家事に参画する男性は増えていますが、中にはどうしてもめんどくさいと感じるものも。
今回は公式LINEアカウントに登録している2500人のパパたちにアンケートを実施。
今、パパたちはどんな家事をしていて、その中でめんどくさいと思っているのはどれなのか?
調べてみました!
「やる家事」と「めんどくさい家事」の意外な関係
育休の取得率ばかりに目が行きがちな男性の家庭進出ですが、日常的な家事もかなり大事です。
にしても、やっぱり家事はめんどくさい...
そうでもないよ!という人もいるかもしれませんが、こればかりは男女関わらず感じますよね。
これまでも家事育児の関わり方に関して様々な記事を作成してきましたが、そのたびに感じるのが、パパしるべのLINE公式アカウントに登録しているパパたちの積極的な姿勢。
まあ、そういう人たちが集まるのも理解はできますよね。
(先日の子どもの保湿のアンケートでもその姿勢はかなり特徴的に表れましたね。記事はコチラ)
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さて、その前提を踏まえると、日常的に家事に関わるパパたちが「めんどくさい」と感じている家事とはいったい何なのか?
結果を見ていきたいと思います。
まずは、そもそもどの家事をやっているパパが多いのでしょうか?
日常的に関わっている家事を教えて下さい
今回は、主担当ではなくてもいいので日常的に関わっている家事を、下記の選択肢から複数回答で選んでもらいました。
日常的に関わっている家事は?
- 料理
- 皿洗いなど後片付け
- 洗濯
- 洗濯物干し
- 洗濯物を畳む
- 買物(食事系)
- 買物(食事以外)
- 掃除(日常的)
- 掃除(大掃除的)
- 片付け
- ふろ掃除
- トイレ掃除
- ストック管理
- 家計管理
- ゴミ出し
- 家電メンテナンス
- その他
よく見かけるアンケートの選択肢よりは、ちょっと細かめに設定しました。
それでも、全部をフォローできたわけではないと思いますが。
さあ、果たしてこの中でパパが関わっている割合が多い家事のTOP3は??
第1位:ふろ掃除(90.9%)
第2位:洗濯物干し(86.4%)
第3位:掃除(日常的)/ゴミ出し(77.3%)
比較的体を使う「ふろ掃除」は、以前から定番とも考えられていたと思うので1位なのは納得です。
一方で、「パートナーがまとめたゴミをゴミ捨て場に持っていくのは“ゴミ出し”ではなく、“ゴミ移動”でしかないから、家事をやっているうちには入りません」というのがNPO法人ファザーリング・ジャパンの代表である安藤さんの講演の鉄板ネタになっているように、かつてはパパの家事の代名詞的に言われた「ゴミ出し」は3位に甘んじています。
そして、「洗濯物干し」「掃除(日常的)」というまさに毎日のことにも関わるパパが増えていることが伺えます。
ちなみに関わっている割合が低かったものは...
第1位:家計管理(45.5%)
第2位:ストック管理(50.0%)
第3位:料理(54.5%)
「料理」は昔ながらの習慣的に女性に任せがちなのかもしれません。
いわゆる“名もなき家事”代表格とも言われる、「ストック管理」もしかりかもしれません。
一方で、「家計管理」がここまで上位に入るのは共働き家庭が中心の世の中ではちょっと意外な傾向かもしれません。
では、いよいよ本丸。
パパたちがめんどくさいだと思っている家事はなんでしょうか?
一番面倒くさい、気がのらない家事はどれですか?
第1位:洗濯物を畳む(22.7%)
第2位:家計管理(18.2%)
第3位:掃除(大掃除的)/ 皿洗いなど後片付け(13.6%)
この設問は答えをひとつしか選ぶことができないので、数値を見てもわかる通りなかなか割れました。
その中でトップになったのが「洗濯物を畳む」でした。
選んだ人のコメントをみてみると...
