうですね。
今回も、アンケートにご協力いただき本当にありがとうございました!
さて!
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