眠くなりがちな春。
子育てや仕事に忙しいパパ達は、睡眠時間を十分に取れているのでしょうか?
昨年も行った睡眠事情アンケートを、今年も公式LINEアカウントに登録している1700人のパパたちに実施。
昨年よりもパパたちの睡眠事情は改善しているのでしょうか?
また寝不足の理由や睡眠の悩みは何なのか。
子育て中なら共感しかない、パパたちの睡眠あるあるをご紹介します。
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子育てパパの睡眠時間は足りない!?約7割が睡眠不足を感じてる!
仕事に家事に育児に忙しい現代の子育て世代。 ママもパパも睡眠時間が足りず、寝不足を感じている人が多いように感じますが、実際のところはどうなんでしょうか? 今回は公式LINE「パパしるべ総研」のメンバー ...
睡眠時間事情、回答数が増えると結果は変わるのか?
春が来て、本当に温かくなりました。
気持ちいいですよね。そして、眠いですよね…。
仕事や家事で忙しく疲れているからこそ大事なのが、カラダを休めるための睡眠。
昨年もちょうど春の時期に実施した子育てパパたちの睡眠事情について、今年も調査。
結果に変化はあったのでしょうか?
というのも、昨年のアンケートを振り返ってみると、当時の友達登録者数は700人くらいで、今回実施した時が1700人くらい。(おかげさまで1年で1000人増えました!)
人数が増えたらどんな変化があるのでしょうか?
現状、睡眠は充分だと思いますか?
2024年のアンケート結果
- はい:29.6%
- いいえ:70.4%
充分に眠れていると感じているパパは約3割。
あれ?この結果に既視感が…。昨年の結果はどうでしょうか?
2023年のアンケート結果
- はい:30.8%
- いいえ:69.2%
やっぱり…。登録者数が1000人増えても結果はほぼ変わらないということです。
とにかく概ね7割のパパは、充分に睡眠がとれていないと感じているということですね。
では、それぞれの睡眠時間はどうでしょうか?
パパたちの平日の平均的な睡眠時間は?
- 4時間未満:3.7%
- 4時間~5時間未満:14.8%
- 5時間~6時間未満:33.3%
- 6時間~7時間未満:37.0%
- 7時間~8時間未満:7.4%
- 8時間以上:3.7%
ちなみに昨年の結果がこちら。
- 4時間未満:3.8%
- 4時間~5時間未満:19.2%
- 5時間~6時間未満:42.3%
- 6時間~7時間未満:26.9%
- 7時間~8時間未満:7.7%
ボリュームゾーンが「5時間~6時間未満」から「6時間~7時間未満」に変わったことから、昨年よりは少しマシになっているのかもしれません。
いずれにしても7時間未満が9割ほど占めている状況は変わっていません。
一方、休日や休前日はどうでしょうか?
パパたちの休日(休前日)の平均的な睡眠時間は?
- 4時間未満:3.7%
- 4時間~5時間未満:7.4%
- 5時間~6時間未満:25.9%
- 6時間~7時間未満:29.6%
- 7時間~8時間未満:22.2%
- 8時間以上:11.1%
そして昨年の結果がコチラ。
- 4時間未満:3.8%
- 5時間~6時間未満:34.6%
- 6時間~7時間未満:42.3%
- 7時間~8時間未満:15.4%
- 8時間以上:3.8%
昨年、2割弱だった7時間以上の人が今年は3割を超えています!
でも、寝足りない。
大事なのは睡眠時間だけではないのかもしれません。
子育てパパたちの寝不足の理由、昨年とどう違う?
睡眠が充分とれないのには当然理由があります。
昨年聞いた、眠れていない原因の上位はコチラでした。
2023年:充分に眠れていない理由はなんですか?
- 第1位:自分の寝つきが悪い(不眠症気味)
- 第2位:家事が忙しい
- 第3位:仕事が忙しい
- 第4位:子どもや妻の寝相が悪い
- 第5位:家族のいびき
一方で今年の上位がコチラ。
2024年:充分に眠れていない理由はなんですか?
- 第1位:家事が忙しい
- 第2位:仕事が忙しい
- 第3位:子どもの寝つきが悪い
- 第4位:子どもや妻の寝相が悪い
- 第5位:自分の寝つきが悪い(不眠症気味)
昨年は、パパ自身の寝つきの問題が圧倒的なトップでしたが、その結果はガラリと変わって「忙しい」がトップ2。
さらに子どもや妻の要因が続いています。
これはもしかしたらパパの視点が自分自身から外に向いたからなのかもしれません。
また、「仕事」よりも「家事」が上位に入ったところも社会的な変化のように感じます。
では、具体的な睡眠の悩みについてもう少し掘り下げてみましょう。
パパたちの睡眠不足の悩みは?
