夫婦の家事分担「夫5割」が最多という結果に!どうやって分担してる?

共働き夫婦が主流の現代だからこそ、夫婦の大きなテーマである家事分担。

皆さんのリアルな事情や理想を調査したところ、意外な結果が..!

そこにはどのような工夫や努力があるのか、また困っていること悩んでいることとは?

公式LINE「パパしるべ総研」のメンバーにリアルな実態や思いを聞きました!

夫婦の家事分担に悩まれている家庭の参考になれば幸いです。

夫から見た家事分担の理想と実態のギャップは!?

もちろん今回の結果は全てパパの自己判断。

ママから見たら違う!と突っ込みたくなる場合も多々あると思いますが、その辺りは温かい目で見守りください。

それを踏まえて、まずは、パパたちが考えている家事分担の理想は何対何なんでしょうか?

結果がコチラです。

夫婦の家事分担の割合【夫:妻】の理想は?

  1. 5:5 72.2%
  2. 4:6 19.4%
  3. 8:2 5.6%
  4. 7:3 2.8%

明確に数値を示さなかった回答を除いた割合ですが、ちょっと驚きの結果。

7割以上が5:5というイーブンを理想としていて、7:3、8:2という夫自身の方が負担が大きいことを理想とする人も1割近く。

妻の方が負担が大きいことを理想とした人は2割にも満たなく、かつ4:6とわずかながらの負担差。

もちろん例によってアンケートに回答したメンバーは家事育児に積極的なパパで構成されていることを考えても、ここまでとは思いませんでした。

さて、理想はさておき、実態はどうなのかが気になるところですよね。

続いては現状の結果です。

夫婦の家事分担の割合【夫:妻】の現状は?

  1. 5:5 25.6%
  2. 6:4 15.4%
  3. 4:6 15.4%
  4. 7:3 15.4%
  5. 2:8 10.3%
  6. 3:7 10.3%
  7. 9:1 2.6%
  8. 1:9 2.6%

イーブンの5:5を除いて見ると、夫の方が負担が大きい方は33.4%。

妻の方が負担が大きい方は38.6%と僅差!

これもまた驚きの結果ですよね。

世の中ではパパは家事をしないというイメージがあると思いますが、パパしるべ総研のメンバーは違う様子。

もはや変わった人たちの集まりみたいな感じですね(苦笑)。

ちなみに、理想の割合と現状の割合が一致している人の割合は25%。

これもまた思ったより多いように感じます。

どうやって家事分担を決めてる?

様々な家事分担の仕方があると思いますが、皆さんどんなポイントで分担を決めているのでしょうか?

分担はどのようにしていますか?

  1. 明確にはしていない 47.5%
  2. 家事ごとの分担 40.0%
  3. 時間での分担 5.0%
  4. その他 7.5%

一般的な分担のイメージだと「家事ごとの分担」が多いと思われそうですが、もっとも多いのは「明確にはしていない」という方でした。

これもまた意外な結果かもしれません。

ちなみにその他という方からのコメントはコチラ。(一部)

  • 分担ではなくシェアをしています。
  • 基本的に、空いている方が空いている事をやる。スペースをうまく活用して、近代サッカーの如く。

最近では、浸透してきた「家事シェア」という言葉も聞かれました。

合わせて、現在の家事分担になった経緯も聞きました。

現在の家事分担になった経緯は?

  1. なんとなく 72.5%
  2. 夫婦で話し合って 12.5%
  3. その他 15.0%

決めていない人が多いことからも想像がついたことかもしれませんが「なんとなく」が7割を超えていう圧倒ぶり。

話し合っている人は約1割という状況です。

妻との家事分担で大切なこととは...?

明確な基準がないままに、なんとなく決まっていることが多い家事分担。

それをスムーズにするためにはどんな努力をしているのでしょうか?

皆さんのコメントを見ると、やはり妻との調整を大事にしている声が多く見られます。

  • 妻のルールやり方を徹底する。
  • していなかった時はそれなりの理由があったと思ってこっちがやるようにしています。
  • 妻の行動の先をよむ。(合っているかは別ですが)
  • 何をするか、具体的に聞くように心がけている。
  • 日々の生活で無理なくできるよう話し合う。
  • スケジュールは早目に共有する。
  • 両方が偏りなくできるようにしておく。
  • 互いにやったことをプチ自慢して感謝し合う。

