産後の女性にやってくる「ガルガル期」。
それがきっかけかどうかは別として、「母は強し」という言葉もあるように、子育て中の女性たちのパワーはすごいですよね。
パートナーの男性たちからすると、『妻が怒ると怖い』と感じることも少なくないようです。
そこで今回は、公式LINEアカウントに登録している2500人のパパたちにズバリ緊急アンケート!!
妻が怖いか、怖いと思ったエピソードはどんなものがあるか、聞きました。
その結果から見えてきた男性たちの意外な本音とは?ぜひ最後まで読んでください!
パパたちが外ではいえない妻への本音
結婚歴22年を迎えた編集長ジョージです。
前提として先にお伝えしておきます。
今回はかなり愚痴っぽい内容で、人によっては不快になる場合もあると思います。
ただ、現実としてパパたちがこういったことをリアルな世界で言うチャンスはかなり少ないと感じています。
男性が外で妻のネガティブな面を話すのは、どこかタブーのようなところがあると思います。
パパたちの本音に迫ってきた我々としては、時にはこういうことも参考としてお伝えしたいと思い、今回のアンケートを実施しました。
決して、妻を貶めたりするような意図はありません。
もしかしたら他のパパの声を知って、いろいろな意味で気持ちが楽になる人もいるかもしれないと思っていますので、ご理解いただければと思います。
いろいろな声がありますが、基本的には「お互い様」だと思っています。
きっと、ほぼ同じような声が妻の方からも出てくるものだとも思っています。
また、我々夫たちも知らず知らずのうちに、怒りの引き金を引いていることも多々あるのは重々承知です。
そして、今回はぜひ最後まで読んでいただきたいと思います。
妻の愚痴だけで最後まで行くことはありませんので。
何卒よろしくお願いいたします。
さて!まずはもっともダイレクトなこの質問から。
ぶっちゃけ、妻が怖いですか?
- 怖い:21.1%
- たまに怖い:44.7%
- どちらでもない:7.9%
- 怖くない:26.3%
答えにくい質問に率直に回答いただきありがとうございます。
おおむね「怖い」と感じている人は6割強。
「怖くない」と答えた26.3%の人が勇者のように見えてしまいます。
ちなみに「怖い」と答えた人の結婚年数をみると「5年未満」の方は一人もいませんでした。
結婚年数を重ねるごとに妻の怖さが表れてくるのかもしれません。
では、どんな時に怖いと感じているのか?
こちらも聞いてみましたが、上位はこのようになっています。
どんな時に妻を怖いと思いますか?
第1位:自分への言い方がきつい時(65.4%)
第2位:子どもへの言い方がきつい時(46.2%)
第2位(同率):突然キレた時(46.2%)
第4位:理解不能な行動をとった時(26.9%)
第5位:だいたいいつも怖い(23.1%)
やはり(というのもどうかと思いますが)「言い方」への言及が多かった様子。
「だいたいいつも怖い」というのは、まあ感じ方の問題のような気もします。
そして、具体的なエピソードを聞くとこんな声が届きました。
妻が怖いと思ったエピソード
- スマホばかりいじっている子どもへ尋常じゃない大声でブチギレる。過去にスマホやiPadをバキバキに割ったことがある。そして自分がまた買いに行かされる。(20年未満)
- 自分のかけていたメガネをへし折る(3年未満)
スマホや眼鏡もとんだ“もらい事故”ですね。同情します。
- 家や子どものことで妻が気になることがあれば、「あれやらせた?」「これやらせた?」と確認から入り、「なぜやらせないの」と指示に変わり、こちらが怒られる。自分でしないで相手がする前提で全ての会話が行われる(20年未満)
- 極稀ですが、自分だったら精神的にこたえるなと感じる言い方で子どもにまくし立てている時がある。その時の言葉遣いは聞いていて辛い。(10年未満)
- 子どもの勉強で間違えが多かったので怒鳴っているのを聞いて、そんなに強く言わなくても…と口を出してしまった所、じゃあ自分でやってみろ!とこちらまで飛び火してからは同じような事が続いています。(20年未満)