- ぶっ通しで寝たいけど、途中で子どものミルクで起きること。(第一子:乳児 30代)
- 子どもが夜泣きや朝早く起きることで、親の私も睡眠の質が低下しています。(第一子:幼児 30代)
- 子どもが夜中に起きて朝まで寝てくれません。(第一子:乳児 30代)
- とにかく妻のいびきがうるさくて寝られない。(第一子:幼児 40代)
- 妻が朝起きるのが苦手なため、休日含めて毎日自分が朝早く起きなければならない。ゆっくり寝られる日が存在せず、いつも足りるか足りないかギリギリの睡眠時間で過ごしている。(第一子:幼児 30代)
このあたりはあるあるですよね。
こういった声は昨年もありました。
- やりたいことがどうしてもPCやスマホをさわらないといけないが、仕事や家事、子どもの対応をしていると寝る前の時間くらいしか時間が取れない。が、寝る前にデバイスを触ると寝付きが悪くなるジレンマがある。寝ちゃって朝に早く起きればいいのだけれど、それもなかなかうまくいかない。(第一子:未就学児 30代)
- 睡眠時間が足りないほか、睡眠の質が悪いためか目覚めが悪い。(第一子:幼児 30代)
- 中途覚醒、マクラ難民(良い枕が見つからない)、窓からすきま風。(第一子:未就学児 40代)
これもまた昨年と変わらぬ悩み。
ただ、昨年はこっちの自分自身の話題が中心だったと思います。
そして、こんな声も。
- 夜中、金縛りにあって怖い。(第一子:未就学児 40代)
ぜひ、お祓いに行くことをオススメします。
最後に、パパたちの睡眠に対する願望を聞きました!
睡眠への願望を教えてください!
- 毎日あと30分寝たい!(第一子:幼児 30代)
- 毎日思う存分寝たい!(第一子:未就学児 40代)
- 1人で寝かせてくれる時はあるけど、妻から夜中、子どもが泣いてるからどうにかして!って言われる。頼むから寝かせてくれ...(第一子:乳児 30代)
- 7時間連続で寝たい。目を覚まして、二度寝しないでスッキリ起きたい。(第一子:高校生以上 50代)
- 好きなときに寝て起きる。(第一子:幼児 40代)
- ひとり部屋でぐっすり寝たい。(第一子:幼児 30代)
- 一人でゆっくり寝たい。(第一子:幼児 40代)
- 何も考えずに、目覚ましもつけずに寝たい!(第一子:小学校低学年 30代)
- 子ども達は21時に寝かしつけしたい。共働きではそうはいかない。(第一子:未就学児 40代)
- 寝付きは良くなりたい。(第一子:未就学児 40代)
- 断熱住宅にして、快適生活。1人一つの布団で寝る。(第一子:未就学児 40代)
- 夫婦ともに朝までぐっすり眠れるようになる。(第一子:乳児 30代)
- 毎日7−8時間は寝て、日中もスッキリした頭で過ごしたい!(第一子:未就学児 30代)
おそらく、ほとんどの方はどれかに激しく共感しているのではないでしょうか?
一方で、こんな声も。
- 短時間でも身体が休まる睡眠法があれば知りたい。(第一子:幼児 30代)
気持ちはすごーくわかりますが、できれば長く眠る方法を…ということは言うまでもないのでしょうが…難しいところです。
さらに、こんな声も。
- 30分で8時間分にならないかなぁ。※「精神と時の部屋」的な。(第一子:中学生 40代)
誰もが一度は憧れる、「ドラゴンボール」に出てくる「精神と時の部屋」。
ん?そういえばこの回答にもなんか既視感が…。
- ドラクエみたく「休みますか→はい」を選択すると一瞬でHP満タンにならないかなぁ…。無理か。
こちらは昨年届いた回答。
アニメやゲームのような便利な機能には憧れますよね。
とはいえ、現実はなかなか難しいので…
「あー朝起きたらトム・クルーズになってないかなぁ」
とか、「ずん」の飯尾さん的なのんきさを持っていた方がよく眠れるのかもしれませんね。
今回もご協力いただきありがとうございました。
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