子どもと一緒にいる時間が増える夏休みがもうすぐやってきます。
親子の話題の定番である、将来の話をするタイミングも出てくるでしょう。
そんなときのために、自分の子供の頃の夢や、子供の頃なりたかった職業は何だったのか?
このタイミングで思い出してみましょう。
公式LINE「パパしるべ総研」のメンバーに聞いたパパたちのなりたかったものについてまとめました。
パパたちの夢はやっぱりテレビの影響が大きい
今のパパ世代が子どもだったのは1980年代から90年代が中心。
おそらく昭和の後期から平成の前半くらいだと考えられます。
バブルから平成不況と激動の時代でしたが、ちょうど共働き世帯の数が専業主婦世帯の数を上回ったくらいの頃で、働き方も違えば、子育ての環境、とりわけ親子の関わり方はだいぶ違ったのではないかと推測します。
まずはそんな時代を過ごしたパパたちのなりたかったものは?
スポーツ選手
ヒーロー
マンガ家
上位はこのようになりました。
トップの「スポーツ選手」の中でも最も多かったのは野球選手。
Jリーグが開幕したのは93年ですから、まだ「プロスポーツ=野球」というイメージが強かった頃ですよね。
2位の「ヒーロー」は、やはりウルトラマンや戦隊モノの名前が挙がりました。
つい先日、映画「シン・ウルトラマン」が公開となりましたが、子どもたちがヒーローものの作品に夢中になるのは今も昔も変わらないように感じます。
だからこそ、上位に入ってくるのも納得ですよね。
そして、3位が「マンガ家」というのは、ちょっと意外に感じる方もいるかもしれませんが、「ジャンプ」「マガジン」「サンデー」をはじめ週刊少年マンガが常にヒット作品を生み出し社会現象となるようになったのは、ちょうどこの頃からだったと思います。
そう考えると憧れる子どもたちも多かったのではないでしょうか?
そして、そのなりたかった理由やきっかけについてもこんなコメントがありました。
- キャプテン翼を見てサッカーをはじめ、翼くんがプロになると言っていたので。(なりたかったもの:サッカー選手)
- カッコよかったから!歌も!(なりたかったもの:サンバルカン)
- 映画のドラえもんを観て、こんな感動できる物語を作れる人になりたいと思いました。(なりたかったもの:マンガ家)
- アニメの影響ですね。(なりたかったもの:探偵)
- テレビを観ていて、ヒーローになりたいと思ったから。(なりたかったもの:ウルトラマン)
このように、テレビ、マンガ、映画といったエンタメの影響が非常に大きいことがわかります。
もちろん今でも影響は大きいと思いますが、YouTubeやサブスク動画サービスがなく、選択肢は今よりも少なかった時代だったので、憧れるものの方向性は今よりも狭かったのではないかと感じます。
ちなみに、その他になりたかったものや理由についてはこんなコメントが届きました。
- 自分の親を見て、自分の子どもと遊びたかった。(なりたかったもの:父親)
- 他に目指すものがなかった。(なりたかったもの:サラリーマン)
- 元々、電車好きでしたが、ブルートレインに乗ったから。(なりたかったもの:ブルートレインの運転手)
- おいしいものを食べたかったから!(なりたかったもの:料理人)
ブルートレイン!時代ですね!
なりたいものを伝えたときの親の反応は!?
また、今回のアンケートではなりたかったものそのものだけでなく、そういった将来の話に関して親子でどんな話をしたかについても聞いています。
なりたいものは親に伝えましたか?
伝えた:75.0%
伝えてない:12.5%
覚えてない:12.5%
この辺りは、やはりこの話題が親子の会話の定番であることがわかる結果だと思います。
ただし、設問ではその相手が父親なのか、母親なのかには言及していないので、どちらに言ったかはわかりません。
そして、その話をした時の親の反応はどうだったのでしょうか?
- いいじゃん!サッカーなら世界中で遊べるぞ!(なりたかったもの:プロサッカー選手
- 応援してくれました!太陽みたいな子になれと!w(なりたかったもの:サンバルカン)
- 喜んでくれた。(なりたかったもの:動物園の飼育員さん)
- 基本放置でした(なりたかったもの:お笑い芸人)
- 強くならないとね!と賛同してくれた(なりたかったもの:ウルトラマン)
- 特になし。(なりたかったもの:大工さん)
- 無反応。(なりたかったもの:マンガ家)
- 野球選手はやめておきなさいと言われた。(なりたかったもの:野球選手かデザイナー)
このようなコメントが届いています。
全体的な印象としてはポジティブな反応とそれ以外の反応が半々くらいでした。
東京オリンピックでメダルラッシュとなった去年の夏、このサイトのアンケートで「子どもがスケボーをやりたいと言ったら?」という質問を聞いた際に、実に100%の親が「やらせる」と回答しました。
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オリンピック効果!子どもにスケボーやらせたいパパが増えてる!?
東京オリンピックで新たに採用された新競技「スケートボード」。 結果はなんと5つのメダルを獲得するメダルラッシュ! しかも!最年少は12歳! 近い世代の活躍を見ていて「自分も始めてみたい!」と子どもが言 ...
このところ子どものやりたいことを後押しすることが、とても大切にされている傾向があるように感じています。
肌感としても、希望を押しつけるようなタイプの親はあまり見かけません。
この辺り、時代のギャップなのではないかと感じます。
また、こんな結果もあります。
わが子のなりたいものを知っていますか?
知っている:62.5%
まだ小さくてわからない:12.5%
知らない:12.5%
その他:12.5%
「まだ小さくてわからない」というところを除くと、わが子のなりたいものを「知っている」というパパが体勢を占める結果となりました。
今となっては不可能ですが、これを30年前にパパに取ったらどのような結果になったか、興味深いところです。
子どもがなりたいものに対してどのようにコミュニケーションを取るかについては、必ずしもこうしなければいけないというものはないかもしれません。
ただ、その機会があったときに自分だったらどうするか?
そしてわが子だったらどのようにした方がいいかについては、一度考えてみてもいいかなと思います。
夏休みの準備は子どもたちだけではないですね!
今回も、ご協力いただき本当にありがとうございました!
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