- 畳まなくても着られるが、ぐちゃぐちゃなのは嫌というパラドクス(30代)
- 逆になぜ畳まないといけないのかが分からない。店でもないのに。シワが嫌ならハンガーのままか、吊るしたままにしておけば良いと思ってしまう、結局畳まされますが笑(30代)
- 毎日のことで量が多い(30代)
- 作業が多いし、細かい配慮が必要(30代)
- 妻含め女性の服はたたみにくい(30代)
今、こういう表現をするのもどうかと思いますが、コメントを見て「男性っぽい!」と感じてしまいます(笑)。
まあ確かに畳まないでも着られるし、せっかくたくさん畳んでも、着る時にはすぐに崩されてしまうカタストロフィ(無常感)もなんとも言えませんね。
続いて2位は「家計管理」。
- 作業量、考えることが多い(30代)
- 数字が苦手。でも妻はもっと数字が苦手なので担当になったため。(40代)
- 財政難を突きつけられて凹む(40代)
- 計算入力するのがめんどくさいので、AIにやってもらって改善の示唆出しまでやってほしい(30代)
そもそも先ほどの関わっている割合では最も低かったので、やっている人は少ない方なのですが、それでもめんどくささではトップクラスというのが特徴的。
財政難...耳が痛いですよね。本当にAIにやってほしいものです。
そしてちょっと意外かもしれない3位は、同率で「掃除(大掃除的)」と「皿洗いなど後片付け」の2つが並びました。
掃除(大掃除的)
- 網戸の下の土や、網戸の掃除のような、あまり日常的に掃除しないため汚れが溜まっているかつ、やり始めると大変なため(30代)
- ただでさえ忙しい年末にやらなければならない感が半端ないから(30代)
- 時間と体力を使う。掃除のために物を動かすのがおっくう。(20代以下)
皿洗いなど後片付け
- たいてい仕事終わりの疲れているときなのでやる気がわかない…(40代)
- ご飯を食べたあとはゆっくりしたい(30代)
- 手が荒れる (30代)
わかります、わかり過ぎます。
しかし、これはどちらも女性陣に聞いても同じような声が出てきそうですよね。
また、ふろ掃除などと同じく「掃除(大掃除的)」もまた、パパが担当する家事の定番のように感じますが、みんな実は嫌だったのですね...。
まあ、そうですよね。
妻の笑顔を想像して乗り越えるパパも
めんどうくさいけど、誰かがやらないといけないもの。
だったらみんなそのめんどくささを、どうやって乗り越えているのでしょうか?
面倒くささを乗り越えるためにしていることは?
- GWや年末などの大掃除シーズンに向けて、数週間前から掃除の計画を立てる。(面倒:大掃除)
- 月に1回、一カ所を集中的に掃除する。(面倒:大掃除)
- ゴム手袋をする(面倒:皿洗いなど後片付け)
- オヤツやゲームで子どもを釣って片付けさせています。妻は釣れません。(面倒:片付け)
- できるだけハンガーのままで服は収納。他は折りたたむ回数を減らす、もしくは畳まずに丸める(面倒:洗濯物を畳む)
- なるべくきれいに畳まない(面倒:洗濯物を畳む)
この辺りは具体的な対策を取るタイプ。これも男性的に感じますね。
- これは仕事だ!と割り切る
- しばらくぼーっとする!
- 音楽(ロック)をかける
- 気合い
- 時が解決してくれるはずと達観するようにしている
- 終わってからおいしいものを食べることを考える
これも対策と言えば対策ですけど、心持ちで乗り切るタイプも少なくないということですかね。
そして、こんな声も。
- 妻が喜ぶ顔をイメージして頑張る
本当かよ!
と思わずツッコミたくなるところですが、これを思いっきり言えるのが素敵すぎてまぶしいです。
家事以外でめんどくさいことは?
もう家事の話だけで充分おなかいっぱいなんですけど、やっぱりついでに聞いてみました。
その結果がコチラです。
- 何をしても妻との衝突が絶えない。(第一子:未就学児 50代)
- 家族全員のスケジュール調整(第一子:小学校低学年 40代)
- 学校保育園の文書処理。(第一子:小学校高学年 30代)
- 妻の機嫌とり(第一子:幼児 30代)
- 義実家との絡み、部活の送迎のスケジューリング(第一子:中学生 40代)
- 休日休みたい中でのお出かけ(第一子:幼児 30代)
- 妻のご機嫌マネージメント(第一子:幼児 30代)
- 妻の機嫌(第一子:小学校低学年 30代)
- 妻は小言をすぐ言うくせに,私が言うと「小さい人間」扱いされるので,我慢している(第一子:小学校低学年 30代)
- 仕事の会食続きで夜をあけなければならない時の妻との交渉(第一子:幼児 30代)
- 子どものご飯は面倒です…食べない、遊ぶ、汚す…(第一子:未就学児 40代)
- 食費の分担を決めたのに買い出しに行って自分が払うことになる(第一子:乳児 30代)
- 大人なのに不機嫌全開にする妻対応(第一子:未就学児 30代)
- 夫婦それぞれの実家に帰省をしたいが、遠くてお金も時間もrかかるのが面倒。(第一子:乳児 20代以下)
- 保育園の送り迎えや、オムツ、トイレの面倒、お風呂の準備など育児に関わる事を妻は一切しないので、1人で全部こなすのが面倒な時があります。(第一子:未就学児 40代)
- 役所の諸々書類提出(第一子:未就学児 30代)
あえて視覚的にまとめることはしませんでしたが、
ほとんど妻の話かい!(笑)
全体的に振り返ると、家事をめんどくさいと感じることには男女あまり変わりないのだろうということがよーくわかりました。
だったら夫婦で協力して頑張っていきましょうよ!と、最後は正論でまとめてみました。
今回もご協力いただきありがとうございました。
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