- 普段温厚だが、言う事を聞かない子どもに対して我慢が出来ず、突如キレて口調が荒くなった。(10年未満)
- 毎朝子どもに怒ってる。いつも何かに怒ってる。(20年未満)
まあ、子どもたちも怒らせるようなことをしているのかもしれませんが、聞いていてつらいですよね。
- 「これやっといて」とよく頼み事をされますが、逆に「これやっといて」と言うと「何で私がやらないとダメなの!」とキレられます。キレる意味が分からず怖くなる時があります。(20年未満)
- 夫婦喧嘩で警察呼ばれた。熱があるのに家を追い出された。会社から帰ると鍵がかかっていて玄関に衣類の入ったボストンバッグが置かれていた。(20年以上)
心中、お察しいたします。
- 気に入らないと直ぐ殴る。体罰が当たり前だと思っている。(20年以上)
これは問答無用。
こういう男性もいると思いますが、いずれにしても手が出る場合はなんとか対策する必要がありそうです。
- 私は子育てに向いていない、あなたに比べて何もできていない、いないほうがマシ、といったネガティブな感情を全力で投げかけられると回答に窮するし突然いなくなるんじゃないかという別の怖さがあります。。。(10年未満)
確かに、違った意味で怖いですね。
では、皆さん怖いと思ったときにはどうしているんでしょうか?
妻が怖いと思ったとき、どうしてますか?
- 放置、関与しない:36.0%
- ご機嫌を取ろうとする:20.0%
- その場を離れる:16.0%
- 話を逸らす:12.0%
- 聞く:4.0%
- その他:12.0%
気持ちはわかります。ものすごーくわかります。
それでも「聞く」という人は4%しかいないのもまたよーくわかります。
まずはいったん嵐が過ぎるのを待ちたいですよね。
また、怖いと思うようになったきっかけはどんなものなんでしょうか??
なぜ、妻を怖いと思うようになったんでしょうか?
- いつもは温厚だけど、溜まりに溜まった怒りをドカンとぶつけてきたときの言動が恐怖だった(3年未満)
- キレたら何するかわからない。過去に遅く帰宅したら玄関に布団がひいてあった(20年未満)
- キレる理由がサッパリわからないので(20年未満)
- くだらない事でも一度怒り出したらしばらく収まらなく言葉も酷くなるので。(20年未満)
- こっちが強く言うと直ぐイジけるので、優しく付き合っていた。次第に調子付いて、全て自己都合で思い通りにならないと気が済まなくなった。(20年以上)
- これまでの結婚生活のなかで本音を言い合い過ぎたからかな?(20年以上)
- 妻に余裕がなくなると相手にすき放題、暴言を吐く。事あるごとに「あなたは稼ぎが悪い」とお金の話ばかりで助け合う気がないと感じたから(20年未満)
- 子どもが生まれてから段々威圧的な態度を取ることが増えてきた。(20年未満)
- 子どもに暴力として矛先が向いてしまうのではないかと感じたことをきっかけに。(10年未満)
- 声のトーンと圧がすごい(20年未満)
- 怒ったときの言い方がキツく、自己肯定感が下がる。(3年未満)
- 夫婦2人のときは自分がそんなことを言われることはなかった。やはり、思うようにいかない子ども相手だとこんな場面もあるんだと思った。(10年未満)
- 普段とキレた時の落差が激しい。(10年未満)
やはりここでも言動=言い方がポイントになっていますが、同時に予測不能という側面も大きいようです。
妻の怒りに限らず、予測できないものが一番怖いものです。
さて、ここまでは愚痴っぽいネガティブなところをまとめてきましたが、ここからはカウンターパートの始まりです。
それでも妻を愛してる!夫の本当の気持ちとは...?
ここまで怖いというエピソードが揃ったところでなんですが、夫たちはそんな妻のことを本音ではどう思っているのでしょうか??
こんなことを聞いてみました。
怖いと思っていても妻を愛していますか?
- はい:73.1%
- いいえ:11.5%
- わからない:15.4%
この結果、どう感じるでしょうか?
