家事に取り組むパパが増えている一方で、「料理」だけはママ任せ…というご家庭も多いのではないでしょうか。
やってみたい気持ちはあるのに、どうしても料理に苦手意識を持ってしまうーそんなパパは少なくないはずです。
でも、料理の苦手は克服できます。
大切なのは「ちゃんとした料理」を目指さないこと。
この記事では、料理が苦手なパパに向けて、アドラー式子育ての第一人者・熊野英一さんが、苦手克服につながる3つのポイントをやさしく解説します。
料理に限らず、あらゆる苦手に通じる考え方です。
読み終えるころには、キッチンに立つ最初の一歩を踏み出したくなるはず。
まずは「妻の負担を20%減らす」ところから始めてみませんか?
料理の苦手克服は「現在地の確認」から
洗濯や掃除などの家事は人並みにできるのですが、実家や寮で過ごす時間が長かったせいか、料理だけはどうにも苦手です。
妻に負担が偏ってしまっているので少しはできるようになりたいのですが、どうしたらいいでしょうか?
確かに経験に紐づくものかもしれませんが、料理に苦手意識を持っている男性は多いように感じます。
そんな中、パートナーの負担を減らすために頑張ろう!という意識は本当に素晴らしい!
いい方法がないか考えていきましょう!
料理で目指すゴールは何か?
あなたが頭の中でイメージする料理はどんなものでしょうか?
実家でずっと食べてきた親の料理やパートナーが日々作る料理、もしくは外食で出てくる料理や、テレビなどのメディアで見る料理かもしれません。
そのほとんどはすでにある程度のスキルを習得した人が作る、味も見栄えもばっちりなものだと思います。
ただ、それらの料理を作っている人も全員最初からそこまではできなかったのです。
料理の苦手克服のためのポイント①
ちゃんとした料理を目指さない
あなたが料理をしようと考えた時、どうしてもその「ちゃんとした料理」を目指しがちです。当然、それは難しいこと。
でも、イメージしちゃうからこそ作っている間も、出来上がりにも納得いかない状況になってしまうでしょう。
そうすると、やる気も下がってしまうし、「どうせ無理」を感じて、自ら勇気をくじいてしまいます。
だからこそ、まずはとにかくハードルを下げることが大事。
一流料理人が作るような「ちゃんとした料理」を目指すことをやめて、「見栄えはいまいちだけどまあ食べれる」くらいの料理からスタートする気持ちを持つことをオススメします。
自分は料理の「何が」苦手なのか?
一口に「料理が苦手」と言っても、実は様々なタイプがいると思います。
包丁を使うのが苦手、味付けが苦手、段取りを考えるのが苦手など、よくよく考えると特に苦手なポイントがあるはず。
仕事やスポーツを始めたばかりのころ、「何からやっていいかわからない」という状況になった経験がある人も多いと思います。
この状況になる背景には、「現状の自分は何ができないのか?」というところを把握できていないことがあると思います。
料理の苦手克服のためのポイント②
料理における自分の現在地を見極める
まずはちゃんとできなくていいので、とりあえず何か料理を作ってみましょう。
ただ、その時、自分が苦手なのがどのポイントなのかを意識してみてください。
もちろん「全部苦手」という人もいると思いますが、突き詰めるとおそらく特に苦手なものがわかると思います。
そして苦手なポイントがわかったら、そこに工夫を加えてみましょう。
例えば....
今は便利な世の中です。
アイテムもいろいろなバリエーションがあるし、AIや動画などでポイントを絞ったレシピを探すこともできます。
苦手なところを克服するというよりも、そこは便利なものにおまかせするスタイルがオススメです。
意識改革で料理の苦手を克服!
モチベーションアップがキモ!
料理に限らず素人が上達する方法の王道は「ちょっとずつ練習すること」です。
ハードルを下げて、現在地を知って便利なものを取り入れて、いよいよ一歩を踏み出したら、そのモチベーションをキープすることがとても大切になります。
料理の苦手克服のためのポイント③
家族の好物を作ってみる
もちろん「ビーフストロガノフ」とか「とろとろオムライス」みたいに素人ではハードルが高すぎるメニューは避けた方がいいですが、好物の中にはそれほど難しくないメニューもあるはずです。
そのメニューであれば、家族の「おいしい」を聞ける可能性は高いと思います。
もちろん完璧にできなくても、自分の好きなものを作ろうとしてくれたのであれば悪く言う人はすくないはず、という前提もありますが。
要は、作った先にある「おいしい」こそ、モチベーションにつながると思います。
だからこそ、あれもこれも作ってみるより、まずはひとつのメニューをある程度極めるつもりで臨んでいくと、慣れることも早いですし、オススメです。
料理の苦手意識を変える「3つのリフレーミング」
モチベーションとともに必要な心構えとしてやはり「苦手意識」のアプローチが大切だと思います。
そこでアドラー心理学のメソッドを使って苦手意識を減らすことができないか、考えてみたところ、「リフレーミング」がぴったりだと感じたのでお伝えします。
「リフレーミング」は、直訳すると「再構築」。
つまりひとつの出来事や事実に対して、視点を変えて捉え方を再構築することです。
それを料理で使ってみましょう。
少しでも捉え方が変わると取り組む姿勢も変わってくると思います。
そもそも「料理ができない」というのは思い込みです。
というのも料理にもいろいろな種類があるし、レベルも様々。
それを短絡的に「できない」と括ってしまうのはいいことではありません。
パートナーの負担を100%減らすことはできなくても、20%減らせるようになれば御の字。
できることを一つずつ増やせるように、取り組んでみてもらえたらと思います。
熊野さん、ありがとうございました!
改めておさらいすると…
ポイント
- ポイント① 目指す料理のハードルを下げる
- ポイント② 何が苦手なのか現在地を知り、それを助けてくれるものを使う
- ポイント③ 喜んでもらいやすいメニューに絞ってトライ
ある程度料理ができるようになると、自分の好きなものも好きな味付けで作ることができるようになりますよね。
たぶん、いつも誰かに作ってもらわないといけないのは不便だと思うので、できる範囲でやってみましょう!
著書のご紹介
また、熊野さんのアドラー式コミュニケーションの講座では、家庭はもちろん仕事でも使えるコミュニケーションのコツを学ぶことができます。
「子育てが思い通りにいかない」「仲良くしたいのに夫婦関係がギクシャクしてしまう」「職場の人間関係がうまくいかない」など、悩みを抱える方は自分で解決できるためのコミュニケーション術を学びます。
こちらも気になった方はぜひチェックしてみてください!
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