去年、「いい夫婦の日」に合わせて行った夫婦に関するアンケートで、パパしるべとしては珍しく妻側からの声を聞きました。
そこで届いた男性の聞いてみたいことのひとつが
「よく妻が不機嫌な理由がわからないと聞きますが、本当にわからないんですか?(笑)」
というものでした。
実際のところどうなんだろう??
ということで今回も公式LINE「パパしるべ総研」のメンバーに聞いてみました。
意外!?半数以上の夫は自称「わかる」
まずは、ダイレクトに質問をぶつけてみました。
妻が不機嫌な理由、わかりますか?
だいたいわかると思う:43.8%
わかる時もある:31.3%
ほぼわかる:9.4%
あんまりわからない:9.4%
全然わからない:6.3%
少なくとも半数以上の夫は「わかる」と感じているようなので、妻から届いた「本当にわからないですか?」という疑問に対しては「そんなことないみたいですよ」とお伝えしたいところです。
しかし、これはあくまで夫の主観的な回答なので、実際にわかっているかどうかについてはわからないところではあります。
とはいえ、この回答を見ている限りでは、妻の不機嫌の原因についてはそれなりに関心を持っていると感じるので、その辺りはご理解いただきたいですよね。
また、これもまた夫たちの主観ですが、妻が不機嫌になる理由についての回答。
多い順に「子どものこと」「夫のこと」「妻自身のこと」となっていて、自分に原因があると感じている夫もかなり多いようです。
例えば、どのような回答があったかお伝えします。
まずは子どもに関係すること。
【妻が不機嫌な理由−子どものこと】
- 息子のだらしない生活(片付け無い、準備をしない、勉強しない、等)。
- 子どもが遊んで片付けなくて、家の中が散らかっている。
- 子どもが言うことを聞かない。
- 育児に時間がかかり、片付けや仕事が予定通り進まないこと。
まあこれは妻でなくても不機嫌になりがちな案件ですね。
続いて夫に関すること。
【妻が不機嫌な理由−夫のこと】
- 自分(夫)が話を聴かない。話した内容を忘れている。
- 私自身(夫)と言葉でのやり取りですれ違いが多くなること。話している言葉がお互い理解できなくなるとマズイです。
- 妻がやって欲しいタイミングでこちらが家事をしないと不機嫌に…。
こちらはコミュニケーションの問題が多いようです。
そして、妻自身のことで見ると。
【妻が不機嫌な理由−妻自身のこと】
- 空腹。
- 疲れによる余裕のなさ。
- 寝不足。
- 生理。なので妻の生理の日付は自分のカレンダーに入れるようにしています。
疲れや寝不足はこちらでサポートできるところもありますが、生理はなかなか難しい永遠のテーマ。
妻自身でもコントロールできないことですから難しいですよね。
その他にも仕事関連のことや金銭的不安なども挙がりましたが、こんな回答も。
- 毎回変わるから「一番多い」というものはない。だいたいコレだというアタリがつけられれば苦労しない。
心中お察しいたします。
妻の不機嫌に関する夫の悩み
最後に夫たちが抱えている、妻の不機嫌に関する悩みや困っていることをまとめてお伝えします。
共感できる方も多いと思いますが、一方で妻側からはツッコミたくなるようなものもあるのかもしれません。
- ためてためて最後に爆発すること。
- 妻は些細なことが溜まって急に泣き出すので、どこで溢れるか分からないし、何が刺さったのかも分からないこと。
- 自分と違って抱え込むタイプなので、都度言うように促しているが、あまり変化がない。
- ため息をつくなとは言わないけど、子どもたちの前で聞こえるようにするのはやめてほしい。
- 何か話をしても100倍返しされる。だから余計何も言わないで関わらないようにする。
- 解決不可能な事案が多い……それを無理矢理解決しようとしても火傷するだけ、かといって話を聞いてあげるだけで何もしない(ガス抜きに徹する)と機嫌が悪いまま……結局は嵐が過ぎ去るのを待つ(時間が解決)しかないのですが、根本解決にはなっていないので不定期に(定期的ならまだ受け身のとり方も考えられそう……)トラブルが起こり続けている。
- 機嫌が良いときがほとんどないこと。
- 合理的な解決策の提案は全て「火に油を注ぐ」結果になる。
- 妻が不機嫌になると余計に子ども達がワガママになる。
- 思春期の息子に対してあまりにも感情的になるところ。
- 同じ話を繰り返し何度もする。話していない内容を話したと言う。
- 不機嫌・イライラが他の家族員に連鎖してしまう。子ども達が自分の部屋に閉じこもって、家族がバラバラになるのが困ります。
- 不機嫌になると過去を持ち出す。関係ない他のことの不満も言い出す。
どれも身につまされますね…。
ため込むタイプは男性にも一定数いると思いますが、パートナーとしては辛いところですよね。
ためこまないための工夫は夫側もしないといけないとはわかっていることだと思いますが、なかなか出来ないですよね。
ちなみに「不機嫌になったらどうしますか?」という問いに対する回答は「時が過ぎるのを待つ」が半数を超えて圧倒的な1位。
「機嫌を取る」という人は1割弱でした。
妻の機嫌を取ることがいかに難しいかがわかります。
機嫌を取ろうとする勇気、素晴らしい!
総合してみると、どうやら夫たちは、なぜ不機嫌かがまったくわからないということではないのですが、残念ながらそれをうまく取り成す方法についてが一番「わからない」ようです。
そもそも違う人間同士なので、わからないことが多いのはきっとおたがい様だと思いますので、それぞれのことを思いやることを忘れずに参りましょう。
今回も、ご協力いただき本当にありがとうございました!
さて!
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