「ウソでしょ!」と思う人もいるかもしれませんが、いろいろなパパたちと交流をしているものとしては、肌感覚としては割とリアルな感じがします。
ただ、女性たちからすると「何言ってるの?」って感じかもしれませんが。
さらに、こんなことも聞いてみました。
怖いと感じている妻のいいところはなんですか?
- いつもは子どものことをしっかり考えてるし、優しく対応している。怒って怖いときはキャパの問題もあると思う。(10年未満)
- かわいい(20年以上)
- きれい好き、子育てに積極的。子どもの前でもイチャイチャしてくる。(20年未満)
- しっかりもの、普段は優しい、尽くすタイプ、面倒見も良い(3年未満)
- ストレートなところ(20年以上)
- テキパキと家族に指示を出すところ。自分では動きませんが。(20年未満)
- 外では自分を立ててくれる。子どもの為に私以上に一生懸命なところ。(20年未満)
- たまに優しくしてくれる。(20年以上)
- 考え方はしっかりしていて共感出来るし、高学歴で賢い、常日頃から尊敬している。(10年未満)
- 子ども3人の複雑な予定をよく把握している。(20年未満)
- 子どもとちゃんと向き合って遊んであげていること(10年未満)
- 自立している。夫の収入に期待していないのでメンタル的に楽。(20年以上)
- 芯が強い。切り替えが早い。(20年未満)
- 努力家で仕事の為に資格取得したり、勉強している(20年未満)
- 平時はいつも家族の事を考えて子供を楽しませたり、イベントを行ったりしてくれる。(5年未満)
続々と出てくるポジティブな言葉。
これが妻を怖いと思っている人が言うことか?という印象もあるかもしれませんが、その多くは「いつもは」「平時は」といったところ。
つまりは着火しないことが重要なようです。
そう考えると、我々夫たちや子どもたちがいかにそこを回避できるかにかかっているように感じます。
そして、今後の夫婦のことも聞いてみました。
今後、妻とやりたいことはなんですか?
- クルーズ旅行、オーロラを見る、家を建てる(3年未満)
- いつか昔のように妻と二人で旅行にいけたら良い(20年未満)
- 二人でまったりと温泉旅行(3年未満)
- 旅行。ハイキング。今年延期になった結婚記念日のお祝いランチ。(10年未満)
- デート的お出かけ(20年以上)
やはり多かったのは「旅行」と「デート」。これはもう本当に鉄板ですよね。
仕事に子育てに忙しい時期が落ち着いたらゆっくり時間を取りたいものです。
とはいえ、問題は妻の方が一緒に行きたいと思ってくれるか?
そこをクリアするためには、今が踏ん張りどころなんだと思います。
- ガーデニング、ランニング(20年未満)
- 月一回くらい、ゆっくり2人で話したい(20年未満)
- 朝から晩まで2人でゴロゴロする。(20年未満)
趣味もいいですよね。そしてとにかくゆっくり&ゴロゴロ。憧れます!
- 怒り方に関しては冷静なときに一度話したい(10年未満)
そうそう、話し合いも重要。これも確かにやりたいことだと思います。
- 子どもが二十歳になる60歳で別居。別に離婚するつもりはないが誰からも干渉されないで生活したい(20年未満)
なるほど、そういう考え方もあるかもしれませんね。
夫婦ごとにいい距離感を探ることも大切ですよね。
- 3人目は欲しいなと。(10年未満)
これはもうただただ応援させてください!幸運を祈ります!
いろいろな声や結果が出ましたが、どう感じたでしょうか?
きっと男性だけでなく、女性もこの記事を読んでいると思いますが、それぞれが自分たち夫婦に照らし合わせて考えてみてください。
日本では「産後クライシス」なんて言葉もあって、さらにその後も「クライシス」と呼べる夫婦の危機やピンチがたくさんあると思います。
しかし、この「クライシス」という言葉は「危機」という意味以外にも、「境目」「分け目」という意味もあるんです。
たびたびやってくる「クライシス」を改めて考えるきっかけにして、前向きに家族を楽しんでいきましょう!
怖くても愛しているならなんとかなるはずですよね!
今回もご協力いただきありがとうございました。
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