ママと楽しむおつまみにも最高の燻製料理の数々。
独特の香りが食欲を誘います。
キャンプなどアウトドアでは定番ですが、今回は自宅のキッチンでもできる簡単な燻製のやりかたを紹介。
100均アイテムを活用して、しかも難しい手順もなし、これなら普段はあまり料理をしない人でもできるはず!
ぜひチェックしてください!
短時間の燻製方法「熱燻(ねっくん)」なら家でもOK!
木を細かくしたチップを不完全燃焼させて、出てくる煙で燻し食材に香りをつける「燻製」。
一口に「燻製」といっても3種類の方法があります。
- 「冷燻」(れいくん):冷たい煙で数日から、場合によっては数週間かけて作ります。スモークサーモンなどがそうです。
- 「温燻」(おんくん):温かい煙で数時間かけて燻します。ベーコンなどがそうです。
- 「熱燻」(ねっくん):熱い煙で短時間で一気に燻します。簡単に行えるのでキャンプやBBQで楽しむ人が多いです。
「熱燻」はどのくらい短時間でできるかというと、量にもよりますが、わずか20分程度で作ることもできます!
ただし、食材に火を通すことはできません。
なので、基本的にはそのまま食べられるものか、すでに火を通したものが熱燻できる食材になります。
そして、自宅のキッチンでできるのも短時間でできるからこそ!
おそらく多くの人は「温燻」のイメージがあるので、自宅でやったら家の中が燻製の香りで充満してしまうと思うかも知れませんが、20分程度、しかも換気扇がある環境ではそれほどでもありません。
燻製に必要な100均グッズはたったの2つ!
燻製というと、大層な装置が必要になるイメージの人も多いのではないでしょうか?
最近では、家の中でも使える燻製家電もありますが、もっともっとお手軽な100均アイテムで十分です。
【用意する100均 燻製アイテム】
- 土鍋(100均で買いましたが、これは300円でした)
- 蒸し網(土鍋のサイズに合うもの)
そして、もう一つは100均では買うことができませんが、ホームセンターのキャンプコーナーでは定番の桜のチップ。
燻製に欠かせないものです。
その他に使うものは、アルミホイルとクッキングシート。
これはだいたい家にあるものですよね。
20分で完成、燻製の作り方
手順1.土鍋の底にアルミホイルを敷いて桜のチップを乗せます
桜のチップは大さじ2杯程度。
コンロの火の形にすると無駄なく使えます。
手順2.蒸し網にクッキングシート乗せて、鍋にかぶせます
クッキングシートの上に燻製したい食材を並べてください。
ちなみに持ち手のところは切り込みを入れると良いです。
今回は、ちくわ、チーズ、ゆで卵、チータラ、コンビニで買った焼き鳥を使いました。
手順3.蓋をして火をつけます。
最初、強火ではじめ、煙が出てきたら弱火にして8分。
火を止めて、蓋をしたままさらに8分待って香りを定着させたら完成です。
たったのこれだけ。
気になる出来上がりがコチラです!
口の中に入れるとふわっと広がる桜の香り!
これがおいしいんですよね!
燻製する時間は合わせても20分足らず。
たったそれだけの時間ですが、香りはしっかりとつきます。
今回は一番オーソドックスな桜のチップを使いましたが、オークやヒッコリー、メープルなどチップの種類を変えるとまた違った香りが楽しめます。
ちょっとした時間を使ってこんなオシャレなおつまみを作ってくれたら、きっと株も上がるはず!
子どもたちにちょっと大人な味を体験するチャンスにもなるのでぜひ挑戦してみてください!