やったことをプチ自慢するというのは斬新な考えですね。

確かにそうしてくれるとタイミング的に感謝しやすいですね。

続いては、ルールやマナー的なもの。

  • 相手がやってくれていることに文句や小言を言わない。文句があるなら自分でする。自分に家事が偏っていると思ったら遠慮なく休んで良いという共通認識を持つ。
  • 得意・不得意をお互い認識する。
  • どちらも家事を全てこなせるようにしておくこと。どちらかに偏っていたり、担当性だと、どちらかができないときにフォローすることになる。決めていなければ、フォローではなく自分のやることになる。
  • 子どもの世話を交互に見て、手が空いている方が家事を進めている
  • 週末は同じ時間にそれぞれの家事をするようにしている。妻が家事をしているときは自分もやることないかとにかく探す。なければやることないか聞く。
  • 家事の見える化。
  • ホウレンソウ。
  • 仕事帰りに連絡を取って買い物等スムーズにいけるように。可能な時は献立を朝には決めて、お互いに伝達をして、どちらもが作れるように。

夫婦とはいえ他人ですからうまく察することが出来ないことの方が多いもの。

しっかりとしたルール作りは効果がありそうです。

そして、内容として一番多かったのがこちらです。

  • お互いに「ありがとう」を言う。
  • 感謝する。
  • ありがとうって伝える事を大事にしています。
  • お互いがしてくれたことには感謝する。
  • やってもらった家事は「ありがとう」と声をかけるようにしている。

やっぱり何事も感謝ですね。

これは家庭内だけではないでしょう。

ちなみにこういう方もいました。

  • いろいろやっているが功を奏していない。

リアルな状況を教えていただきありがとうございます!

ともに試行錯誤していきましょう。

家事分担で困っていること、悩んでいること

ラストは家事分担で困っていることや悩んでいること。

やはりここでも妻に関するものが多数挙がりました。

  • 妻が自分ごとを優先する。
  • 妻とのやり方の違い。例えば、洗濯物の干し方とか、ゴミの分別の仕方など。
  • 妻のハードルが高い。
  • 妻の家事達成度の基準が高く、そこまでやりきれない自分にダメ出しをしてしまう。
  • 妻の家事能力が低い。なし崩しでどんどん私の負担が増え、今では洗濯機のボタンを押すぐらいしかしない。
  • 妻は、私がせっせと家事をしている間も、座ってゲームしていたりするのを見るとイライラする。
  • もう少し相手に家事をやってほしい
  • もともと妻が料理をし、自分が洗い物をすることが多かった。最近は半分以上自分が料理をするようになったが洗い物はほぼ自分がやるままで変わらない。何でだ?
  • 仕事が朝早く夜遅いので自ずと家事分担が妻によってしまうこと。
  • 自分と妻とが取り組むテンポが違う。自分は全て終わらしてからゆっくりしたいが、妻はゆっくりしてから家事をするようになっているので、互いにストレスを感じることもある。
  • 正直、仕上がりの悪さは少し妥協してもらいたい
  • 朝のお弁当は出来れば交代でやりたいなーとは思っています。
  • 手すきの時はこっちのも手伝って
  • お互いに家事の分担についてどう感じているのかを夫婦で話し合えていない。
  • 妻は文句ありそう。

最後に「妻は文句がありそう」というコメントがありましたが、いろいろと言いたいことはあっても、相手にも同じ事が考えられます。

お互い様だと思いながら、穏やかにいきましょう。

最後にその他の困りごと、悩み事を紹介します。

  • どちらかが体調崩した時が心配、一人で全部しないといけない。
  • ホウレンソウが面倒
  • ママがつわりで不調な中、2歳の娘が「遊んで!抱っこして!私もやるー!」で家事が思うように進まない
  • やらない家事についてはお互いの理解が深まらない
  • やりたくない家事は押し付けてくること
  • 家事分担で何度も夫婦で言い合いになった。女性が家事をするという固定観念はおかしいという妻の言い分を聞いて、出来るだけしようと思っていたら、いつの間にか自分に偏っていると思うようになってしまい、不満が溜まった。共通認識を持てるようになるまでかなり時間が掛かった。でも、役割分担を明確に分けてしまうと、相手の不足が気になってしまうので、やめた。
  • 外部(家事支援サービスなど)にどれくらい頼ると良いのか、、、検討中です
  • 共稼ぎで家事にも育児にも時間が足りない。自分がもう少しシゴトをセーブできるよう「昇進よりより家庭重視キャラ」を演じているが職場が一般的なキャリアを構築させることを諦めてくれない。
  • 時々手抜きしたいけど、地域柄外部サービスを活用するような空気感がないため、少し憚られる。
  • 早く子どもたちが家事の戦力になって欲しいです。

いや、悩みは尽きないですが、子どもが戦力になることを願うばかり。

ただ、その頃には子どもたちにも外の世界があったりと、どうなるかはわかりませんね。

まずは夫婦で話し合って、自分たちのスタイルを築き上げていきましょう!

今回も、ご協力いただき本当にありがとうございました!


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