今日使える!パパから子どもに話したい世界のサンタトリビア

メリークリスマス!

今夜は家族で過ごすという人も多いでしょう。

そんな時に会話のネタとして話せば「パパスゴイ!」と言ってもらえそうな世界のサンタトリビアをまとめました!

世界各国の風習を調べてみると、日本では定番となっているサンタさんとは、だいぶ違うところがあるようです。

国によって、サンタの名前も衣装も全然違う!

サンタクロースのモデルとなったのは、4世紀頃に東ローマ帝国のミラという街で暮らしたギリシャ人司教、聖ニコラウス。

彼は貧しい人たちのためにいいことをたくさんしてきたといわれていて、亡くなった後、世界各地にその話が伝わっていったそうです。

その伝わっていく過程で、国ごとにいろいろな形に変わっていったみたいです。

赤いサンタではなく緑のサンタ!イギリスなど

イギリスを中心にヨーロッパで比較的幅広く伝えられているのが「ファーザークリスマス」。

クリスマスイブにやってきて、煙突から家の中に入り、靴下にプレゼントを入れていくというところは、日本の定番サンタと同じ。

また、普段はフィンランドのラップランドに住んでいるというところも同じです。

ただし、衣装が緑色だそうです。

ヤギのお面をかぶったサンタ!フィンランド

サンタクロースといえば、フィンランドに住んでいる本場!

しかし、日本とはだいぶ違います。

まず、名前が「ヨールプッキ」。

現地の言葉で直訳すると「クリスマスのヤギ」です。

その理由は、昔の風習で、クリスマスに二人組の男性がやってきて、一人は良い子にプレゼントをくれる係で、もう一人、ヤギのお面をかぶった男性が悪い子にお仕置きをする係だったからだそうです。

その後、二人の存在が一つになってヤギのお面をかぶったサンタになったようです。

怖いお面でお仕置き・・・・・・日本でいう「なまはげ」に近いところがあったようです。

黒いサンタが一緒に来る!ドイツ

ドイツでは12月5日からクリスマスがスタートし、聖ニコラウスが4日の夜にやってきて子どもたちに贈り物をする風習があります。

5日の朝、子どもたちは自分の靴下にちゃんと贈り物が入っているかを見るのですが、これがドキドキの瞬間。

なぜなら、悪い子には贈り物の代わりに小枝などが入っているというのです。

この小枝を入れて悪い子を懲らしめるのが「クネヒト・ループレヒト」という黒い衣装を来た、いわば「黒いサンタクロース」なのです。

靴下にたくさんの小枝が入っていた時の子どもの反応・・・・・・さぞ落胆していることでしょう。

サーフィンに乗ってやってくる!オーストラリア

基本的な習慣は日本やアメリカと変わらず、赤いサンタクロースがクリスマスイブにやってくるのですが、南半球なのでクリスマスが真夏にあたるオーストラリア。

もちろん言い伝えではふかふかの衣装を着て、トナカイの引くそりに乗ってやってくることにはなってくるのですが、クリスマスのビーチでは、ジェットスキーやサーフィンに乗ったサンタが毎年登場して、イベントを盛り上げているそうです。

ちなみに、この時期のビーチにやってくる人たちは水着に、赤い三角帽子をかぶってサンタコスプレをしている人がたくさんいるそうです。

もはや想像外のサンタクロースも!

13人いる!アイスランド

アイスランドのサンタクロースは、「ユールラッズ」と呼ばれていて、なんと!

13人もいます!

ユールラッズは、クリスマスの13日前から毎晩1人ずつ山から下りてきて、子どもたちが窓辺においた靴の中にプレゼントを入れていってくれるそうです。

ただし、ここでも良い子にはプレゼントが入れてもらえますが、悪い子には腐ったジャガイモが入っているそうです。

ちなみに、クリスマスの当日に新しい服を着ないと、恐ろしいクリスマス猫に食べられてしまうという、ちょっと怖い言い伝えもあるそうです。

プレゼントはカールヘアの女の子から!オーストリア

オーストリアで、プレゼントを運んできてくれるのは「クリストキンド」という、天使のような白い服を着た、金髪のカールヘアの女の子の妖精です。

しかも、彼女はプレゼントだけでなくクリスマスツリーまで持ってきてくれるというから驚き。

また、ツリーとプレゼントを持ってくるのはイブの夕方!

寝ている間にこっそり用意することができないのです。

そのため、オーストリアではイブの夕方、子どもたちを家から離れさせるためにあらゆるイベントが行われるそうです。

ちなみに、ウィーンでは毎年、その年のクリストキンド役の女の子が選ばれ、クリスマスマーケットなどで子どもたちと記念写真を撮ったりするそうです。

ホウキに乗ってやってくる!イタリア

カトリックが中心となるイタリアでは、プレゼントがもらえるのはクリスマスではなく、エピファニアの日というカトリックのお祝いをする1月6日。

そしてプレゼントを持ってくるのは「ベファーナ」と呼ばれる魔女でホウキに乗ってやってくるそうです。

5日の夜になると子どもたちはベッドに入る前に、暖炉や窓に自分が持っている一番大きな靴下をぶらさげておきます。

すると夜中にベファーナがこっそり来て、プレゼントを入れるのですが、1年間いい子だった子にはキャンディーやドライ・フルーツ、悪い子には靴下に炭をごろごろ入れていくそうです。

どうやら、世界のサンタクロースを調べていくと、悪い子にはお仕置きをするという風習が結構多いようで、地域によっては悪い子は連れ去られてしまうという言い伝えがあるところもありました。

日本では、どんなに悪くてもプレゼントがもらえない程度なので、日本の子どもたちは、ある意味恵まれているのかもしれませんね。


さて!ここで編集部からお知らせです!

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