子どもが生まれて変わるものはいろいろありますが、親の意識や行動もそのひとつ。
具体的に、子供と接する時にパパ達はどんなことに気をつけているのでしょうか?
今回は公式LINE「パパしるべ総研」で聞いてみました。
言葉やコミュニケーションに気をつけるパパが多い
「子どもは親を見て育つ」と言いますが、そりゃ一番近くにいるわけですから、影響は大きいはずです。
だからこそ、親になると気が引き締まるわけですが、実際に変わったと感じているパパはかなり多いようです。
子どもがうまれて行動は変わりましたか?
- だいぶ変わった:75.0%
- ちょっと変わった:20.0%
- ほぼ変わらない:5.0%
まあ、そりゃそうでしょう、という感じかもしれませんが実際にわが子が見ている、わが子の成長に影響があると思うと変わる人の方が多いでしょうね。
では、どんなところが変わったのでしょうか?
子どもの前で気を付けていることを聞いたところ、一番多かったのは言葉や家庭内のコミュニケーションに関するものでした。
- 「普通は」「〜べき」という言葉は絶対に使わない。(40代)
- 伝わる言葉を選ぶこと。(30代)
- ポジティブな言葉を使うこと。(40代)
- とりあえず話を最後まで聞く。(30代)
- 夫婦間でも「ありがとう」をきちんと言う。(40代)
- 子どもに対して注意したことは自分もやらない。(30代)
- 良かった事はほめる。(40代)
コミュニケーションや言葉そのものは子どもの心の成長に大きく関わるものですから、気を付けている人が多いのもうなずけます。
一方で、その行動の変化が子どもに対してだけでなく、おそらく他の人とのコミュニケーションでも気を付けるポイントになったのではないでしょうか?
続いて、自身の行動面で気を付けているという方々。
- 家事をする。(30代)
- お出かけや旅行の計画を立てる。(30代)
- 家族との時間を大切にする姿を子どもに見せるようにしています。(30代)
- 習い事を見学する。(30代)
- 相手の気持ちを考えて行動する。(50代)
また、同じ行動面でも習慣的なものに気を付けている人も多かったです。
- 近所の人へのあいさつ。(40代)
- 交通ルールを守る。(40代)
- 落とし物を拾う。(40代)
- 席を譲る。(40代)
- 信号や駅での待つ場所と食事の姿勢。(30代)
- 時間を守る。(30代)
- すぐに行動する。(30代)
子どもにとって行動的な手本を見せる、というところにも意識も働きますよね。
同じようなポイントが感じられるこんなコメントもありました。
- 笑顔を作る。(40代)
- 日々を楽しむこと。(30代)
- 疲れた姿を見せない.疲れたと口に出して言わない。(50代)
- 素敵なパパの姿を見せること。(30代)
いずれにしても素敵な心掛けですよね!
続いて、同じ心掛けでもしないように気を付けていることはなんでしょうか?
やはり多かったのは言葉やコミュニケーションに関するもの。
- 愚痴や悪口を言わない。(40代)
- 汚い言葉づかいはしない。(40代)
- 言ったところでどうにもならない世の中への不平不満を言わない。(40代)
- 話を途中で遮らない。(30代)
- 相手を否定する発言。(50代)
- 子どもや子どもの将来を否定すること。(30代)
子どもの成長はもちろん、自己肯定感や安心感にも繋がると思います。
続いて、行動面であがったもの。
- 子どもに話しかけられたら携帯電話を見ない。(40代)
- スマホをなるべく触らない。(40代)
- 足で物を動かすこと。(40代)
- 下着姿で前を歩かない。一緒にお風呂に入る場合は別です。(50代)
- 理不尽だったり論理的に説明できない八つ当たり。(30代)
- 反射的なしかめっ面。(40代)
- 椅子の上であぐらをかかないこと。(30代)
- 夫婦喧嘩。(30代)
どれも、すごく共感できます。
が、自分もやっているかもしれないと耳が痛いところもありますね。
ママに気をつけて欲しいことの裏には...
今回は同時に同じ親であるパートナーに対して、するように気を付けてほしいこと、しないように気を付けてほしいことも聞きました。
まずは、するように気を付けてほしいことから。
多かったのは、パパ自身と変わらず、コミュニケーションに関するもの。
- コミュニケーションを沢山取ってほしい!(40代)
- 話しかけられたらちゃんと話を聞く。(40代)
- 今のまま、ポジティブな言葉のチョイス。(40代)
- ~しちゃダメ、という言い方をしない。(40代)
- 一緒にいる時間が楽しいという発言。(50代)
- 真剣に子どもの話を聞く。(50代)
- 家事を一緒にやること(下手でも経験させる)(30代)
一方で、こんな意見が多かったことも印象的でした。
- 楽しく過ごしていてほしい。(30代)
- 楽しく仕事や趣味をしている姿を見せてほしい。(40代)
- 笑顔でいてほしい。(30代)
- 出来るだけ自然体でいてほしい。(40代)
- ありがとうを口に出す。(40代)
- しっかり感情を出す(30代)
さらに、これはきっとあんまりママ向けのアンケートでは見かけないであろう回答も。
- ラブラブな姿を見せて欲しい。(50代)
- 私に対する分かりやすい愛情表現。(30代)
そして、ちょっと驚くようなものも。
- 休みの日でも服をきて生活して欲しい。(30代)
さて、反対に、しないように気を付けてほしいことはどんなことなんでしょうか?
一番多かったものはちょっと意外なものでした。
- 不本意に無理をすること。(30代)
- やりたいことを我慢したり後回しにしたりしている姿を見せること。(40代)
- いい人を演じること。(40代)
- ガマンしすぎること。(30代)
回答を見ていると、総じてパパたちの多くはママに楽しく自然体でいてほしいと感じているようです。
きっと普段頑張っている、いや頑張りすぎている姿を目の当たりにしているからなのかもしれません。
だからこそしないでほしいことにはこんなコメントも。
- 自分や周囲を否定すること。(30代)
- 自分の否定。(50代)
前向きに進んでいけるように、このあたりのフォローは大切ですよね。
最後に、しないように気を付けてほしいことをダイジェストで!
- 子どもの小さなミスは許してあげて欲しい。ついでにパパのミスにも寛大に、、、w(40代)
- 感情的に怒る。(40代)
- 叱りすぎない。(30代)
- スマホばかりみている。話に返事をしない事。(50代)
- 自身の価値観=世の真理のように語るのはやめてほしい。(40代)
- ため息。(40代)
- 出しっぱなし。(40代)
- 裸でウロウロ。(40代)
あるあるから個性的な内容まで様々。
難しいところですが、感情的になってしまったりするのも自然体のひとつなのかもしれません。
ただ、“裸が自然体だ”と言われてしまった時の対応はなかなか難しそうです。
今回も、ご協力いただき本当にありがとうございました!